|
きしの友だちの3びきのドラゴンが、かぜをひいた。きしはたすけてあげようと、魔法つかいにたのんで、かぜにきくスープをつくってもらったが…。心やさしいきしと、あまえんぼうのドラゴンたちの、ゆかいなお話。ことばあそびがいっぱいの、たのしい絵本。
ドラゴン3兄弟が風邪をひいて、騎士が何とかしようと魔法使いに変なものをたくさん入れた魔法のスープを作ってもらうが、見た目は汚いし臭いし味まで悪い。もう一度作ってもらうがやはり同様でまずそうで、実際まずい。三度目は騎士が母に美味しい普通のスープを作ってもらい、やっとドラゴンたちがスープを飲めて、風邪も治ってしまう。でも最後は騎士が風邪?!
文章や言葉にリズムがあって、うまく読み聞かせできるので、読み聞かせ向き。たしかに、爪や垢を入れたスープより母親の味のほうが美味しいに決まってますよね。最後のオチも面白く、3歳の娘も「えーっ、騎士さんが風邪ひいちゃうの!?」と笑っていました。 (えみりん12さん 30代・ママ 女の子3歳)
|