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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本

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新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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おるがん

ママ・40代・愛知県

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おるがんさんの声

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自信を持っておすすめしたい 何でもさかさま  投稿日:2016/09/01
さかさ町
さかさ町 作: F.エマーソン・アンドリュース
絵: ルイス・スロボドキン
訳: 小宮 由

出版社: 岩波書店
大人が読むと、いろいろな事に疑問を持ってしまいますが、
子どもは純粋に「さかさ町」を受け入れて、楽しんでいました。
さすが、子どもは柔軟です!

絵がほのぼのとしていて、色合いもよく、さかさ町へ突然行ってしまった不安を感じさせず、安心して読めます。
ユーモアもあって、男の子にもうける本です。

子どもと、自分で考えた理想の町を話し合ってみました。
子どもの発想にびっくりしました。
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自信を持っておすすめしたい おれは、じぶんの子をもってるんだ!  投稿日:2015/11/15
リンドグレーン作品集 19 山賊のむすめローニャ
リンドグレーン作品集 19 山賊のむすめローニャ 出版社: 岩波書店
山賊のかしらマッティスは、一人娘のローニャを溺愛しています。
しかし、生きていくことに必要なことはちゃんと教えているし、箱入りにするのではなく、危険なことから自分を守る術を教えて外へ出しているし、とても素敵なお父さんです。

でも、敵対する山賊との争いで、相手の息子を痛めつけ捕まえる粗暴なところがあります。
それをきっかけに、ローニャは父親に反感を持ち、離れていきます。
その時にマッティスは言ってはいけないことを口にします。
「おれには、子どもはいない」

親の立場と子の立場の両方を経験しているわたしは、どちらの気持ちも痛いほどわかります。
子どもの立場しか経験のない子どもたちは、ローニャに共感してマッティスに腹を立てるでしょう。

でも、最後まで読んで親の気持ちを分かってもらえると嬉しいなあを思います。

二人がどう和解するのか、そして「おれは、じぶんの子をもってるんだ!」というせりふにつながるのか、どきどきして読んでもらいたいです。
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自信を持っておすすめしたい 賢治の世界にぴったりの絵  投稿日:2015/11/15
宮沢賢治の絵本 猫の事務所
宮沢賢治の絵本 猫の事務所 作: 宮沢 賢治
絵: 植垣 歩子

出版社: 三起商行(ミキハウス)
まず表紙で涙を浮かべた黒いねこの顔が半分、大きく描かれているので、この黒いねこに悲しい出来事がある予測ができます。
表紙をめくると、題名と共にかまどの中に寝ているねこの姿が描かれています。
「かま猫」という言葉を理解できない現代の子どもたちのために、この絵を最初に見せることで、物語に入りやすいです。

そして、文章と絵が一体になっていて、とても読みやすいです。
猫たちの表情も豊かで、室内を色々な角度から描かれているので、自分もその場にいるような感覚になります。

他の出版社の絵本も読んで、比較してみたくなりました。

おはなしの内容は賢治らしく、弱い立場のものへの応援に感じました。
表紙と裏表紙の裏に描かれた木が、寒々しいなかで精一杯、葉をのばしている絵から、葉はなくなっても暖かい背景になっている絵に変わっています。
おはなしの内容を表していると思いました。
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なかなかよいと思う 難解だけど心地よい  投稿日:2015/09/06
チュウリップの幻術
チュウリップの幻術 作: 宮沢 賢治
絵: 田原田鶴子

出版社: 偕成社
美しい庭園の絵にひかれて読みました。
本来、絵本は文章を絵が補足しているものは良くないのですが、
この幻想的なおはなしを素晴らしい絵が読解を促してくれます。

人を惑わすものが世の中には多いものです。自分をしっかりを持っていなければ、つい誘惑されてしまいます。
宮沢賢治がそんな思いでこのおはなしを書いたとは思いませんが、現代の危うさを予見していたのではと思ってしまいました。

みなさんの素晴らしいレビューに、宮沢賢治の魅力を教えていただきました。
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自信を持っておすすめしたい 絵本の幅が広がった!  投稿日:2015/08/04
ライフタイム いきものたちの一生と数字
ライフタイム いきものたちの一生と数字 文: ローラ M.シェーファー
絵: クリストファー・サイラス・ニール
訳: 福岡 伸一

出版社: ポプラ社
物語のような語り口ですが、内容は興味深い情報です。
動物にまつわる数字に忠実に絵も描かれています。
ついつい数えてしまいます。(信用していないわけではないのですが)
最後のタツノオトシゴのあかんぼうを数えている途中で断念してしまいました。

つやのない紙で優しい色彩の絵がいいです!
夏休みに親子でゆっくり読むのに最適な本です!
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自信を持っておすすめしたい 伝えること  投稿日:2014/12/20
マッチ箱日記
マッチ箱日記 文: ポール・フライシュマン
絵: バグラム・イバトゥリーン
訳: 島式子・島玲子

出版社: BL出版
字の書けなかった少年の頃に残した日記は、マッチ箱に思い出の品を入れておくこと。
それをひ孫に見せながら、その頃の苛酷な思い出を話し聞かせます。
マッチ箱を開けながら、つぎはどんなお話が入っているのか楽しみになってきます。
辛い話もこんな演出があったら耳を傾けられます。
まねをしてみたいと思わせてくれますね。
自分の話を聞いてもらいたいときに、工夫が必要だと感じました。
このおじいさんはそんな計算などないでしょうが・・・

温かい絵がこの物語にぴったりです。
おじいさんの部屋に置いてあるものを興味深く見れました。
もしかしたら、博物館なのでしょうか。

女の子が飛行機のなかで箱に入れているものはなんでしょうか。
おじいちゃんにもらったものもあるのかな。。。
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なかなかよいと思う 冬にぴったり  投稿日:2014/12/20
ふわふわふとん
ふわふわふとん 作・絵: カズコ・G・ストーン
出版社: 福音館書店
寒くなって、あたたかいふとんをさがす虫たち。
途中でしもばしらから降りれなくなった虫が、ががいもの種があたたかいと教えてくれます。

ががいも?早速ネット検索!
見たことの無い植物です。
実の中に綿毛がたくさん詰まっています。

絵本ではどんなふうに描かれるのか楽しみにしながらページをめくります。
虫たちにとってががいもは巨大なんですね。
新しく仲間も増えてひっぱっていきますが、なかなか大変。
親切なねずみが助けてくれました。

そしていよいよ、ががいもの実から綿毛を出します。
期待通りのふわふわの綿毛です。
虫たちの達成感と喜びが伝わってきます。
自分も綿毛に包まれたように思えますよ!
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なかなかよいと思う 想像がふくらみます  投稿日:2014/12/20
おばけかぞくのいちにち
おばけかぞくのいちにち 作: 西平 あかね
出版社: 福音館書店
おばけの絵本はたくさんありますが、この絵本はおばけと人間の家族の暮らしを対比させていておもしろいです。
家族構成も同じで、人間もおばけも子どもは同じ保育園へ行っています。
違うのは人間は昼間、おばけは夜に行くのです。
お父さんも仕事へ行きます。おばけのおとうさんの仕事は人間を驚かすこと。
お母さんは家事をします。お買い物はおばけマートでします。
面白いものばかり売っています。
おばけも食事をするんですね。

自分たちと違った生活するものたちがいるんですね。
いろんな地方や外国の風習が違うのと同じです。
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なかなかよいと思う 思いがけない仕掛け  投稿日:2014/12/20
もちづきくん
もちづきくん 作: 中川 ひろたか
絵: 長野 ヒデ子

出版社: ひさかたチャイルド
わが子が通った幼稚園では毎年、杵で餅つきを体験させてもらえました。
こんなことがなければ経験することはなかったでしょう。

もちつきの出前サービスとは、面白いですね。
これだけで心惹かれます。
大きなウスを、なんと玉乗りのように上に乗ってころがして行くのです。
お正月前以外は、この芸で食べていけそうです。

ただお餅を作るだけの絵本ですが、楽しい仕掛けがあって、一緒にお餅つきをできるんです。
わらべうたと一緒で、ぺったんぺったんとリズムよく唱えると、心が落ち着いてくるようです。
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なかなかよいと思う 実話に感動  投稿日:2014/12/08
ありがとう、フォルカーせんせい
ありがとう、フォルカーせんせい 作・絵: パトリシア・ポラッコ
訳: 香咲弥須子

出版社: 岩崎書店
今では教育現場では知られている学習障害ですが、作者が子どもの頃には知っている先生は少なかったようです。
その立場の子どもの苦悩がひしひしと伝わってきます。
周りの大人が、どう寄り添ってその苦悩を分かってあげることの大切さをあらためて感じました。

素晴らしい大人との出会いで、子どもは救われるのですね。
子どもの声に丁寧に耳を傾けるそんな大人になりたいです。

本を読み始めるときの儀式がとても素敵でした。

最初と最後のページの文章の文体ですべて書かれていたらよかったと思いました。
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