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お母さんの気持ち
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投稿日:2011/09/29 |
ひとりぽっちのリスが森で卵を拾ってきました。
リスは卵を大事に暖めて、ヒナが生まれるとたいそう喜んで
村から聞こえた鶏の元気な声にちなみ”かっこう”と名づけました。
ヒナのために毎日えさを探して、ヒナはすくすくと育ちました。
ヒナもリスのことが大好きでした。
ところがある日、もぐらが余計なことをいいました。
ヒナは自分とお母さんは違うのかと悩むのでしたが、
「おなかが痛いのすこしなの」というとやさしくなでてくれるリスが「ああ、やっぱりお母さんに違いない。」と思いました。
でも、とうとうヒナは自分の体とリスの体が違うことに気づき
空を舞う1羽の鳥を見て、
「あれが本当のお母さんじゃないかしら」と飛んでいきました。
・・・大事に育ててきたヒナがいなくなり、リスは泣きました。
カラスが「山の桜が咲いたなら戻ってきましょうよ」となぐさめました。秋になり、冬になり、やっと春がきて山の桜が咲きました。
リスはずっと桜を見て待ちました。ヒナは帰って来ません。
やがて桜は散り、
「ああ、桜も散ってしまった。」
とリスはつぶやいたまま動くことが出来ないでいました。
それからもヒナを待ち続けたリスは、だんだん体が細くなり、目はくぼんでいきました。
そして 夏のある日、とうとうリスは鳥になり、大空に羽ばたいていきました。
・・・森の中、「かっこう」 「かっこう」と子供を捜す
リスの子供を呼ぶ声が響きます。
ふもとの人たちはこの鳥を「よぶこどり」と呼ぶようになりました。
ヒナを思うリスの気持ち、リスを思うヒナの気持ちが丁寧に画かれて
いて、泣いてしまいました。子供はきょとんとしていましたが
子供よりも私が好きな絵本です。
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やっと出会えた絵本
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投稿日:2011/09/27 |
妻が子供の頃に読んで強く心に残っていた絵本です。
タイトルが思い出せなくて、ラーメンとうさぎのキーワードで探し
やっとたどり着いた時には、絶版という結果でガッカリしました。
ところが、この本の探している方が私たち以外に多くいたようで
それから数年後に復刊したのです!ひさかたチャイルドさんに感謝です。
妻はとても喜びました。子供の時読んでもらった絵本にまた会える幸せ
同じ本を自分の子に読んであげる幸せ・・とても素敵なことだと思いました。
ふしぎなおきゃくを追いかけて森の奥へ入って行く場面はドキドキして
怖い感じ、でもでてきたのはお化けじゃなくてうさぎさんというなんとも不思議なお話と、おいしそうなラーメンの絵に引き込まれます。
おすすめです。
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やさしい気持ちになります
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投稿日:2011/09/26 |
うさぎさんが作ったいすに置かれたどんぐりが
いろんなものに変わっていきます。
からっぽにしてはお気の毒と他人を思いやるやさしい気持ちが
どんどんつながっていきます。
きつねさんが持ってきた焼きたてのパンがおいしそうで、
私ならパンに蜂蜜つけて食べてしまうなあと思ったのですが。(笑)
パンをじっぴきのりすさんがおいしそうに食べています。この絵が好きです。
ロバさんのとぼけたオチでおもしろい!
「そんなわけないやろ!」と3さいの子がつっこみます。
大人にもおすすめの絵本だと思います。
続編の”ごろりんごろんころろろ”もおすすめです。
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絵本のひみつ
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投稿日:2011/09/26 |
林明子さんの絵本はみんな好きです。
このあさえとちいさいいもうとは上の子が卒園するときに先生から
頂いた絵本です。妹が生まれたばかりでしたから自分に重ねてお姉ちゃんの気持ちを感じているようでした。
この絵本を読んだ方、是非 ”もりのかくれんぼう”と ”はじめてのおつかい”も読んでみてください! 実は両作品の登場人物がこの絵本に出ています!はじめてのおつかいの公園ともりのかくれんぼうで おにいちゃんと遊んでいた公園がラストシーンの公園と同じなんだといううことに気づくと思います。”はじめてのおつかい”のおしゃべりなおばさんや、煙草を買いにきたメガネおじさんも出ています。このことに子供が気がついて、目をキラキラさせて教えてくれました。
ストーリーもいいのですが、こんな楽しみ方もあることを知ってほしいと思ったので書きました。
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読み方でおもしろい
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投稿日:2011/09/26 |
ブックドクターの朗天狗さんが読んでくれて
すごく面白かった絵本です。
だ・る・ま・さ・ん・が・・・とリズムをつけて、
”途中で次は何が出てくるんやろ?”
と聞いてみたりすると、子供はぐいぐい引き込まれます。
何回も読み聞かせしています。短いので夜寝る前にお勧めです。
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プアー
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投稿日:2011/09/26 |
これもブックドクターの朗天狗さんが読んでくれて
面白かった一冊です。朗天狗さんというのは絵本の読み聞かせを
するグループで学校などで活躍しています。
キャベツくんシリーズで有名な長新太さんの作品です。長新太さんが亡くなってから、遺されたラフスケッチをもとにしあげられたもので、遺作といってもいいかもしれません。
内容は犬が”プアー”と言う度に体がどんどん大きくなります。今度はどこが大きくなるんやろ?とか 大きな声で”プアー!!!”と読むと子供たちは喜んでくれます。
途中で縦になるページは忘れずにページをめくった瞬間に縦にします。
おもいっきり”プアー!!!”て読みましょう。なんかスッキリします。小学生も大人も笑います。キャベツくんにでてくるブタ山さんの
”ブキャ!”もそうですが、読み方で面白さが変わる絵本です。ぜひ思いっきり”プアー!!”て読んであげて下さい。
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