この絵本は誰のための絵本?
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投稿日:2017/04/12 |
子どもたちはすぐに気がつきます。
お母さんのことが描かれていると。
お母さんんもわかるのです。
こんなことばかり毎日毎日、大きな声でガンバっていると。
でもそれでいいの。
それぞれのお家で、それぞれの大声で、それぞれの理由で、子どももお母さんもそれぞれに相手をしっかり感じるためなんだから。
忙しくて、よく訳を聞かなかっても、お腹が空きすぎて手を洗わないでご飯を食べようとしても、そんなことはよくあることなの!
だからそれでいいの。
気づいた時に、ギュってすればいい。
このことに気づかせてくれる絵本だよ。
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マナーって特別?
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投稿日:2017/04/12 |
どうしてあれで箸が動くのかしら、と思うほど不思議な持ち方をする人を見ることはありませんか。
箸の持ち方なんてどうでもいい、要は食べることができればOK、かもしれませんが、本当にそうでしょうか。
話は飛躍するようですが、幕末にペリー艦隊に招待された侍たちが洋式のマナーをよく知らなくても問題なく晩餐に応じることができたのは身についた日常の作法を手掛かりにできたからと聞きました。
受け継がれるべき生き方としてのマナーが、柔らかな子どもの心にまっすぐに伝わる絵本です。
およばれといえば特別ですが、マナーは実は特別でもなんでもないのです。
毎日のお家の中でのあれこれが、マナーです。
そのことをまずお母さんお父さんが知っておくためにも、役立つかもしれませんね。
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絵本を読むのに疲れたら
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投稿日:2016/12/14 |
お母さんたちや、頭の柔軟な絵本好きの人たちにはかなわない
フツーのおじさんの場合にはどこのページでもOKのこんな絵本が
手っ取り早い。
全部を読破しなくていいなんて、最高!
絵本を通して子どもたちと関わるときにオジさんがつまずくのは
よくわからないお話を読まされたりする場合とか、
読みたい気持ちになってないときとか、
いろいろ言い訳はいくらでもあります。
でも、こんなに楽しく遊べる絵本に出会ったからには
あまり悩まずに子どもたちに声をかけられそうだ
「さあ、絵本で遊ぶぞ!」
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自由をオジサンに、絵本を手にすることで
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投稿日:2016/10/11 |
これまで絵本を手にすることのなかった人に、どのように手渡ししてあげればいいだろうか。
絵本に縁遠かったオジサン達に、とても素敵で多彩な奥深い世界をぜひとも知っていただきたいから。
そのためにはやはり、読んで語りかけてみるのが一番でしょうか。
確信したのはこの作品に出会ったからです。
題名から受ける印象よりもずっと大きくて豊かな絵本でした。
春から夏へ、そしておおきなおおきな秋から冬へとゆっくりと流れて、景色も移ろいながらまたはじめにかえって、続いてゆく。
大変な出来事はないかもしれませんが、生きてきたことは確かなことです。
人生を重ねてきた人には素直に入り込めるかもしれません。
構えて読まなくてもいい。
うまく読み解こうとしなくてもいい。
手にとって、自分でもう一度読み返したくなってくれればそれでいい。
絵本を手にするという自由をおじさんに。
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みんなはどんなふうにかんじた
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投稿日:2016/07/13 |
こころの中をどう言えばいいのかは本当はとても難しいのだとわかります。
それなりの絵があってふさわしいことばがそえられれば、、、、
でももしそのことに本当に初めて出会ったなら、きっと間違えながらだんだんとほんとうのところに近づいてゆくのかもしれない。
この絵本で一番むつかしいと思うのは「いまどんなきもち どんなかんじ 」というところ。
そしてその後に絵本を置くまでの「間」ではないかと、かんじています。
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ぼくが絵本を読むわけは
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投稿日:2016/07/13 |
誰もが絵本から、いろいろなところへ連れられていきます。
時間も場所も動物も植物もおもちゃもお菓子も乗り物も、そして気持ちもお天気も。
ゆったりとして安心でとても豊かで、でもありえないことだらけです。
それともう一つ、絵本を間において読んで話してみることで初めての人とも優しく微笑んでいませんか。
ながいあいだ読みつがれている絵本からはとても多くの気持ちが伝わってきます。
だから「この犬はジェイクっていうんだ。
私より少しだけ年上の人が40年も昔の若い時に作ったお話だ。」
などと、ちょっとした説明がしたくなってしまいます。
活字の配置にも幼子たちは敏感です。
その気持ちをおしはかるように、小さめの声で耳を澄ますようにして読んでみるのが大好きです。
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絵本、読めるかな
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投稿日:2016/04/27 |
やさしい言葉と愛らしいイラストとで、絵本に詳しくないおじいさんでも一緒に楽しめばすぐに赤ちゃんのお気に入りです。
赤ちゃんを見ると誰でもほほがゆるみますが、こんな絵本と仲間になればたくさんたくさん笑うことができるでしょう。
思い切って若い親たちから幼子を取り上げよう。
思いっきり目線を落として、腹ばいになりながら大きな声で読んでごらんなさい。
おじいさんでも赤ちゃんになれます。
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ゆめのたびは誰の旅
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投稿日:2016/03/24 |
ぴっぽのたびはゆめのたびです。
たびは月ごとの彩りの中で、クラゲやトンボや金魚や朝顔なんかのささやきを聞くゆめ。
そこで出会ったいろいろな悩みや希望や願望に、おもいを巡らせるには少し年齢が要るかもしれません。
でも「孤独なピッポ」によりそえるのは案外、幼くてもできるかもしれません。
大人の感じをひとまず置いて
一緒に語り合うように読めるだろうか
思いがけない展開を探し当てられるように
時間をかけて寄り添えるだろうか
絵本と読み手と聴き手とのことを、ちょっと考えてしまいました。
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いっしょにいっしょに あるこうあるこう
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投稿日:2016/03/22 |
いつだってくろくまくんは前へとあるく。
ずんずんあるいてお友だちにであって
であってからはいっしょになって
あるいてあるいて
たくさんのできごとにであって
「おしまい」になっても
ステキなリズムが体にのこっています。
くろくまくんの黒ともうひとつの色とだけで
ぼくたちは絵本からどんどん明日へあるいてゆけます。
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ぼく、聞こえるかい
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投稿日:2016/03/13 |
この絵本で気づきました。
おさなごたちはその小さな耳で小さな目で小さな頭で、世の中の不思議を何もかも感じています。
それは誰にも言わない秘密だけれども、秘密だということさえおかまいなく子どもたちは太陽の光と草の香りにつつまれてとびはねます。
おとなになってからは雀の声やタンポポのさゝやきをき聞けたのはいつ頃までだったか、もう思い出せない。
でも確かにあったはずのその頃を、
一緒にデングリガエリしながら楽しもうではありませんか。
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