新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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ドーナッツ

ママ・60代・東京都、女の子30歳

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ドーナッツさんの声

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自信を持っておすすめしたい ゆっくりゆっくりどこまでもマイペースでいいんだよね   投稿日:2013/04/16
ゆっくりむし
ゆっくりむし 作・絵: みやざき ひろかず
出版社: ひかりのくに
娘が小学校2年生の時に、学校の朝の読み聞かせの時間に、読んだ絵本です。最近、図書館で、私が懐かしくて借りてくると、大学1年の娘も、手に取り、「やっぱりゆっくりむしはかわいいね」とご機嫌な様子。親子で、また楽しみました。 
なんとも言えないユニークなお顔にお花の絵の表紙。ゆっくりお花のにおいをかいでいたら、「あららいそがしいね おはなさん」お花が散ってしまい、坂をゆっくり下り、いつのまにか未来都市にやっと着いた。未来都市の絵に子どもたちは、「わー」と歓声を上げてくれたのを覚えています。 
きっと子どもたちにとって、ゆっくりむしのように、ゆっくりゆっくりと育っていくことは、大切なことなんでしょうね。そしてまわりがどんなに先へ行ってしまおうとも、自分のペースでゆっくりゆっくり歩んでいく。
そういえば、子どもが、まだ幼稚園の頃、ゆっくりむしほどゆっくりではないけれども、タンポポの綿毛を飛ばしたり、石を見つけたりして、ゆっくりお散歩していたなあ。
娘も普段は、忙しい大学生活を送っているけれども、この前は、暖かな春の日、時間もあったので、のんびりと、途中まで歩いて家に帰ってきました。我が家の本棚に、「ゆっくりむし」を仲間入りさせて、忙しい時は、ゆっくりむしのかわいいお顔を、見てほっと一息つきましょう。
みやざきひろかずさんの絵本は、ワニくんシリーズや、「ムニュ」などユニークで面白い!ほかにもいろいろ読んでみたいです。
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自信を持っておすすめしたい 大切なのは、自恃の心。苦しみを乗り越えた少年達に拍手   投稿日:2013/04/09
オン・ザ・ライン
オン・ザ・ライン 著: 朽木 祥
出版社: 小学館
『引き出しの中の家」とは、また違った朽木祥さんの青春小説。テニス三昧の日々。どこにでもあるような、高校生活が一転、重いものに変わってしまう。自分をテニス部に誘ってくれ、自分の才能を見出してくれた大切な友達。そんな彼が、自分を助けようとし、事故に遭ってしまう。それが原因で、歩けなくなってしまった友達。取り返しがつかない!この小説で心に染みた言葉。瀬戸内海の島に住む認知症の祖父。じいさんは言う。「神さんはな、それほどきびしいもんじゃない。おまえのことなんか、とっくに赦してるさ。」「人間は、自分で自分が赦せなくて苦しむんだ。神さんが赦してくれても、人が赦してくれても、な」「大事なのは、これだ」‘自恃‘
ガツンときた。こんな青春もあるんだ。でもこれは、きっと若者にだけに、向けたものではない。生きている人達、みんなへの作者からのメッセージだと思う。自分がかわいそうになったり、自分が嫌になって、赦せなくなる。周りを恨んだり。そんな弱さは誰もが、持っている。本当にギリギリの状況に追い込まれた時。自分を頼みとすることができるか、そこなんだとじいさんは言う。
大きな試練を乗り越えたからこそ、手に入れることのできた勝利。実力ではない、粘り勝ち。そして事故に遭った友達も新たな道に一歩を踏み出した。
私たちの日々は、彼らのような大きなドラマは、ないかもしれない。だけども、日々の生活は、彼らと同じなのではないか。
この小説を読んで、明日から、じいさんのいうように、‘自恃‘を大切に生きていこう!と思った。
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