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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!

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ゴールデンバット

その他の方・30代・福岡県

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自己紹介
絵本の奥深さに驚きつつ、しっかりと絵本と言うジャンルを見てみたいと思いました。
好きな絵本のエッセイを書く人がいたのですが
いまはその方が見当たらなく残念。
ひとこと
大人向けの絵本「ヒトを食べたきりん」をお手伝いしました。
とても上質な絵本になったと思います。
ゴシックでダークな絵本です。
ゴーリーなどが好きな方にお勧めの絵本です。

ゴールデンバットさんの声

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自信を持っておすすめしたい ある捨て犬の物語。  投稿日:2008/12/11
アンジュール ある犬の物語
アンジュール ある犬の物語 作: ガブリエル・バンサン
出版社: BL出版
この作者の優れたデッサン力に、目を奪われ心を引き付けられるのも魅力の一つだと思います。この絵本にはもう一つ特徴があります。
字が一つもない事です。
それが、このストーリーを引き立たせているのでしょう。

思い浮かべて下さい。

真直ぐな道を1台の車がやってきます。
その車から一匹の犬が捨てられます。
犬は追い掛けます。必死になって…


字がないのに、情景が、犬の気持ちが、捨てられる痛みがひしひしと伝わって来ます。

情緒を育てるのにも、何かを「感じ取る」という面でも
無駄な言葉を入れるよりよっぽど伝わる絵本だと思いました。
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自信を持っておすすめしたい ダークなかわいらしさ  投稿日:2008/12/11
ヒトを食べたきりん
作: まちゅまゆ
出版社: (不明)
12月の新刊をいち早く読みました。
世界観は‥
子供の視線、伝えたいのは大人たちへのメルヘン・ノワール。
子供が登場する油彩画を得意とする作家まちゅまゆさんの
ダークで深い「明るい暗闇」の世界。
シンプルながらもジワリと心にしみる不思議な世界。
夢見るメルヘンに留まらない、コミュニティーの大切さを問う一冊。

しかも初めての本格絵本に挑戦しながら画家と音楽家との交流より生まれたサウンドCD付き。

しっとりと眠る前に心を落ち着けて読みたい絵本でした。
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自信を持っておすすめしたい ベストセラーの理由  投稿日:2008/12/11
屋根裏の明かり
作: シェル・シルヴァスタイン
出版社: (不明)
アメリカではベストセラーとなっていたらしく大変な人気の本だったようです。この本の内容は簡単に言うとペンで描いたイラスト(1コマ漫画風)と詩によって出来ています。
その詩は日常から転がり出たユーモアを綴っていて、「コレ、私の事?!」と思うくらいププッと吹き出してしまいます。
『どうぞごゆっくり』と題された短い詩には見開きいっぱい使って絵が描いてあり、ここにはジョーズはいないのでうんぬんと書いてあります。女の子が水面を泳ぎ、水中には確かにジョーズはいない‥‥。けれども‥‥、とその内容の確認は本を手にしてから確かめて下さい(笑)
他にも『何てった?』では人参が小麦に「わたしは疲レタス 布団カブって寝込みたい」などのオヤジギャグを飛ばす。この詩は最後まで徹底してオヤジギャグです‥‥。
ナンセンスなユーモアで綴られた詩とイラストで不思議とシルヴァスタインの言葉遊び的な感覚や、ちょっと引きながらもププッと笑ってしまうそんな詩や、しかもその卓越したイメージの応酬(強引かつ素敵なイラスト)の魅力に読んで行くにしたがってハマって行くと思います。
私が最初に読んだのは例に倣って『ぼくを探しに』でしたが、それから数年、古本でシルヴァスタインのこの『屋根裏の明かり』に出会い、改めてその本当の魅力(本物のナンセンスの骨頂)に気付いた素敵な一冊だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 限りなく純粋な優しさ  投稿日:2008/12/11
天使と話す子
作: エスター・ワトスン
出版社: (不明)
「ニューヨーカー」や「ローリング・ストーン」誌等で作品掲載をしている作者が初めて手掛けた絵本。
その初めての絵本は「友人」である自閉症の妹への贈り物として創作されたものだそうです。

わが子を「天使」や「かわいい悪戯っ子」として溺愛する親は多いけれど、これほど優しさに包まれた見事な絵本はほかにないと思いました。

「たった一人のために」描かれた絵本がこれほど「多くの人」の心を捉えるのは、それが普遍的な感情であったからだと思う。

その普遍性とは、やはりわが子を「天使」とする優しい母親と同様に年の離れた妹への姉のまなざし、愛情が注ぎ込まれた見事な作品に思えました。

誰かのためにという思いこそ、この絵本は伝えているのかもしれません。
ぜひ、手に取って読んでいただきたい。
また、同じく自閉症のお子さんと過ごしている方には背中を押されるような勇気づけられるすてきな一冊となるでしょう。

女性のもつ深い愛情に、同じ女性ながら感動した次第です。
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