グッスリホテルへようこそ
- 絵・作:
- あさくら まや
- 出版社:
- Gakken
出版社エディターズブログ
2025.06.03
出版社からの内容紹介
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寝る前のはみがきやトイレに
うんざりしている子どもたちのためのユーモア絵本
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ある日とらねこのトントが、旅先で「グッスリホテル」に泊まりました。誰でもぐっすり眠れるというこのホテル、じつは寝る前にしないといけないことがたくさんあるのです。トントはおふろの間やパジャマの間などに次々と案内され、なかなか部屋にたどり着きません。もう〜、早くベッドに入ってぐっすり眠りたいよう!
アニメーターや児童書の挿画家としても活躍する、あさくらまやさんの絵本です。寝る前にしなくてはいけないこと(トイレとか歯磨きとか)が面倒でやだ〜思う気持ちが、ユーモラスに描かれています。毎晩親に「トイレにいっときなさい」「歯磨きしたの?」と言われてうんざりしている子どもたちなら、きっと共感できると思います。あさくらさんご自身も「寝るための支度」の日頃の葛藤を思い、この作品を思いついたそう。「お風呂に入らなくて後悔することはあっても、入って後悔することはないのにね……(笑)」
*** 『グッスリホテルへようこそ』の見どころ ***
■せっかくホテルに着いたのに、寝る前にお風呂に入れとか、パジャマを着なさいとか、いろいろ注文が多くて、トントがだんだんヘトヘトになっていく様子がおもしろいです。
■グッスリホテルには「おふろの間」「パジャマの間」のほか、どんな部屋が待ち受けているでしょう? トントは部屋にたどり着けるのでしょうか。きつねの支配人が案内するホテルならではの、最後のどんでん返しもお楽しみに!
■「おふろの間」では「ぞうのシャワータイム」があったり、「パジャマの間」では「くもの仕立て屋さん」がパジャマを作ってくれたりと、動物の世界ならではの描写がユニーク。ホテルの内装にもいろいろヒントが描かれているので、お見逃しなく。
*** 対象年齢 ***
読んであげるなら 3歳から
自分で読むなら 小学低学年から
ある日トントが「グッスリホテル」に泊まりました。誰でもぐっすり眠れるというこのホテル、じつは寝る前にしないといけないことがたくさんあるのです。トントは「おふろの間」や「パジャマの間」などに案内され、なかなか部屋にたどり着きません。早く寝たいよう!
全国の書店員さんや児童書専門店の方々から、絶賛のコメントが届いています。「眠り」という、日常的でありながら奇想天外なストーリーに「夜が待ち遠しくなる」「このホテルに泊まりに行きたくなった」「遊び心のある絵が楽しい」という声が続々! この絵本を開くお子さんや保護者の方にも、きっと楽しい絵本体験が待っていることでしょう。
森の奥にたたずむ怪しいホテル。じつはこのホテル、寝る前にしないといけないことがたくさんあるのです。トントはきつねの支配人に、「おふろの間」や「パジャマの間」などに案内されます。せっかくホテルに着いたのに、寝る前におふろに入れとか、パジャマを着なさいとか注文が多くて、だんだんヘトヘトに。ユーモアたっぷり、かつスリリングなストーリー展開は、まるで「注文の多い料理店」!? トントは無事に、部屋にたどり着けるのでしょうか? きつねのホテルならではの、最後のどんでん返しもお楽しみに。
あさくらまやさんに、作品作りにまつわるエピソードや、絵本作家としての歩みなどをたっぷり伺いました。
この書籍を作った人
東京都生まれ。武蔵野美術大学卒業。フリーのアニメーターとして映像制作に携わりながら、絵本ワークショップ「あとさき塾」で学ぶ。主な絵本に『ピーマンくんえんにいく』(Gakken/おはなしプーカ)、『ブルブルさんとおばけのあかちゃん』(小学館)、『マルコはとなりへおつかいに』(くもん出版/なかであきこ・作)、児童書の挿画に「ふしぎ町のふしぎレストラン」シリーズ(あかね書房/三田村信行・作)などがある。