自然の中でむかいあう命と命
作: 宮沢 賢治 / 絵: あべ 弘士
「熊、おれはてめえを憎くて殺したのではねえんだぞ。てめえも熊に生まれたが因果ならおれもこんな商売が因果だ。やい。この次には熊なんぞに生まれんなよ。」自然と人とがむきだしに生命をやりとりする場所で、やるせない淋しさのなか、神聖なるものが、静かによりそい、結びあう・・・。「あらしのよるに」のあべ弘士が賢治と真剣対峙して描いた渾身の絵本。
2コメント
さいきん個人的に猟師の世界にはまっているのですが、動物と人間の関係って奥深いものがあります#宮沢賢治
ヨチヨチパパさん
ど迫力のクマと猟師の横顔が、ページを開く度にぎょっとしますね。でも、とってもあたたかい会話が印象的です。
#宮沢賢治
リスリスリンさん