しりたがりのかわいいこざる、ジョージ。
この小さなおさるが、どれだけ好奇心旺盛で、どれだけやんちゃなのかは皆さんご存知のとおり!
でも、ちょっとこわがりな一面もあるようですよ。
ジョージは、きいろいぼうしのおじさんが図書館から絵本をかりてきてくれたので大喜び。
どんなお話なのでしょう。すぐに読んでもらいたかったけど、寝る時間までのお楽しみ。
ごはんを食べて、おふろに入って、やっとベッドに入ると、おじさんが絵本を読んでくれました。
ちいさなひよこのお話です。ある日、ちいさなひよこの頭にどんぐりが落ちてきます。ひよこは、空から落ちてきたと思ってびっくりします。もちろん、本当は空から落ちてきたのではありません。
やれやれ、よかった。おもしろかった! ジョージはすぐに寝てしまいました。
ところが・・・。
ジョージは夜中に目がさめてしまったのです。頭の上に、空が落ちてきた夢をみたのです!
なんだかこわくなって、なかなか寝れなくなってしまったジョージ。
心配したおじさんが、楽しい絵本を読んだり、歌をうたったりしてくれます。
すると、楽しくなったジョージの目はますますぱっちり!
そこで、おじさんはジョージを連れて夜の庭に出かけます。
さて、ジョージはぐっすり眠ることができるのかな?
小さな子どもなら、誰でも経験する長い夜のお話。ジョージの気持ちや行動に、きっと共感しながら読むのでしょうね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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