
ふしぎな生きもの「ぴょこり」の大変身
キャベツの葉っぱの裏がわに、ふしぎな形をしたものがくっついています。アリがちょんちょんとつつくと「ぴょこり」、カメムシがとんとんとたたいても「ぴょこり」と動きます。どうやら生きているようです。雨が降りはじめると虫たちはあわてて逃げていきますが、ぴょこりは葉っぱにはりついたまま、ぴくりともしません。雨がやみ、朝がくると、ぴょこりの背中がぴりっと裂けて何かが出てきました。それは、1匹のチョウでした。

きゃべつばたけに ちょうちょがたくさん飛んでいます
ありも てんとうむしも かめむしも ハチも いろいろな 虫が きゃべつばたけにいます
きゃべつのはのうらに くっついているもの
それが ぴょこりです
激しい雨の中でも ずぶぬれの ぴょこり だいじょうぶかなあ・・
雨上がりの 朝 ぴょこりのせなかが ぴりっとさけたのです
這い出してきた 白いものは? ちょうちょです
なかなかすぐにはとびません
そして カエルがちょうちょを食べようと とんだ瞬間
しろいちょうちょは あぶない! 羽を広げて 空高く まいあがったのです
あ〜っ よかった!
生き物の誕生と天敵の関係は 生き物の宿命ですね (にぎりすしさん 70代以上・その他の方 )
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