話題
やなせたかし おとうとものがたり

やなせたかし おとうとものがたり(フレーベル館)

アンパンマンの作者やなせたかしが弟・千尋との思い出を綴った幼物語。

  • 泣ける
ライオンはそよかぜのなかで

ライオンはそよかぜのなかで

作・絵: よしざわけいこ
出版社: ひさかたチャイルド ひさかたチャイルドの特集ページがあります!

税込価格: ¥1,320

ご注文いただけません

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • Amazon Pay

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • 他の書店で購入する
  • Line

作品情報

発行日: 2009年03月
ISBN: 9784893252982

23×21cm・40P

この作品が含まれるテーマ

出版社からの紹介

続きを読む

ベストレビュー

しずかなやさしさ

繊細な描画は奥行き感があり、見る者を想像の世界へ引き込みます。


小さな子供向けのお話というと元気で楽しく愉快な!というものが多い気がしますが、このお話の根底にあるものは単に「ライオンとバス運転手のおじさんが仲良しになれた、よかったね」ということではなくてもう少し奥の深いものです。

不機嫌なライオンのその理由を案じ、叱るでもなく誰かのせいにするでもなく、ただ自分ができる事をしてあげる。そういう押し付けの無いやさしさ。
そして苛立つライオンの心が穏やかになり、気持ちが通じ合った時にいっしょに夢を見て幸福感を共有する・・・夢の中で二人は草原を自由に走り回る爽快な気持ちを共有するのです。
(言い換えればそこでライオンの不機嫌の理由を身を持って知ることになります)

いっしょに見た夢は二人にとってかけがえの無い思い出となります。
しかし、しばらくすると運転手のおじさんは・・・

今このような時代だからこそ気づいてほしい押し付けの無いやさしさ、さみしさの共有、心が通じ合ってゆく過程。
小さい子供のうちにこそ、そういう思いやりの気持ちの芽を育みたい。

大人になってから読み返したときにまた別の所へ滲みてゆくような、そんなおはなしです。
(メメリッコさん 30代・せんせい )

関連記事

出版社おすすめ

  • ひつじシステム
    ひつじシステム
    出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
    めくるめく羊の世界!羊を数えると眠れるらしい。羊が1匹、、2匹、…108匹、ちくわ!、そうめん!?…
  • おばけずし
    おばけずし
    出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
    なんと! おばけも おすしが 大好き!?苅田澄子&柴田ケイコのユーモア絵本



【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

ライオンはそよかぜのなかで

みんなの声(13人)

絵本の評価(4.64

何歳のお子さんに読んだ?



全ページためしよみ
年齢別絵本セット

閉じる

入荷リクエスト
ありがとうございます

入荷のお知らせが欲しい方はこちら