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私の、いちばん。待望の21世紀版、ムーミン文庫!新解説『ムーミン谷の魅力』つき。 長い尾をひいた彗星(すいせい)が地球にむかってくるというのでムーミン谷は大さわぎ。 ムーミントロールは仲よしのスニフと遠くの天文台に彗星を調べに出発し、 スナフキンや可憐なスノークのお嬢さんと友達になるが、やがて火の玉のような彗星が……。 国際アンデルセン大賞受賞作家ヤンソンの愛着深いファンタジー。
ムーミン谷の彗星は、シリーズで一番最初になるお話のようです。
この本で初めて、ムーミントロールはスナフキンに出会い、
スノークとスノークのお嬢さんと出会い、切手収集に夢中のヘムルと出会います。
のどかで美しいムーミン谷、スニフとムーミンの真珠集めや洞窟探しから始まりますが、彗星の出現で地球滅亡の危機が数日で訪れようとしています。
その数日間のお話ですが、一番感動するのは、やはり、落ち着いて
誰にもやさしく丁寧なムーミンママです。
こんな母親って素晴らしいって思えます。
冷静なスナフキンもすばらしい。スニフのあどけなさはかわいい。
スノークのお嬢さんのきっぱりしたところも良いです。
教訓とか、色々いっぱい詰まっていて、読み返したい一冊です。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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