ハンガリーのキャラクター「レーズン」の物語。小人のマノーのカボチャの家に、
ちっぽけなコブタがやってきました。一緒に暮らし始めた二人の毎日は愉快でおかしなことばかり!
(以下、編集者からのメッセージ)
東欧の国ハンガリーから届いた、かわいらしい幼年童話です。
表紙に見える、ものほしげな上目づかいのコブタの名前は「レーズン」。
ちっぽけで緑色、まるでほしブドウのようだから、「レーズン」です。
このレーズンが、ある日こびとのマノーの家を食べてしまう(マノーの家はカボチャなのです)ところから、
お話は始まります。心優しいマノーは、みすぼらしいコブタを家に招き入れ、いっしょに暮らすことにしました。
さあ、それからの毎日ときたら、もう大変。
マノーは四六時中、やんちゃでわがままなレーズンに振り回され、大忙しです。
でも、ふと一息ついたとき、マノーはこう言うのです。
「一人で住むのだって、楽じゃないさ。それに、だれかといたら、それだけで、楽しく時間が過ぎるもの」。
この心温まる物語を、どうぞ多くの方が味わってくださいますように。
皆さんと、レーズンの愛らしさ(まさに幼い子どもそのもの!)を共有し、語り合えたら、とても嬉しく思います。
そうそう、それから表紙の絵は画家のブローディ・ベラさんが日本語版のために描き下ろしてくださったものです。
こちらもぜひご注目くださいませ。
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