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21世紀に残したい名作絵本シリーズ第2期
昭和11年より出版された「講談社の絵本」から8巻を選び新編集により復刻。第1期8巻につづいて、要望の高い名作を揃えた選りすぐりの第2期。(小学初級〜一般向け)
死を前にした母親から、鉢を被せられた娘はいじめをうけ、家出をして自殺まではかろうとするはど不幸でした。
最後にはとても幸せになれるのですが、鉢かつぎ姫の試練が訳もなく心に響きました。
裕福な身分でありながら、この試練は何を意味するのでしょうか?
広川操一の絵が古風で味わいがあるだけに、昔の道徳観に係わる部分も有るのでしょうか?
描かれている生活風景にも、昔をしのばれるものが多いと思いました。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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