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つんこ

ママ・30代・東京都、女3歳 男3歳

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つんこさんの声

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自信を持っておすすめしたい う〜ん、民話とは実に奥が深い...。  投稿日:2008/10/05
だいくとおにろく
だいくとおにろく 再話: 松居 直
画: 赤羽 末吉

出版社: 福音館書店
こんな内容があるような無いようなお話が、うちの双子には実に大うけだった。苦笑)
赤羽さんの絵の力か松井さんの言葉運びが良いからか...?!
3歳の双子が大工とおにろくの役割をそれぞれ演じてしばしおおはしゃぎ...。
これが「絵本の力か...」と唸らせる。

「めだまよこせ〜〜〜!!」なんて鬼に攻め寄られたらかなり怖いだろう。
でもこの大工は素っ頓狂に、「俺はどうでもよい。」といい加減な返事をする。

こういう一言になぜか救われる思いがする。
今の世の中は間違いを許されなかったり、とにかく何でもスピードで処理しなくてはならない。
「どうでもよい。」が許されない世の中だ。

でも結局、この大工は「運のよさ」と「心の余裕」で自分の目玉を取られずにやり過ごす事が出来た。
何かとてつもなく大変な状況におかれたとき、ただ、慌てふためくのではなく、落ち着いて考える...。
そういった「心の余裕」を持つ事が、結果的に良い方へと事を導く.....そんなことを教えられるようである。

う〜ん、民話とは実に奥が深い...。
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自信を持っておすすめしたい 子供の「真理を見抜く力」  投稿日:2008/09/11
コートニー[新版]
コートニー[新版] 作・絵: ジョン・バーニンガム
訳: 谷川 俊太郎

出版社: ほるぷ出版
いかにも「ジョン・バーニンガム」らしい一冊。
「大人は愚かな既成概念に囚われて、真の価値が見えなくなっている。」ジョンが常にテーマにしている一つである。
世はこぎれいな「ペットショップ」でぬいぐるみのようにかわいい子犬を何十万も払って買ってくるのが当たり前の時代である。しかしジョンの絵本にそのようなこじゃれた子供は絶対に出てこない。
わざわざ「野犬収容所」へ行き、「絶対にもらわれそうもない犬」を探して回る・・・。現代の日本ではほとんどありえないところが彼のユーモアセンスである。

でも親が黙っていたら本当に子供というものはそういうことをやると私は踏んでいる。
子供の「真理を見抜く力」というのを大人である私たちは侮ってはいけない。そのような能力と神聖さを持つのが本来の子供の姿であるからだ。
メディアで汚れていない清らかな子どもの目ほど確かなものはないのかもしれない。

連れてきたばかりのコートニーを前にパパとママは絶叫する。「何でこんな犬を連れてきたんだ?!」
でも子供たちはあっさりひとことこう言うのだ。
「でもコートニーは素敵だよ・・・。」

最後は読み聞かせをしている私が泣けて泣けて・・・子どもたちを抱きしめてしまった。
多くの人に是非読んでいただきたいお勧めの一冊。
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自信を持っておすすめしたい 真実は小説より奇なり  投稿日:2008/08/05
ママ ほんとうにあったおはなし
ママ ほんとうにあったおはなし 作・絵: ジャネット・ウィンター
訳: 福本友美子

出版社: 小学館
図書館でふと目についた色彩とデザインが美しい絵本・・・。ぱらぱらとめくってみてあるページで「クスッ」と思わず笑ってしまった。あるページとはゾウガメが「・・・ぼうや」とつぶやく場面である。家に帰ってじっくり子供たちに読む・・と言ってもせりふは「ママ」と「ぼうや」しかないのだが、やたらと魂をわしづかみにするこの重さはなんなんだろう?!こどもたちももちろん夢中である。そして最後のページの解説を読んで納得した。これは作り話などではなく、実際にあった話だったのである。表紙には「ママ」としか書いてなかったのでこの時初めてそのことに気がついたというわけだ。なんと素晴らしい生命の出会い。そして異種どうしであっても魂が通じ合うという感動!!スマトラ島沖の地震はM9.2というとてつもなく大きな巨大な地震であった。阪神淡路大震災の1000倍のエネルギーである。そして地震大国日本では東海地震が専門家たちの間では秒読み段階だと言われている。今後30年に東海地震の起こる確率は87%。そしてそれと同時に連動して起こってきた東南海、南海地震はそれぞれ60%、50%と政府の地震調査委員会は打ち出している。御前崎の先端にある浜岡原発とかも考えると本当に明日は我が身であると身につまされる思いだ。この「ママ ほんとうにあったお話し」は今日本に迫りつつある危機を目の前に、唯単に感動ではすまされない重みを感じる。震災は忘れた頃にやってくる。この本を読んで日本全国のママたちに言いたいことは唯一つ。「地震の備えを万全にして、事が起きたときは全力で子供たちを守ってやってほしい。」ということだけだ。
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自信を持っておすすめしたい こんな傑作絵本はそうそうない。  投稿日:2007/04/14
エンソくん きしゃにのる
エンソくん きしゃにのる 作: スズキ コージ
出版社: 福音館書店
今は2歳ですが、1歳の時から双子の大のお気に入り。もちろん私も!です。
エンソくんの向かいに座ったハンカチをいつも口元に当てている妙なおばさんや羊飼い...でも彼らはエンソくんに優しく励ますように声をかけます。お弁当を開くとグロテスクな中身が...。でもアドリブで「うゎ〜、おいしそう!」と私がいうと、二人も目をキラキラ輝かせて「うぁ〜〜!」と言います。何度も何度も読めとせがまれ大変でしたが、こっちも何度読んでも飽きないのが不思議です。これぞ絵の力!という逸品です。ついでに「ウシバス」にもはまってしまっていつもウシバスごっこをやらされてます。苦笑)(もちろん私がウシバスになって二人を乗せるわけですが...笑。)
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