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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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なかなかよいと思う リズムを楽しめる本   投稿日:2008/08/28
どどどどど
どどどどど 作・絵: 五味 太郎
出版社: 偕成社
音階が分からないお子さんにも、
読み聞かせをすることによってリズムを楽しむことが出来る作品ですね。

初めて絵本を開いたときにはストーリーはなくて、
音を楽しむだけの絵本かと思ったのですが・・・
読み進めていくうちに音階とブルトーザーの動きがリンクして、
ブルトーザーに表情があるように、
そして命が吹き込まれたように感じて来るんです!

ブルトーザー君が進んで行く様子をリズムを楽しむと共に見守る楽しさはなんともいえないですね☆

ただ、読み聞かせによって絵本の楽しさが特に引き出される絵本だと思うので、
読む前には練習したいなって思います(笑)
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自信を持っておすすめしたい 昔も今も大切なこと   投稿日:2008/08/28
だるまちゃんとてんぐちゃん
だるまちゃんとてんぐちゃん 作・絵: 加古 里子
出版社: 福音館書店
お友達の持っているものって・・・
子どもにとってすっごく魅力的なんですよね〜。

その子どもの姿を、「だるまちゃん」に重ねて描いている作品です。
一見、「だるま」って子どもにとってあまり馴染みのないものだと思うんですが、
その「だるまちゃん」の存在はとってもかわいらしく描いているので、
ストーリーと合わせて、より子どもたちは親しみを持ちやすいのではないかと思います。

だるまどんが探してくれるものに納得いかないだるまちゃんの側には、
必ずヒントがあるのも面白いです。
だるまちゃんが何を使うのか、お子さんと考えながら読むのも面白いのではないでしょうか!

また、何でも新しい物を買うのではなくある物で代用して、
物を大切にすることを訴えかけている作品でもあります。
40年前に発行された絵本ですが、
今の大人にも、子どもたちにも是非読んでもらいたい作品です。
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なかなかよいと思う 一見不気味ですが・・・   投稿日:2008/01/05
おなかのすくさんぽ
おなかのすくさんぽ 作・絵: 片山 健
出版社: 福音館書店
一見すると、ちょっと不気味な絵のような気がしますよね、この絵本。
もしかしたら、子どもたちも自ら手を出しにくい絵本かもしれませんね。

私が子どもたちに読み聞かせをしたときの話です。
最初は食い付きが悪いな〜(汗)と、正直感じたんですが・・・
読み進めるうちに子どもたちが絵本に釘付けになっていく様子が表情で読み取れました。
特に「なんだか きみは おいしそうだねぇ・・・」と言う熊のセリフを読んだときの顔と言ったら忘れられません(笑)

絵本を読み終えると、「食べられなくて良かったね〜」と口々に意見を言う子どもたち。
挙句の果てには「お腹すいたー」と朝なのに言っていました。
子どもたちは主人公の「ぼく」と一緒におなかのすくさんぽに出かけていたようです。

子どもたちが自分たちから読まないような絵本を選んで出会わせてあげるのも、
たまにはいいのではないかな〜と思います。
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ふつうだと思う 個人的にはあまり好きではありませんが・・   投稿日:2007/11/23
もりのなか
もりのなか 文・絵: マリー・ホール・エッツ
訳: まさき るりこ

出版社: 福音館書店
黒の絵コンテのみで描かれた一見シンプルな作品です。

そして、内容もシンプル。
少年と様々な動物との散歩が淡々と描かれています。

しかしその動物たちは擬人化され、
かつそれぞれの特徴が良く描かれているので子どもが親しみやすい動物の姿といえます。

この作品を読んで、少年の体験した散歩は夢だったのか・・・?
という疑問が浮かぶ方も少なくないでしょうか?
でも大事なのは夢かどうかではなくて、
少年が体験した夢のような散歩を優しく受け止める父親の存在ではないかと感じます。
子どもの心をうまく描き、成長していく我が子を支える姿勢の大切さを伝えていると思います。
子どもたちにはもちろん、お父さん・お母さんにも是非読んで頂きたいです!

しかしながら・・・かくれんぼの途中で父親が迎えに来てしまったことが私はちょっと不満なんです。
遊びが途中で終わってしまうのは、
「もっと遊びたいっ!」「また遊びたい!」という気持ちを掻き立てるのかもしれないけれど、
私だったら「満足に遊んでから帰りたい!」・・・と思ってしまいます(笑)
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なかなかよいと思う 細かいところに注目するのも楽しい!   投稿日:2007/11/23
旅の絵本1 中部ヨーロッパ編
旅の絵本1 中部ヨーロッパ編 作: 安野 光雅
出版社: 福音館書店
絵本をめくるごとに、中部ヨーロッパの世界を旅することが出来ます。
とても繊細な筆使いと、文字がないことが特徴です。

旅人と一緒に村から街へと旅することももちろんとても楽しいですが、
細かいところをよく見ると、私たちの知っているキャラクターや人物が登場しています。
その人たちが何をしているのかと考えるだけでもなんだかワクワクしてしまうし、
せっかく文字がないのだからその人だけの物語を作るのもおもしろいかもしれないですね。
是非、子どもたちと一緒にお話を作ってみて下さい♪

それから、安野さんならではの「不思議」が絵の中にたくさん詰まっています。
一見すると、何でもないんですが・・・
よくよく見てみると絶対不自然なんです!(笑)
絵の不思議さも魅力の一つではないでしょうか☆
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なかなかよいと思う 大切な人と読んで欲しいです。   投稿日:2007/11/07
100万回生きたねこ
100万回生きたねこ 作・絵: 佐野 洋子
出版社: 講談社
どんなに可愛がられていても・・・
ねこが死んだ時に泣いてくれたとしても・・・
ねこはいつも飼い主が嫌いでした。

それを「どうしてだろう?」と考えた時、
ねこはいつも誰かのねこだったからだということに気づかされます。
ねこは誰かの「所有物」であって、対等の関係ではなかったからでしょう。

自分がもしも飼い主の立場だったら、ちょっと悲しい感じがしますが、
この絵本の中のねこはそう感じていたように思います。

そんなねこも自分自身のねことなったとき、
対等の他者を愛するということを知り、
愛したねこが死んだ時に悲しむということを知るという
「愛」をテーマにした作品です。
子どもの頃、これを読んだときにはあまり強い印象を受けず、
題名の難しさに疑問を感じたことくらいしか覚えていなかったのですが、
大人になった今、この作品を読んで涙が出そうになりました。
今の私自身が「愛」というものを知っているかどうかというと、
ちょっと自信ないですが(笑)
少なくとも家族や友達、大切な人に対してそれに似た感情は抱いていると思うんです。
だからこそ、涙が出そうになったのかな・・・?と感じました。

どちらかというと、大人の方にオススメしたいです!
大切な人と読んで欲しいです。
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なかなかよいと思う 魅力いっぱいの絵本です。   投稿日:2007/10/28
あおくんときいろちゃん
あおくんときいろちゃん 作: レオ・レオーニ
訳: 藤田 圭雄

出版社: 至光社
あおくんときいろちゃんはただのまるで描かれているだけなのに、
喜びや悲しみなどの感情が伝わってくる不思議な絵本です。
シンプルで分かりやすい!けど心温まる作品なんですよね。

子どもは遊びなどに夢中になると、自分という枠を超えて何にでもなれちゃうんです。
あおくんときいろちゃんが嬉しくてくっついちゃったのは、
そんな自分と他人の境を越えて楽しむことが出来る
子どもの姿を描いているんじゃないかなって思います。

それだけではなく、2色の色が混ざると違う色になるというちょっと化学的な面白さも伝えています。
大人にとってはこれって当たり前のことですけど、
きっと子どもにとってはすごく不思議で、魅力的だと思うんです。
絵の具を初めて使う子どもたちに、
「絵の具ってこんなに凄いことが出来るんだよ」って読んであげても面白いかもしれないですね☆
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自信を持っておすすめしたい お父さんの存在に注目!   投稿日:2007/10/28
あな
あな 作: 谷川 俊太郎
絵: 和田 誠

出版社: 福音館書店
子どもって砂場で山を作るの好きですけど、
あなを掘るのも大好きですよね!
しかも掘っているところを邪魔されるとちょっと怒ったりして・・(笑)
子どもたちにとっては、自分たちが普段していることが取り上げられている上に、
はっきりとした絵のタッチで描かれているので
興味を引きやすい作品なのではないかと思います。

「あなを掘る」という行動を「自分を掘り下げる」と捉えて、
子どもの成長を哲学的に描いていると思うのですが、
注目すべきは何も言わずに見守ったお父さんの存在だと思います。
子どもは遊びの中でたくさん成長しています。
喧嘩だったり、譲り合いだったり・・・
子どもの世界にもきっと大変なことはいっぱいです(笑)
それを何も言わずに見守れる存在というのは大切だと思います。
大人としても、ちょっといろいろと気づかされる作品です。

子どもたちにはもちろん、お父さん、お母さんにも是非出会ってもらいたい絵本ですね。
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自信を持っておすすめしたい 子どもの憧れ!   投稿日:2007/10/20
どろんこハリー
どろんこハリー 作: ジーン・ジオン
絵: マーガレット・ブロイ・グレアム
訳: わたなべ しげお

出版社: 福音館書店
子どもたちはどろんこ遊びが大好きですよね☆
(大人の私も好きですが・・・笑)
しかしながら子どもたちがどろんこになって、思い切り遊べる環境って、
やはりどんどん少なくなっているのではないでしょうか?
だから、どろんこになって遊ぶハリーの姿は子どもたちの憧れそのものだと感じます。
絵本の中に出てくる子どもたちの姿も、
ハリーを羨ましそうに見ている様子が描かれていますよね。
「したくても出来ない」どろんこ遊びを思いっきりしているハリーは、
子どもたちの気持ちを代弁し、そのフラストレーションを発散させてくれる存在であるように感じます。

「遊びたくても遊べない」というような環境にいる子どもたちはたくさんいると思います。
そんな子どもたちにも是非読んでもらいたいと思いますし、
それだけではなくて、たくさんの子どもたちに出会ってもらいたい作品です!
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なかなかよいと思う 大人も面白い!   投稿日:2007/10/15
うみキリン
うみキリン 作・絵: あきやま ただし
出版社: 金の星社
体長が1万メートルもあって、海に住んでいて・・・
私たちは知っているキリンとはちょっと(だいぶ?)
違うユニークなキャラクターが登場します。
大人が読むと、ナンセンスさがたまらなく面白いです!
子どもたちも「えー!!」とか「違うよー」と言いながらも、
絵本に釘付けになり、時には大声で笑いながら聞いてくれます。
この面白さが分かるのは・・・
4歳児さんくらいからかな〜と思うので、
そのくらいの子どもたちと一緒に読むととても楽しめると思います。
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