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クラゲのお話にシビレた
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投稿日:2013/05/02 |
落語ファンなので「柳家喬太郎」ときて迷わず購入。
おまけにサイン本ときたので大儲け。
さてさて朝日のプロローグのあとページをめくって思わず「おおっ!」
かつての日本映画黄金期を彷彿とさせる見開きに感動!!
内容への期待がますます高まってくるのでありました。
海・陸・空をいっぺんに描いたり嵐の場面も構図がイイですね。
圧巻は袢纏を脱いだかめぞう爺さんが、暗い海の底から明るい海面に向かってくらのすけを救出に向かうところ。
自分が海の底にいるようで「たのむぞっ!」と心の中で叫ぶのでありました。
落語が原作なので落ちもちゃんとあり、内容から何かを読み取ろうとしなくとも、純粋に子供から爺婆まで楽しめる楽しい一冊だと思います。
落語絵本次作に期待します。
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ちょっとちがう
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投稿日:2008/06/08 |
飯野和好さんのファンで、絵で購入。
原作がこんな古く、また自分の子供に与える本に不満を感じて描かれたものとは知りませんでした。
内容も、まさか焼け死んでしまわないだろう、と思っているとホントに死んでしまうし(靴だけ残っているところが怖さを増幅)、ホントに指をちょん切られてしまうし、すききらいを言ってちゃんとごはん(スープ)を食べない子がやせて死んでしまうし。
当時から賛否両意見出たのも、もっともなことだと思います。
日本の教訓じみた昔話は、悪い子はひどい目にあってもホントに死んだりしませんよね、そのへんが昔「質実剛健」合理的でムダをはぶくと云われたドイツ人の気質が出ているのかな。
絵はさすが飯野さん、フリードリヒの犬(水を飲んでるところ・噛み付いてるところ・むちをくわえて走るうしろ姿)、いいですね。
「おやゆびしゃぶりのはなし」の最後、装飾ローマ字とともに血の付いたはさみと離れた2本の指が怖い。
表紙のペーターは汚いどころか、いまどきではカッコイと思われそう、原作と違って腕をクロスさせてるとこも今風、でもこの本も30年前に初版が出ているのですね、そんなことは全く感じさせません。
子供が小さかったら、まちがいなく読んであげたい一冊です。
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安心します
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投稿日:2008/05/11 |
子供の頃何度も何度も読んで、その度に「よかった。」と安心したものです。
田舎そだちの私は、自分の家のまわりもだんだんこの本のように街になってゆくのだな、と思っていました。
「ちいさいおうち」が田舎にもどってよかったと思う半面、ここも早く街にならないかなと当時は期待していたのです。
誰が「ちいさいおうち」を田舎に戻したか忘れていたけど、建てたひとのまごのまごの、そのまたまごだったのですね。
絵もあらすじも当時のままでしたが、さすがに年月が細かいところは飛ばしてしまいました。
子供には未来に時間が無限にあり、まごのまごの、そのまたまごなんて時間のながれはどうでもよく、「ただ先のこと」と、ひと括りにしていたのかもしれません。
1965年に出版とありましたが(当時10歳)、もっと小さい頃読んだ気がして、裏表紙を見たら、第一刷が1954年に発行されていたのですね。
とにかく永く読み継がれてゆく本だと思います。
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とにかくきれい!
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投稿日:2008/04/07 |
スズキコ−ジさんの日本人離れした色使いと、登場人物(?)の不可解さがとても良いと思います。
原画展で見て迷わず買ってしまいました、特に谷間の鉄橋を渡る場面では、その色彩に絵の前でしばらく呆然とつっ立っていました。
でもやはり本にそのままを表現するのは、難しいことだと思います。
気味が悪いと感じるのは大人ばかりで、子供達は結構楽しんでいるのではないですか。
気味悪いと思ってる大人の方は、「エンソくんきしゃにのる」あたりからスズキコ−ジワ−ルドに入っていったほうが良いかもしれませんね(ひつじも気持ち悪いと思われるかも)。
でもお勧めはやっぱり「サルビルサ」ですね、子供も大喜びするはずですよ。
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うらやましい
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投稿日:2008/03/15 |
「絵本ナビ」でこの本をみてビックリ!
なんとうさこちゃんがケーナを吹いているじゃないですか。
さっそく買ってきました。
ブルーナの絵本は大好きで、これまでたくさん買いましたが、ボクはケーナを吹いたり作ったりしているので、特に気に入りました。
手作りの笛のお礼に心のこもった演奏とはすてきですね。
お礼の気持ちを伝えるのに、すぐ物を考えてしまいがちですが、相手がなにがいちばん嬉しいか、これからよく考えてみようと思いました。
どんな曲なのかいろいろ想像してたのしめます。
ボクも笛をプレゼントする孫がほしいな、と思わせてくれた一冊です。
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