世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!
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絵本紹介
2022.04.15
寒い冬の時期を卵やさなぎの姿で乗り越え、温かくなった春に成長した姿で活動を始める「虫」たち。道ばたに咲く花や足元の地面に目を落とすと、アリや羽虫など、小さな姿を見つけることができるでしょう。
乳幼児の目線で見ると、虫はとっても身近な生き物です。テラスの下の暗がりや葉っぱの裏、遊具と地面の隙間などいろんな所で虫を発見しては、「いたよ!」と大切そうに持って教えてくれる子も。そんな風に、虫に興味があるお子さんにおすすめする「虫」の絵本を集めてみました!
出版社からの内容紹介
子どもたちはダンゴムシが大好き。ダンゴムシはどうして丸くなるの? 好きな食べ物はなあに? どんな場所にいるの? 本書では、興味深いダンゴムシの生態を、拡大写真や連続写真をおりまぜた鮮明な写真で見ていきます。クイズやしかけページなど、子どもたちをひきつける工夫もいっぱい。ダンゴムシについて、さらに観察したくなる絵本です。
レビューより
だんごむし大好きな娘が選んだ絵本です。
とってもおもしろい!
全部写真で、それでいてとても分かりやすい。
りんごやにんじんを食べた、だんごむしのウンチなんかものっていて親でもえ?へ〜。と感心しっぱなしでした。
学者になりたい息子は、こういうことを学者の人は調べているのか〜とおもしろがっていました。
(みっとーさん)
みどころ
春の野を舞うモンシロチョウ。「あ、チョウチョウ!」お子さんが興味を持ったらこちらの本はいかが。
小さな卵から幼虫が生まれさなぎになり、やがて蝶へと成長する6日間。ふんばったりおいしそうだったり、なんだか嬉しそうだったり。
ページいっぱいに広がる青虫の豊かな表情、親子できっと釘付けに!
レビューより
モンシロチョウの幼虫の成長を追った写真絵本です。
写真が大きくて、とても綺麗です。
モンシロチョウの幼虫は、自分の生まれた卵の抜け殻や、脱皮した抜け殻を、自分で食べてしまうんですね−。
そして決まった葉っぱしか食べない。
最後のページに、一日にどれだけ幼虫がうんちをするのか、ずらーっとうんちがきれいに並んでいて面白いです。
成長するにつれて、うんちの大きさも数もどんどん増えていって、最後の頃には一日に100個近くもしてるんです。娘が1つ1つ指で数えていました。
畑でとれたキャベツにたまについている黒い点々、あれはモンシロチョウの幼虫のうんちだったのかなぁ、なんて思いながら読みました。
昆虫が身近に感じられる、とても分かりやすい写真絵本です。(*どんぐり*さん)
出版社からの内容紹介
カズコ・G・ストーンさんの新作絵本は、子どもたちの大すきなダンゴムシ!
コロリンコくんは、コロコロファミリーのきょうだいのだれよりもはやく、さっと丸くなることができます。でも、コロコロパパが十かぞえるまで、じーっとしていることができません。もぞもぞ動くと、カラスのカーカーガーに見つかってしまうので、パパもママも心配でたまりません……。
コロコロファミリーが住んでいるのは、美しい〈きんいろの雨の木〉の下。春から秋にかけて、自然の変化とともに、コロリンコくんたちが成長する姿を温かく描きます。雨で散った黄色い花にうもれながら“どっちこっちあっちさんぽ”に出かけたり、木の実のへやで冬ごもりの準備をしたりと、楽しいアイディアがいっぱい!
小さなダンゴムシたちの世界に、いっそうの愛着を感じさせてくれる絵本です。
この書籍を作った人
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。1973年アメリカに渡る。日米で絵本を出版している。日本出版の主な絵本に『なーんだ なんだ』『はなび ドーン』(ともに童心社)、「やなぎむらのおはなし」シリーズ、『おやすみクマタくん』(ともに福音館書店)、『ダンゴムシのコロリンコくん』、『蛙となれよ冷し瓜 一茶の人生と俳句』(ともに岩波書店)などがある。ニューヨーク在住。
出版社からの内容紹介
細部まで描かれた虫の様子や表情、動きに注目の一冊! 見ているだけでも楽しめる絵本です。
がたん もにょん がたん もにょん。いもむしれっしゃは、虫のお客さん達を乗せ今日も元気に発車します。
もうすぐ次の駅。「はらっぱだんち はらっぱだんちでございまーす」ブロックアパートに住んでいる虫達は続々と降りていきます。さて次は…。「のうえんまえ のうえんまえでございまーす」いもむしれっしゃは、駅にいるカナブンおじさんに元気よく声をかけました。次は真っ暗なトンネルの中。「つちっこよこちょう つちっこよこちょうでございまーす」モグラちかがいでは、ミミズソフトが売られ、カラオケ大会が開かれ、とってもにぎやかです。終点までもうすぐのところで、突然目の前に大グモが現れました。いもむしれっしゃも、お客さんも大きな悲鳴をあげましたが、かみきりレンジャーがとんできて、大グモをやっつけてくれました。
この書籍を作った人
1983年、福岡県生まれ。九州産業大学芸術学部デザイン学科卒業。第6回ピンポイント絵本コンペにて優秀賞を受賞し、受賞作『いもむしれっしゃ』でデビュー。
出版社からの内容紹介
アゲハチョウ、テントウムシ、カマキリなど、身近な昆虫が卵から成虫になるようすを、ひとつひとつ克明な生態画で描いたライフサイクルのえほんずかん。
出版社からの内容紹介
アリはどんなものを食べているの? アリのおうちは、どんな形? アリは何をして過ごしているの? 身近にいる「ちっちゃな生きものたち」の知っているようで知らない生態を、かわいいイラストでやさしく学べる絵本です。
レビューより
子ども達にとって、すぐそばにいる小さな生きもの「アリ」。コロニー、大あご、女王アリ・オスアリ・はたらきアリ、2つのいぶくろ。この本を読んで知らなかったアリの生態に驚くこともありました。家でできるアリの観察方法も収録されているので、家でも試してみたいです。
(ぼんぬさん)
出版社からの内容紹介
「かたあしをあげて オシッコする カブトムシ」
「あげたはねのまま みつをすう アゲハチョウ」
「だっぴは うえとしたはんぶんずつ ダンゴムシ」
・・・日本の主要な52種類の虫を、「あいうえお」のキャッチフレーズつきでご紹介。
雑誌「kodomoe」の付録で初登場時、絶妙の愛らしくも精緻なタッチで、虫が苦手な親御さんも子どもと一緒に楽しめると、感謝の声が殺到しました!
2022年4月刊
出版社からの内容紹介
ムシムシ新聞社の自然科学部記者、七星あまみちくんは、読者からの質問に答える係でもある。
今回届いた質問は「ギタイの虫について教えてください」というもの。メールに添付されていたのは、どう見ても枯れ葉にしか見えないガの写真。これはアケビコノハというガだとわかったあまみちくんは、早速ギタイの虫の取材へ!
ギタイの種類や、恐ろしげなギタイ、一人ギタイのオンパレードのアゲハチョウなど、なぜここまでギタイするのか! 虫の世界のギタイは奥深い。そして、キーとなる言葉は「進化」だった。ギタイの不思議をわかりやすくユーモラスなイラストで説いていく知識絵本。
出版社からの内容紹介
人には見えないものを見ることのできる生物とは何か?泡のなかに身をかくす昆虫とは何か?ただ一つの生き物をのぞき、ほかの生き物たちすべてに有毒な植物とは何か?リズミカルな詩句による≪なぞかけ≫と、科学の知識をユニークに組み合わせた絵本から、草はらの隠れた世界を見つけてみよう!