谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本
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絵本紹介
2022.07.15
いよいよはじまった長い夏休み。でも親にとっては24時間ママ業、パパ業をしなければならない過酷な1か月半のはじまりです。しかも2022年の夏は例年にも増して酷暑が予想され「外に出て遊びなさーい!」と言い出しづらい雰囲気……。そんなときはちょっと思考を変えて読書……の中でも物語の世界ではなく知識の海へ飛び込むことのできる「子ども向け実用書」を読む時間にしてみてはいかがでしょう?
「子ども向け実用書」は、大人にとってはなじみの薄い言葉かもしれません。でも「SDGs」や「プログラミング」「気候変動」といった、これから子どもに必要な知識を、絵や写真などの豊富なビジュアルと分かりやすい文章でまとめられた「はじめて知る人」に最適の一冊。つまり、私たち大人にもおすすめの一冊ばかりなのです。
今年の夏は「勉強しなさーい」と子ども言う前に、子どもと”一緒に”知識を身につける行動を起こしてみませんか?
出版社からの内容紹介
大自然の宝庫アマゾン川が、地球の未来を支える!
自然、伝説、人々のくらし――アマゾン川の全体像がわかるノンフィクション絵本
南アメリカ大陸の、広大なジャングルを網目のように流れ、大西洋にそそぐアマゾン川。
その始まりは、アンデス山脈からわき出るささやかな流れだ。
それがやがて大きな流れとなり、何千キロも流れた後、大西洋に注ぐ。
流域に広がる熱帯雨林は、世界でも屈指の生物多様性で知られ、ピンクイルカやマナティーなど、
地球上この地域でしか見られない生物も数多く生息する。
ヒョウやナマケモノ、カピバラなどの哺乳類や、ボアコンストリクター、
毒ガエル、サラマンダーなどの両生類・爬虫類、ピラニア、電気ウナギなどの魚類…と、
生物の話題から、アマゾンに暮らす人々や、伝説、そして自然保護まで、
あらゆる方面からアマゾン川の魅力にせまる一冊。
この書籍を作った人
1969年、青森県生まれ。東北大学文学部卒。地方公務員を退職後、2007年、翻訳行を開始。絵本の翻訳は「こねずみトトのこわいゆめ」(徳間書店)がはじめて。ベランダの鉢植えに水やりをしながら、言葉を相手に奮闘する毎日。
出版社からの内容紹介
晴れは、雲は、雨は、嵐は、虹はどうして生まれるのか?
天気の種類や変化、その仕組みを、
やさしく解説する児童向け天気入門書。
気象予報士であり、空の写真家でもある
武田康男先生が自ら撮影した美しい写真を用い、
天気の種類、発生のメカニズムのほか、
天気観察の方法などをていねいに解説します。
天気観察のポイントや、観察帳の付け方、
観察器具作り、写真の撮り方など、
夏休みの自由研究にぴったりの企画ページも充実!
出版社からの内容紹介
二十四節気は、一年を春夏秋冬の四つの季節にわけ、さらにそれぞれ六等分にして春分・夏至・立冬など、季節を表わす言葉を付したものです。この絵本では、それぞれの季節を彩る風景の中で、子どもたちの楽しく遊んでいる様子が描かれています。家族のみなさんで一緒に読みあいながら、情緒豊かな心を育めるように紙面を工夫しました。
出版社からの内容紹介
こどもだけでも、大人といっしょでも、安全においしい料理が作れる
<こどものりょうりえほん>シリーズ第1弾!
こどもだけでも作れる簡単でおいしい料理を、かわいらしい動物のイラストで解説した楽しい料理絵本。
食事作りの準備から後片付け、実際の料理の仕方や調理器具の扱い方まで、一通りの知識が無理なく身につけられる構成です。
すべてのレシピは見開き2ページで完結しており、キッチンで本を広げながら料理をするのにも向いています。
▼内容
このほんをつかうおともだちへ
あんぜんにおりょうりをするために
このほんでつかう「じ」と「やくそくごと」
おりょうりをはじめるまえに
・とうふのみそしる
・たまごやき
・ポテトスープ
・コンビーフキャベツ
・ミックスサラダ
・クロックムッシュー
・ピラフ
・カレーうどん
・フレンチトースト
・モカフラッフ
・フルーツしらたま
・ごはんのたきかた
あとかたづけ
このほんでつかうおもなどうぐ
出版社からの内容紹介
SDGsの17の目標すべてを、お話で楽しめる絵本!
1話5分の短いお話で、絵本の体裁で紹介しているので、5歳からの読み聞かせ・6歳からはひとり読みにぴったりです。
子どもたちに親しみやすいテーマのお話なので、楽しんで読むことでSDGsにふれるきっかけとなります。
地球温暖化はホッキョクグマの親子のお話、
海のプラスチックごみ問題は、クジラやクラゲなどの生き物のお話など、
環境を考えるテーマは、生き物が主人公のおはなしです。
食品ロスは、家庭で「もったいない」をキーワードにしたお話、
ジェンダーは、頼りになる女の子を通して、男らしさ女らしさを考えるお話など、
子どもたちにとって身近な生活に関するテーマもあります。
人や国の不平等は、ライオンの国とねこの国のお話、
平和と公正は、アリたちの争いのお話など、
少し難しいテーマは動物を擬人化したお話で、子どもたちにも無理なく読めて、わかりやすい見せ方をしています。
SDGsの目標達成は2030年。そのころ子どもたちはいくつになっているでしょう。
この本は、SDGsの目標をおぼえさせる本ではありません。
お話を通して、ずっとこれから先もこの地球で生きていく子どもたちへ、
未来を生きていくために必要な、考える力や思いやりの心をやしなってもらえたらとねがっています。
目次
〈お話〉
目標1 貧困をなくそう チョコレート農園の 子どもたち
目標2 飢餓をゼロに みんなの きゅうしょく
目標3 赤ちゃんの びょうき
目標4 質の高い教育をみんなに きのみの 数は?
目標5 ジェンダー平等を実現しよう たよりに なる 人って?
目標6 安全な水とトイレを世界中に
かぎられた 水
もしも トイレが なかったら
目標7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに 太陽の 光で 電気が つくれる?
目標8 働きがいも 経済成長も どんな だんご工場が いい?
目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう みらいの まちへ
目標10 人や国の不平等をなくそう ライオンの国 ねこの国
目標11 住み続けられるまちづくりを まちを たんけん!
目標12 つくる責任 つかう責任 もったいない!
目標13 気候変動に具体的な対策を
ホッキョクグマの 親子
地球のつぶやき
目標14 海の豊かさを守ろう 海の あぶない おとしもの
目標15 陸の豊かさも守ろう 王さまと オオカミ
目標16 平和と公正をすべての人に オオアリと コアリ
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう たすけ合う 力
〈チャレンジSDGs〉
ごみが 生まれかわる
SDGsに つながるマーク
〈SDGsで自由研究〉
〈しりょう〉SDGs17の目ひょうをくわしく知ろう
著者紹介:
監修:横浜国立大学・教育学部教授 松葉口玲子
小学校・教育学部でESD(持続可能な開発のための教育)に従事。低年齢でも読めるSDGs表現を全面監修。
寄稿:国連広報センター所長 根本かおる
国連で採択したSDGsの情報を発信する国連広報センター所長。
2021年度「日本PR大賞 パーソンオブザイヤー」受賞。
この書籍を作った人
絵本・イラスト・立体造形作家。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。中森デザイン事務所を経て、フリーに。『色えんぴつでかわいい鳥たち』『どうぶつのかたち練習帳』(パイ インターナショナル)、『どうぶつえんに いきましょう』『ぼくと小さなポポフ』(教育画劇)など著作多数。
この書籍を作った人
北海道生まれ。多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。講談社絵本新人賞受賞。絵本に『きいのいえで』『ようちえんのおひめさま』(講談社)、『サンタクロースになるひ』(小学館)、『だれのおとしもの?』(PHP研究所)、『あのこのたからもの』(ブロンズ新社)、『まなちゃんはおおかみ』(偕成社)、『かくれんぼ』『ふぶきのみちは ふしぎのみち』(アリス館)など、挿絵の仕事に『きょう、おともだちができたの』(作・得田之久、童心社)、『うれしいぼんおどり』(作・すとうあさえ、ほるぷ出版)『カラフルなひとりごと』(ほるぷ出版)などがある。
出版社からの内容紹介
LOTTEの大人気お菓子「コアラのマーチ」のイラストを使用した
探し絵絵本が登場!
海や街、動物園などさまざまな場所にコアラのマーチくんたちを探し出そう!
さらに、パッケージ誕生秘話や、お菓子の絵柄の数など、
コアラのマーチの豆知識も掲載。大人も楽しめる1冊です。
出版社からの内容紹介
ロボットと鬼ごっこをするには?
「ロボットに鬼ごっこをさせるにはどうプログラミングしたらいいか?」を考える中で、プログラミング的思考のエッセンスや創造性を学ぶことができます。
10年後のキミが変わる!
未来のために、いま小学生に知っておいてほしい大事な考え方を身につける学習読み物です。教科書では学べない、これから生きていくために大切な力が身につきます。
”プログラミングの極意”でプログラミングのやり方がわかる!
プログラミングの基本となる考え方や、新しいものを生み出すプログラミングの創造力を、小学生にもわかりやすく伝えます。巻末には、ビジュアルプログラミングが体験できる、ソニー・グローバルエデュケーション監修のKOOVの体験サイトを紹介しています。
出版社からの内容紹介
◎1年生になる前に必要な国語力・算数力の基礎を身につける!
小学校入学前のお子さまが、無理なく楽しみながら入学前に必要な力をつけていける教材です。
◎単なるドリルではない、多様な角度からのアプローチ
国語では「話す・書く・聞く」、算数では迷路や折り紙に取り組む活動を取り入れるなど、多様な角度から考え表現できるように構成されています。また、ひらがな・カタカナや時計に親しむための付録が付いています。
◎学びを助ける楽しい付録つき
学習が終わるごとに貼っていくシールやひらがな・カタカナポスター、文字・とけいボード、おりがみなど、楽しく学べる付録も付いています。
◎好奇心と感性を育む体験教材「経験学習」
Z会小学生コースで評判の、親子で楽しく取り組める「経験学習」。生活科や将来の理科・社会につながる多様な経験が、お子さまの思考力・表現力を引き出します。
◎ネイティブの英語の音に親しむ「英語」
楽しい歌やリズムに乗せた英語を聞くことを通じて、アルファベットの音や文字の形に親しみます。また、「数」や「色」などの身近なものやよくつかう「あいさつ」を英語ではどのように言うのか、実際にネイティブの英語の音を聞いて確かめることができます。
出版社からの内容紹介
◎考えることが好きになる
パズルのように楽しく取り組める構成です。いろいろ考えながらじっくりと取り組み、解けた瞬間の「わかった!」と感じる快感・達成感を味わえる問題をそろえました。考えることが好きになれるワークです。
◎対象を観察して並べる
『基礎編 ならべかえ』は、絵や数、文字などを“並べる”問題を集めました。文字を並べ替えて言葉を作る、数量や順序を比較する、ものの動きの様子を観察するなどの体験を通して、特に「情報整理力」や「試行錯誤力」をきたえられます。
◎教科学習とは異なる「思考力」が身につく
教科学習とは異なる「思考力」を「連想力」「試行錯誤力」「論理的判断力」「情報整理力」「注意力」「推理力」の6つに分解。これらの力が身につく問題集です。
◎知識そのものではなく“知識を使う力”を養う
知識そのものではなく、知識を活用する力を問う問題を基本としています。要求される知識は難しくないものの、発想や着眼点で高度なレベルを求められる問題もあります。