ライフ誌、ヴォーグ誌で初の黒人専属カメラマン、ゴードン・パークスが、原点「アメリカン・ゴシック」を撮った背景を描いたノンフィクション。人種差別や貧困をレンズにおさめ、アメリカ社会を動かした男の生き様を静かに描く。
黒人初のカメラマンの伝記絵本です。
ゴードン・パークスがカメラを手にしたのは偶然だったけれど、黒人として差別されたこと、同じ仲間たちへの温かい目が、彼の写真に反映されていることはわかります。
淡々とした絵本ですが、今一度人種差別について、差別を克服して成功することもできるという希望について、考えることができる、深みのある絵本です。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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