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ぬまの100かいだてのいえ ミニ

ぬまの100かいだてのいえ ミニ(偕成社)

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ジョバンニ

パパ・60代・広島県

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自己紹介
東京都国立市生まれで関東圏育ちです。現在は仕事の関係で広島に住んでいます。
2人の子供を抱える、自称「絵本好きのパパ」の「ジョバンニ」です。

この度、転勤で鳥取県に来ました。「こんとあき」の舞台にきて、新たな気持ちで参加していきます。
が、しかし、「好きなもの」の5にやや追われ気味で。。。
好きなもの
1.(絵)本を読むこと
2.温泉にゆっくり入ること
3.食事を楽しくすること
4.家族とすごすこと
5.真剣に仕事をすること
ひとこと
1.あまり紹介されていない絵本のレビューに心がけています。
2.全国のパパ! 頑張って子育てに励みましょう!

ジョバンニさんの声

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なかなかよいと思う 生き物たちの生態図鑑  投稿日:2005/11/17
かわせみのマルタン
かわせみのマルタン 作: リダ・フォシェ
絵: フェードル・ロジャンコフスキー
訳: 石井 桃子

出版社: 童話館出版
家の近くに古川という川が流れています。中心街から離れていますが、高速道路のインターチェンジが近く、マンションも林立しているところです。
いるんですね、こんな所にも。初めて見た時の印象は、「鮮やかな瑠璃色をした、小さな菱形の飛行物体」でした。
カワセミといえば、あの瑠璃色の美しさばかりが先行して、その生態については殆ど知りませんでした。
しかしカワセミの夫婦というのは、ものすごく仲が良いんですね。驚きました。おしどり夫婦という言葉がありますが、カワセミ夫婦ってのもありかな?って感じです。
話はカワセミ夫婦の生活を中心に、自然の摂理などについて述べられたものですが、その地域に暮らす生き物の生態なども詳細に描かれており、「川辺に暮らす生き物たちの生態図鑑」と副題を付けたいくらい内容の濃いものです。話も長く、内容からしても小学校高学年から大人向けの作品といえるでしょう。
チェコスロバキアの作家とロシアのイラストレーターによる作品で、1965年刊行作品の復刻書です。
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自信を持っておすすめしたい 頑張れ!!  投稿日:2005/11/17
とべ!ちいさいプロペラき
とべ!ちいさいプロペラき 作: 小風 さち
絵: 山本 忠敬

出版社: 福音館書店
小学校に上がった息子が、学校の図書から2ヶ月間連続で借り続けた本です。
なれない小学校生活の不安な心情を、小さなプロペラ機の話に感じ得たのでしょうか?一歩踏み出す勇気を与えてくれる。そんな絵本です。

お話は、小さいプロペラ機が初飛行するまでの心情変化を描いたものです。
大きなジェット機の堂々とした姿に萎縮するちいさなプロペラ機に、「ひろいそらでは、ぼくらのおおきさなことなどわすれてしまうよ」と励ます大型ジェット機。パイロットからの励ましもありますが、大きさや形は違っても同じ仲間からはげまされること、これが一番ですね。とても良いシーンです。
さあ、いよいよ初飛行です。頑張れ!!

絵本に登場する乗り物は、ほとんどの場合ライトやフロントグリルを利用して表情を表現していますが、飛行機となるとなかなか難しい!?でもそこは、乗り物絵本の第一人者の山本忠敬さん、さすがです。ちゃんと表情豊かに描かれています。また、至るこ所に遊び心が出ているところも、いつものとおりです。
絵本の表紙〜裏表紙にかけて描かれている優しい顔の大きなジェット機と、張り切って飛んでいる得意顔のちいさいプロペラ機の表情がたまりません。
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なかなかよいと思う いまとなっては  投稿日:2005/11/16
まんげつのよるに
まんげつのよるに 作: 木村 裕一
絵: あべ 弘士

出版社: 講談社
「あらしのよるに」シリーズを、読んだのはいつだったろうか?絵本としてはセンセーショナルな内容に、わくわくしながら一気に読み、みんなに紹介したものです。口コミやテレビ絵本などへの登場で人気に拍車がかかり、最近ではアニメ映画化されるなど、まさに一つのエポックを築いた作品と言えますね。
さて、それまでの最終巻「ふぶきのあした」のあまりにも切ない終わり方に、読者からの反響が多く、『ぜひ続編を!』と言う声があちこちで上がっていたかと思います。ガブはどうなったの?メイはどうなるの?云々、、、。我が家でも、また多くの読者のあいだでも、その続きを待ち焦がれ、ハッピーorアンハッピーな結末を自分の中で創作し集結させていたのではないのでしょうか?
そんなこともあり、この作品の評価は二分すると思います。子供はたぶん喜ぶでしょう。わたしは、示した星の評価です。さて、あなたは?
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ふつうだと思う わーい。わーい。なんじゃいこりゃ?  投稿日:2005/11/08
きつねのテスト
きつねのテスト 作: 小沢正
絵: 片山健

出版社: ビリケン出版
のぶこが学校の帰り道に”きつねのテスト”を受けるおはなしです。
テストといっても、
@座ると一つはネコに、一つはネズミになってしまうという椅子があり、ネコになる椅子に座れば勝ち。
A一つはキューピーに、一つはダルマになる粘土のうち、ダルマになる方でおだんごを作れば勝ち。
B寝ている虎の頭を棒で力一杯叩いて、カレーパンに変わる虎を叩いたら勝ち。
と訳の分からないものばかりです。そして、全問正解だと「カバの女の子になって、他のカバと楽しく勉強が出来るようになる」という素敵なご褒美がもらえるという。わーい。わーい。なんじゃいこりゃ?でも、ちょっと興味がわく?そんな絵本です。さて、のぶこは無事テストに正解できるのでしょうか!?
宮沢賢治の「注文の多い料理店」を連想させる話の展開が、ちょっとお気に入りです。
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なかなかよいと思う 子供も好きだよ  投稿日:2005/11/08
うんこ日記
うんこ日記 作: 村中 季衣
絵: 川端誠

出版社: BL出版
『お父さんはどうも尾籠なテーマの本に手を出すね。』「でも、子供も好きだよ。」と、手に取った本の表紙には和式の水洗便所!タイトル文字も「うんこ」のかたちです。
いやー、それにしてもすごい。お父さんが出張中に出た「うんこ」をここまで観察したのは大したものです。出張から帰ってきたお父さんも最初はびっくりしていましたが、最後は感心しています(いやー、わかります)。何でも徹底的にやるということは良いことです。
ちなみに描かれていたてんこ盛りの「うんこ」の絵は、月曜日:わかめだらけのおみそ汁、火曜日:ほうれん草のごま和え、水曜日:ブタ汁、木曜日:ゴーヤチャンプル、金曜日:冷やし中華、土曜日:納豆チャーハン、そして明日の「うんこ」は今から食べるエビフライ!!
何故か喜々として書いてしまいました。が、子供も好きだよ。
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なかなかよいと思う 現代のピラミッド建設  投稿日:2005/11/08
ダムをつくったお父さんたち
ダムをつくったお父さんたち 作・絵: かこ さとし
出版社: 偕成社
インドネシアのチラタ発電所が出来るまでの物語です。
このダムは日本(設計と施工),オーストラリア(発電機),フランス(変電所),西ドイツ(送電設備),そして地元インドネシア(施工)の人たち(お父さん)が造ったダムなのです。
少し専門的ですが、難しいダム工事のことが注釈でわかりやすく解説されていますので、小学校低学年から理解できると思います。
またこの絵本には、各所にインドネシアの動物や植物が描かれている他、簡単な挨拶や表現が、英語や、インドネシア語、ドイツ語、フランス語で書かれています。そこを細かく見ていくのも一興です。

見開きに「〜現代のピラミッド建設ともいえる〜」と書かれていたので少し調べてみました。エジプトのピラミッドの高さは140m前後、チラタダムは126mです。まさにピラミッドに匹敵する高さです。絵本の最後に書かれているように「これから ずっと みなに よろこばれ だいじにされ」ていけば、これから何千年か後も、本当のピラミッドのように屹然としているかもしれませんね。夢が広がります。
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なかなかよいと思う メイプルシロップをかけたかき氷  投稿日:2005/11/08
すばらしい季節
すばらしい季節 作・絵: タシャ・チューダー
訳: 末盛千枝子

出版社: すえもりブックス
女の子が好きそうな装丁に惹かれ手に取りましたが、「しずかに 五感をあたためて シマフクロウは 塔のうえで じっと動かない」と、いきなりテニスンの詩から始まります。うぉ!しっぶ〜〜ぃ。

主人公のサリーが、自分の体を全部使って季節を感じるということがテーマの絵本です。季節の移り変わりを、花の色や小鳥の声、川の流れの音、食べ物の味や香りで実感し確認するしぐさが、とても綺麗な絵で描かれています。
目でみて、耳できいて、においをかいで、手でさわって、口にいれて、、、当たり前のことですが、とても大切なことだと思います。

ところで食いしん坊の私は、食べ物の記述のところに何故か惹かれてしまいました。野いちご=夏の味、うなづけます。私はカジカ苺が好きです。リンゴ=秋の味、うなづけます。「かえでの木から採った蜜を、雪にかけてたべると 春の味がします。」????? これって、メイプルシロップをかけたかき氷をイメージすればよいのでしょうか?何かとても旨そうですが、今時の雪って口にしても大丈夫なのか?ちょっと心配です。
この絵本は、1993年に絶版になった同書の復刊です。
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ふつうだと思う 最後のページに落ちが  投稿日:2005/11/08
あかいろくんとびだす
あかいろくんとびだす 作・絵: やベみつのり
出版社: 童心社
長新太さんの作品を思わせる画風とお話です。(実は間違えて手に取りました)
内容は、信号の赤色が飛び出し、他の赤色を引き連れて冒険に行くお話です。ついには赤色どうしががくっつきあって、大きな鯨になってしまいます。
帰ってから信号の青色君と、黄色ちゃんに冒険の話をすると、二人とも飛び出したくなりました。と締めくくられたこの絵本、よくみて見ると、なるほど、絵が赤,青(緑),黄の3原色を基調として描かれているのに気がつきました。
子供と読む時には、青色ちゃんが飛び出すと、この樹とこの洋服と,この風船とがくっついて、、、さぁ どうなるかな?と言うように遊ぶことも出来ます。最後のページで、標識とポストの赤が元に戻っていないのが、落ちです。
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ふつうだと思う 着せ替えおじさん絵本  投稿日:2005/11/07
おとうさんはスーパースター
おとうさんはスーパースター 作: 中川 ひろたか
絵: 大橋 重信

出版社: 教育画劇
よく分からないけど、結構笑えます。
主人公のクセブツキさん(どーゆう名前なんでしょう?)は、かっこいい制服の職業にあこがれています。パサナさんのお店で、お巡りさんや消防士さんの衣装を買って、その職業の人になりきるのですが、なぜか痛い目にあってばかりです。しかし、最後は息子のウーゲント君の前で!!
かっこいいのはそれなりに大変なんだよ。と読み取ればよいのか、何も考えずに笑っていればよいのか、ちょっと悩みましたが、、、、我が家は後者で、ひたすら笑いました。
ところでこの本、私は図書館で借りてきたのですが、購入するとなんとクセブツキさんの着せ替え人形が付いているようです。え゛〜〜〜!
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なかなかよいと思う TVコマーシャルにどうでしょう!  投稿日:2005/11/07
かたづけ ポイ・ポイ!
かたづけ ポイ・ポイ! 作: トニー・ボニング
絵: サリー・ホブソン
訳: 工藤 直子

出版社: 小学館
きつねのところに、おじさんから『満月の日に遊びに行くよ』と手紙が来ます。なんと、今日です。さあ、大変。ゴミだらけの部屋の片づけをしなくては!!
と、後はゴミをあっちへ,こっちへと良くあるドタバタストーリーで、子供はそのドタバタが面白くてゲラゲラ笑っています。が、よく考えればこれって最近盛んに叫ばれている”ゴミのリサイクル”の話ではありませんか。自分の捨てた「たばこ」を海の清掃活動で拾うコマーシャルがありましたが、まさにそれですね。
最後にネズミが出てきて「こんな素晴らしい宝物を」と言ってゴミを持ち帰っていきます。「捨てればゴミ、まとめれば資源」とはこのことです。
星新一さんの「おーい でてこい」状況にならないように、みんなで今日から、かたづけ!かたづけ!
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