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2008年06月30日

「ブックハウス神保町」村上康成さん ご来店のお知らせです。

書店「ブックハウス神保町」さんより
村上康成さん「くじらのバース」原画展の
追加のお知らせです!原画展のお知らせはこちら>>>


● 村上康成さん ご来店!
6月30日(月)15時から 約1時間
★現在 ギャラリーにて原画展を開催中の 「くじらのバース」 
著者 村上康成さんが ご来店になります。
 絵本について、先生についてなど いろいろお話ができるチャンス
☆ サインも可です(ブックハウス内の絵本に限ります)。 お気軽にご参加ください。

2008年06月29日

エンバリーおじさんに習う。

息子が本棚から、
エド・エンバリーの「かお かけちゃうよ」を取り出してきた。
お、なかなかやる気だね。

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と、思ったら、
「ママかいて!」。
またママですか・・・自分で描いてみてよー。
ぶつぶつ言いながらも、おえかき帳を開いて。

エンバリーおじさんの指示通りに描いていく。

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あれ、結構いい感じなんじゃない?

エンバリーおじさんの誘導は、点とか線とかを描き加えていくだけなのだけれど、
そのシンプルな線だけで、凄く豊かな表情の顔が出来上がっていくのです!
何より、とっても簡単。

描きながらも、なるほどなるほど。
勉強になります。

気がついたら、かなり熱中してしまっているわたし。


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あっという間にずらり。
結構壮観。

この絵本、なかなか使える!!
他にも色々シリーズ出ていますよ。

今度は自分で描いてね。

2008年06月28日

ポーニョポニョポニョ・・・

あるちらしを見ながら、息子が歌いだす。

「ポーニョポニョポニョ さかなのこ~♪」

お!それは、宮崎駿監督の新作の。金魚の。
しかし、なぜ歌える?
そういえば、ちょっと前にCDショップの視聴コーナーで、
二人でヘッドホンをつけてこの歌のあまりの可愛さに聞き惚れていた覚えが・・・。

うーん。いつもながら、子どもの記憶力はスゴイなぁ。
そう思いながら、何度も歌ってもらう。だってこの歌本当に可愛いんだもん。


・・・と、思っていたら。どうやら、今日から動く映像がテレビでも解禁!というニュースが。
本家本元の
「ポーニョポニョポニョ さかなのこー・・・」
うわーーー可愛くて腰抜けるー。
本当です。
めちゃくちゃ舌足らずです。

絶対見に行く!「崖の上のポニョ」。
親達はオールノックダウン間違いなし、の主題歌を聴きに行きましょう。

2008年06月24日

「ギフトラッピング無料キャンペーン」終了と「新オリジナルギフトラッピング」開始のご案内

いつも「絵本ナビShop」および「絵本クラブ」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
たくさんのお客様にご利用いただきました「ギフトラッピング無料キャンペーン」を、2008年6月30日をもちまして終了させていただきます。

2008年7月1日ご注文分からは、絵本ナビのロゴを大きくプリントした、オリジナルデザインのギフト袋にてお届けいたします。1配送につき、ラッピング代金300円(税込)にて、承ります。

 ■絵本ナビShopでの開始予定
  2008年7月1日注文分より、随時受付

 ■絵本クラブでの開始予定
  2008年6月24日(7月配本分)より、随時受付

新ラッピングの内容やご指定方法など、詳しくはコチラをご覧ください。

「絵本ナビShop」および「絵本クラブ」は、今まで以上にお客様にご満足いただけるよう、よりいっそうのサービス向上に努めさせていただきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

2008年06月23日

【お詫びとお願い】弊社Webサイト改ざんに関しまして

                                             2008年6月23日
                                             株式会社 絵本ナビ

いつも絵本ナビ、絵本ナビShop、絵本クラブをご利用いただき、誠にありがとうございます。
さて、過日発生したシステム障害につきまして、ご報告いたします。

2008年6月20日深夜2時頃、弊社Webサイトにおいて
一部ページが改ざんされ不正ファイルが混入し、当該ページにアクセスした時に、
悪意のある不正なファイルがダウンロードされてしまう状態となっていたため、
14時45分から同日21時までの間、Webサイトを閉鎖いたしました。

本件につきまして、弊社Webサイトをご利用いただいているお客様および、
関係各位に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしましたことを、深くお詫び申し上げます

調査状況と対処方法などにつきまして、以下にお知らせいたします。


1.改ざんの内容について

【対象Webサイト】
 ・絵本ナビ http://www.ehonnavi.net/
 ・絵本ナビShop http://shop.ehonnavi.net/
 ・絵本クラブ http://www.ehonnavi.net/club/

【改ざん期間】
 2008年6月20日(金)深夜2時頃~14時45分頃

 上記期間に対象Webサイトにアクセスした場合、
 改ざんされたWebページ上のスクリプトが実行され、
 不正ファイルに感染する恐れがありました。

【不正ファイルの種類】
 ・トロイの木馬型

【確認済みの不正ファイルの名称】
 ・Mal_Hifrm-2
  トレンドマイクロ公開情報:
   http://www.trendmicro.co.jp/Vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=MAL_HIFRM-2
 ・TSC_GENCLEAN
  トレンドマイクロ公開情報:
   http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=TSC_GENCLEAN

【検出ファイル名】
 ・s_ehon1969[1].jpg
 ・js[1].jpg


2.弊社における対応状況

今回の改ざんは弊社Webサイトの脆弱な部分が攻撃されたものと分析しております。
すでに、各Webページにおける脆弱性対策を実施し、
2008年6月20日21時頃にサービスを再開しました。
現在、引き続き対策の強化を進めております。
今後新たな情報が判明しましたら、改めてご報告させていただきます。

なお、現時点におきまして、今回の改ざんによって弊社Webサイトに登録されている
「個人情報」の漏えい等は確認されておりません。


3.ウイルス対策ソフトウェア実行のお願い

改ざん期間内に対象Webサイトにアクセスした可能性のあるお客様は、
お使いのウィルス対策ソフトウェアのプログラムやパターンファイルを最新状態に
アップデートしていただき、ファイルスキャンの実施をお願いいたします。
その上で、万一上記不正ファイルが検知された場合は、
直ちに駆除(削除)して頂きますようお願いいたします。

なお、ウイルス対策ソフトウェアをお持ちでない場合、
下記の無償オンラインウイルス検索サービスなどにより、
ウイルス検索を実行して頂けます。

 トレンドマイクロ - オンラインスキャン
  http://www.trendflexsecurity.jp/security_solutions/housecall_free_scan.php
 シマンテック社 セキュリティチェック:
  http://security.symantec.com/sscv6/default.asp?productid=symhome&langid=jp&venid=sym


ご不明な点につきましては、下記までご連絡ください。

 株式会社絵本ナビ info@ehonnavi.net

以上、宜しくお願いいたします。

2008年06月20日

システム障害のお詫び

6月20日(金) 14時30分頃~21時頃

上記期間、システム障害のため、サイトが正常に利用できませんでしたが、 現在は復旧しております。
ご利用の皆さまには、ご不便とご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。

2008年06月19日

『きみは太陽のようにきれいだよ』原画展開催のお知らせです。

★原画展、およびサイン会、講演会開催のお知らせです。

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スペイン語翻訳絵本
きみは太陽のようにきれいだよ
  
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<原画展概要 >

   日時:2008年7月3日(木)~7月29日(火)
   場所: BOOK HOUSE神保町・ギャラリー
   内容:絵本の原画、およびオリジナル作品の展示
       スペインの紹介(地図、旗、写真、グッズなどの展示)
   
 サイン会:7月13日(日)イラストレーターのみ    
       7月19日(土)作家・イラストレーターの2人で 
       いずれも14時~16時

 *講演会も行います。
  
        日時:7月18日(金)19時~
        場所:スペイン国営セルバンテス文化センター東京
      

 お問い合わせ先:『きみは太陽のようにきれいだよ』原画展事務局 担当・福原麻希
             TEL 090-1261-1431
             FAX 03-5486-5979


<作家・チェマ・エラス> 1957年アビラ生まれ。代表作『Cuando a Matías le entraron ganas de hacer pis en la noche de Reyes』(1999年、カランドラカ社、ガリシア語、バスク語、カタラン語で翻訳)、『Abuelos』(2002年、スペイン語、ガリシア語、カタラン語、バスク語、ポルトガル語、日本語、中国語で翻訳)。『Abuelos』2003年カタルーニャ出版協会リブレタル賞受賞。

<イラストレーター・ロサ・オスナ>
1961年セゴビア生まれ。グラフィックデザイナーとして仕事を始める。1988年から絵本のイラストを描き始める。代表作は『Abuelos』『El oso fabuloso』『No es fácil pequeña ardilla』『Un regalo diferent』(いずれもカランドラカ社) 


 

2008年06月18日

田中パパ絵本翻訳デビュー!たっぷりお話を伺いました。

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両手を広げて、ちょっとすかした感じの男の子が立っているだけの
この表紙、発する言葉は「だから?」。一体どんなお話なのでしょうか?

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だから?」

まずは、この絵本を翻訳された
田中尚人さんのコメントからご紹介しましょう!

*********************************************************

なんでも「いや!」なテリブルツーの2、3歳児、
なんでも「なぜ? どうして?」の4、5歳児、
そして、なにをしてあげても「で? だからなんなの?」とシラケた6歳児。
子どもってのは、大人を困らせる天才だ。
「ホトケの顔も三度まで」そんなひねくれ坊主に見舞うきつ〜い1冊がこれ。
絶対にありえない結末に、きっと子どもは腰を抜かすはず。
絵本の常識をくつがえす衝撃のナンセンス絵本。

なにをしてあげても喜ばない気むずかしい男の子。
お父さんだったら、さて、どうする?
2005年度イギリスBCCBブルーリボン絵本賞受賞  
・・・だから?

*********************************************************

パパ‘s絵本プロジェクトのメンバーであり、
ファザーリング・ジャパンの幹事でもある田中パパ。
我が絵本ナビスタッフとも、とっても仲良くさせて頂いておりますが、
今回は、『翻訳者たなかなおと』としてお話をたっぷりお伺いしました!

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田中さんの本業は、絵本編集者(現在グランまま社編集長)。
数々の絵本の制作・編集・出版に関われてきた田中さんが、
今回、初めて翻訳者として本格デビュー!
それは、やっぱりこの絵本との強い縁も関係があるようで・・・。


◆原書「whatever」との出会いは・・・?


パパ‘sのおはなし会で、田中さんが
(決して役には立たないナンセンス絵本)
「うんちっち」を嬉々として読んでいるその姿を見て、
「この人は、『whatever』の世界にセンスが近いに違いない!」
ぴんと来たらしい、セーラー出版の方。
(ちなみに『うんちっち』は田中さんのオハコなのだ。)
田中さんなら、ちょっとヒトクセある、やっかいなこのお話を、さらっと訳してくれるだろう・・・。
絶対的な確信のもとに依頼が来たそうです。

そして・・・
その思惑通り、田中さんが読んでみると、
「これは面白い!」
思わず大笑い。
このくだらなさが実にいい、大喜びしながら翻訳も快諾されたそうですよ。



◆改めて、この絵本のどんな部分に魅力を感じたのでしょうか?


「最初から読み進めていくと、このお話は、実にまっとうなプロットに従って
進んでいく・・・が、油断していると、最後に足払いをくらう!
こういった、イギリス人的ないたずら心を基につくられている
この絵本にとても共鳴できるんだよね。 」

絵本作りに忠実に見せかけて、実は真っ向から立ち向かっている姿勢そのものも、
田中さん御自身の絵本への取り組み方と重なる部分があり、
共感できるそうですよ。

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◆ビリーってどんな子?


一見、煮ても焼いても食えないような表情をしている男の子、ビリー。
どんな男の子なんでしょう?
無感動なのか、感情表現が下手なのか・・・。

「どっちでもない、どこにでもいる普通の男の子だよね。
子どもって、小さい頃の『いやだ、いやだ』の時期が終わると、
今度はちょっとすましてポーズをとったりする子っているでしょ?
あまのじゃくっていうのかな。何でも素直に言わない。」

いるいる、たくさんいるよね、そんな子。
「だからって、この子が悪い子って訳じゃない。
素直な子どもがいい子とは限らないって事もあるしね。
子どもらしい子どもだと思うよ。でも。いつもいつもこんな態度とられていちゃ、
我々大人は、我慢できなくなる事だってある訳で・・・。」

「あるー!」
(↑子育て真っ最中のパパ、ママの声)


◆では、ビリーのパパはどんな人?


ビリーを喜ばせようと、あの手この手で辛抱強くビリーに付き合うパパ。
例えビリーに「だから?」なんて、すかされようとも。
本当に優しい優しいパパなの・・・かな?
そう思って、ビリーも読んでいる方も油断していると。・・・衝撃の結末!!

「ここからが、このお話の面白いところ。」
と田中さん。
「仏の顔も三度まで、て言うでしょ?
たいがいにいしろよ!大人だっていつまでもいい大人でいる訳じゃないよ。」

これならどうだ!と来るのです。
ちょっとびっくり。たいがいにひねくれた子だって、びっくりする。
そして、急に現実に直面して素直になっちゃったりするんだけど・・・もう遅い?
絵本なんだから、たまにはこの位のパンチを子どもにあびせるのもいいのかも?
これは効きそうですねー。

そう。実はこの絵本。
子どもが子どもなら、大人も大人なんです(笑)。
是非パパに、笑いとばして楽しんで欲しいところです。


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↑あれ?どこかで見たような・・・。
 そうなんです。ちょうどよしながこうたくさんも絵本ナビにいらしてたので、
 「だから?」を読んでもらってます。この後、こうたくさん。
ひっくり返って笑ってましたよ!!
(こうたくさんの来訪ブログも近いうちにアップしますね。)



◆子どもには、このお話をどう受け止めてほしい?


問題の最後の終わり方。
「えっ!どうして?」
「これで終わってどうするの?」
こども心にも「良い」のか「悪い」のか判断がつかない。
つじつまが合ってない。ちょっと気持ち悪いよね。

でも、そこが狙い?
「予定調和的なお話が多い、最近の絵本。
でも、記憶に残るお話、心にひっかかるお話ってどのくらいあるのかな?」

確かに、理不尽だったり、理解しきれない部分っていうのは、
大人になっても覚えていたりするもの。
更に、常識をくつがえす、理解の範囲を超える、
こんな場面に出会う事で「苦々しい」って感じを味わって欲しいと田中さん。
(ここでちょっとにやり。)


◆親だって一緒?


子ども以上にちょっとびっくりしちゃうママだっているんじゃないかしら。
子どもと同じ「苦々しい」顔をしていたりして。

「どんな捉え方をするのかは、勿論自由だけど、
ママだって色々考えずにすかっと楽しんで欲しいよね。
この本を読んだ後にどう解説するのか、どう誘導するのか・・・なんて考えなくていいと思うんだ。」

さぁ、読むか読まないか。
これは、田中さんからの挑戦状!?

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◆翻訳作業で楽しかったのは・・・。


タイトルの「whatever」。 
これをどう訳すか。これが今回の翻訳作業の醍醐味だったそうです。
子ども達の世界を表わすことば「whatever」。

例えば最近流行りの
「そんなの関係ねー!」
子ども達の間の世界では、いつの時代だってこんな風味な
気分を代弁しちゃうような言葉が頻繁に飛び交っているのです。

この翻訳が決まってから、
田中さんが、子ども達の会話に耳を傾けるていると・・・。

多く使われる話ことばとして聞こえてくるのが、
「あ、そ。」
「それで?」
「それがどうしたの?」
「ふーん。」
「で?」
などなどなど・・・。

別に覚めている子が使っている訳じゃなく、
普通に使っている。(何となく解りますよね。)
数多い候補の中から、このニュアンスを表わす言葉は?

「whatever」=「だから?」

あ、もう、うちの息子が真似してる・・・。


◆田中さんご自身の絵本作りへの思い。


この、一筋縄ではいかない、いたずら心満載な作者ウィリアム・ビー
田中さんが彼に共感する部分は、上記でも述べている通り、
「絵本の常識をくつがえす作品をつくりたい。」
という姿勢。

そんな田中さんが手掛けた、思いが込められている作品、
例えばこちら>>>
「子ども心を忘れてしまったら。この本に書き留められたものを読む事で、
タイムマシンの様にかつて子どもだった時代に戻れる瞬間があるはず。」

こちらのシリーズも>>>
「子どもが感じる言葉にならない五感を、絵本にしてみたい。
子どもの方が、心と結びついて感じている五感もあるのではないか。」


◆最後に、この絵本を読む時のポイントってありますか?


「この絵本は、だらだら読まないで、スピーディーに軽やかに読んでほしいな。
じっくり読むから味わえる・・・とは限りませんよ!」

ここでも田中さんらしいコメント。

早速我が家でも、息子(4歳)に読み聞かせ。
さすがに最後の場面の進むにつれ、口がぽかーん。
読み終わった後は、びびってる顔(でも嬉しそう)をしながら、
「まだ、続きがあるんじゃないの?」
なんて言うから、
すました顔で
「ないよ。」きっぱり。

なかなかの成功例じゃないかしら、田中さん!

田中パパ「だから?」

さぁ、6月下旬発売予定のこの絵本。
絵本ナビでは、田中さんの「名入れサイン本」の予約を開始します!
田中さんがご希望のお宛名入りでサインを書いてくれますよ。
この機会に是非、おすすめします。
↓↓

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>>>購入はこちらから!!>>>


◆◇おまけ◇◆


先日、パパ‘s絵本プロジェクト主催で行われた
「絵本ジャンボリー」にて、
田中さん自ら、まだ発売前で出来上がってもいない
手作り「だから?」を持参して
青空の下、みんなの前で読んでくれました!!

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↑「だから?
田中さんが読み始めると、どんなお話か想像出来ないみんなは、
興味津々で見つめているので、静かになりました。

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↑お話はどんどん展開して行きます!
 「どうなっていくの?」

最後の場面では、子ども達は「ぽかーん。」
お母さん達は、「えーーー!!」
いい反応でした(笑)。
あっという間に退場する田中さん。
みんなの間に「苦々しさ」は残ったかな?

2008年06月17日

安藤パパの翻訳第2弾!今度のお話は冒険アドベンチャー絵本!

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ジミーのムーンパイ・アドベンチャー

この絵本の作者トニーは、今も子どもの心を持ったまま。だから、子どもと同じ位に想像力が衰える事を知らない様です。
だって、このお話の主人公のジミーは、大好きなお菓子「ムーンパイ」をもらう為に
地球を飛び出してしまうのですから!

翻訳は、前作「ぼくとおとうさんのテッド」と同じく安藤哲也氏。
トニーと同じく遊び心を忘れない大人として、幅広く活動を行っている彼だからこそ、
感覚はぴったりと合うようです。

ストーリーは、自由奔放なトニーの世界が炸裂!
ママからごはんの前に「ムーンパイ」を食べようとして怒られたジミー。

「でも、どうしても食べたい!」

さて、ジミーは誰からムーンパイを手に入れる?
グーグーグルグル呻っているかいじゅう「グリグラ」とは?
このおかしな宇宙人達は一体・・・?
そして、ジミーの遂げた偉業とは何なのでしょう!じっくり読んで堪能して下さい。

それにしても、このお話のもう一つの主人公「ムーンパイ」とはどんなお菓子?


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「”ムーンパイ“は1917年にアメリカ合衆国テネシー州で生まれた、2枚のクッキーのあいだにマシュマロをはさみチョコレートコーティングしたお菓子。ユニークな名前の由来は、このお菓子の大きさを決めるとき、ある人に、どのくらいの大きさがよいかたずねると、夜空にうかぶ月を丸く手でかこみ『このくらいの大きさ』といったことから、といわれている。」(絵本の帯文より引用)

確かに親の目から見てしまうと、食事の前にこんなお菓子なんて!と。
でも、ちょっと思い出しみて。そう言えば日本にも同じ様な形の「~パイ」というお菓子が・・・。
小さい時、とてつもなく美味しそうに見えていた事ってない?
その頃だったらやっぱりジミーと同じ位頑張っちゃうんじゃないかしら。
とにかく、子どもの世界は広くて深くて豊かなのだ!羨ましい・・・。   

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

やっぱり小さい頃「~パイ」を食べ過ぎて怒られた記憶のある安藤パパ。
「果たして、大人がここまで夢見るような食べ物ってあるのかなぁ?」
翻訳作業は、声に出して子ども達に読み聞かせながら、
テンポよくお話が聞ける事を念頭に置きながら、進めていったそうです。


そして、発売日である6月15日(日)「父の日」
ちょうど行われていた「パパ’s絵本プロジェクト」主催の
「絵本ジャンボリー」(@北軽井沢)にて、

安藤パパが自らこの「ジミーのムーンパイ・アドベンチャー」を
読んでくれました!!
(初めてです。)

パパ‘sのお話会では、
どんな絵本でも自由奔放「ロック」な読み方をするスタイルが、
御馴染みの安藤パパ。

さてさて、このお話はどんな読み方をするのでしょう?


 動画はこちらから!!↓↓



こんな様子でした。↓↓

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この解放感!外で絵本を読む、なかなか気持ちがいいのです。
「ぼくとおとうさんのテッド」と「ジミーのムーンパイ・アドベンチャー」
の2本立て。「『ぼくとおとうさん・・・』は、是非お父さんが家でじっくり読んでほしい。」
と、今回は大人の為にあらすじだけ。


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「ジミーのムーンパイ・アドベンチャー」は冒険アドベンチャー絵本。
ドキドキやワクワクを大切にするべく、テンポ良く読み進めていく安藤パパ。
ぱっとめくって、宇宙の場面が広がるのも効果的!


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これは???
わかる方もいるでしょうか。宇宙人の言葉をしゃべっているのです。
「ワレワレ ハ ウチュウジン ダ」
誰もが一回はやった事あるのでは?あれですね。

あっという間に、子どもの目が釘付けに!
安藤宇宙人がしゃべる度に笑い転げる子も。


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更に、アングルをぐぐっと引くと・・・。
思い思いの格好でお話を聞く子ども達。

安藤パパの存在感の大きさと、
男の人特有の声の大きさで、
こんなに人が大きく広がっていても、集中できる?
いい雰囲気です。

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終わってから、最後に息子がぽつり。
「あの、うちゅうじんがこうやって(安藤パパの真似)しゃべるお話が面白かった。」
とにもかくにも、息子の頭の中には強烈に印象に残ったようですよ!

皆さんも、この絵本を遊び心たっぷりに読んでみてはいかがでしょう。
「父の日」に発売されたこの絵本。
前回「ぼくとおとうさんのテッド」でも大評判だった 
安藤パパの名入れサイン本を今回も大募集です!!

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>>>購入はこちらから!!>>>

2008年06月16日

「絵本ジャンボリー」に参加してきました!!

6月15日は「父の日」
絵本ナビカナガキ事務局長もメンバーの一員である
「パパ‘s絵本プロジェクト」は俄然張り切る日でしょう!

・・・と言う訳で、毎年この時期になると
パパ‘s主催の「絵本ジャンボリー」なるイベントが
北軽井沢で開催されるのです。
(今年でもう5回目になるんですね。)
私イソザキも息子と二人で、今年3回目の参加をしてきました。

「父の日」というと、「お父さんがネクタイをもらう日」というのが定番?
いやいやいや。

「父の日だからこそ、パパが活躍する日。」

子ども達が思いっきり遊べて、ママ達がリラックスできる様に、
パパは、もてなし側に回って、家族の楽しい思い出をつくろう!
・・・と言うのが、この会の粋な趣旨。
 
パパ‘sの4人は完全にホスト役に徹していましたよ。
そして今年は、この時期にも関わらず、
2日間ずーっと快晴でした!!


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↑気持ちの良い風を受けながらの、おはなし会。
 思い思いの格好でリラックスしながら絵本を楽しみます。


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↑勿論、目玉はパパ‘sによる「野外絵本ライブ」!
 この写真を見れば、一目瞭然?本人達が一番楽しそうなのです。


もう一つの目玉は、毎年恒例「田中パパの本格カレー」!!

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今年は、参加人数が大幅に増え・・・
前日から現地入りしたスタッフチームで
玉ねぎ20キロ(!!)刻んで炒めました。


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そして、明日に備えてリハーサルも入念に・・・
って、あれ?絵本の練習じゃないの?
終始片手に楽器を持ってのリハーサルです。
あくまでも、好きなことしかしない人達なのです。
こどもも、そんなパパ達をじっと見つめます・・・(笑)。

そんなこんなで始まったジャンボリー。
初日から、ハイテンションで踊りまくるチビッ子達。
可愛い!

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↑CDデビューも果たした西村パパも、絶好調!

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金柿パパのオハコ「やさいのおなか」は、いつも盛り上がるけど、
今回は、絵本の中に野菜が出てくると、
すかさず、料理中の田中パパが実物を走って持ってきてくれて、
みんな大喜び!
ナイスチームワークです。


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そんな田中パパが読んでくれたのは
こちら>>>の絵本。
新しい定番になりそうな予感。
動物達が出てくる度に、田中パパが興味深い豆知識を披露。
これには、他のパパ達も関心しきり。
  

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もちろん安藤パパも!
昼間から(本当に)美味しそうにビールを飲んでいた安藤パパ。
あれ~何だかいつもより調子いいぞ!?なんて。
今回参加されていた、図書館の司書さん達の前で、
「図書館でも、こんなおはなし会したいなぁ!」
安藤さん、さすがにそれは無理。

田中パパも安藤パパも
今回発売された翻訳絵本も読んでくれました!
                  田中パパはこちら>>>
                  安藤パパはこちら>>>


そして、今回参加したパパ達やプレパパ達も、
みんなの前で、絵本を読んでくれましたよ。
「父の日」、パパ達はとっても頑張っていました。

  
イソザキもオフィスからいくつか新刊絵本を持参しちゃいました。

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例えばこちら。
真剣に見ているのは、絵本ナビでも超話題のしかけ絵本、
ギャロップ!!
やっぱり、みんな驚いていました。

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二人が夢中になっているのは
新・恐竜たち
絵巻えほんシリーズで、ぜーんぶ広げると、
2.8メートルにもなるんです。
こんな風に二人で読んでもケンカになりません?

他にも、この絵本は受けていたなぁ。
こちら>>>
段々笑いが止まらなくなるんです。


子ども達は、思い思いに虫捕りに出かけたり、アスレチックをしたり、
ひたすら走り回ったり。
その合間、思い出したように、絵本を読みに来たり、
カレーを食べに来たり。
なかなか不思議な光景でしたよ。

2008年06月11日

オランダの人気絵本作家ヒッテ・スペーさん&ハルメン・ファン・ストラーテンさんがイベントの様子をご紹介します!

オランダの絵本作家ヒッテ・スペーさんとハルメン・ファン・ストラーテンさんが、
新刊絵本の発売を記念して来日されました。
仲良しのお二人と、お二人の絵本を翻訳されている野坂悦子さんもご一緒に
イベントが行われたそうです。
お二人ともオランダでは、子ども達との交流をとっても大事にされているそうで、
どんな様子で行われたのか、興味が湧きますね。

◆お二人の絵本です。

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その様子を、出版社ジェネオンエンタテイメントの方が教えてくださいました!
写真と共にご覧ください。

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去る5月17日(土)・18日(日)に、
オランダ絵本作家さんのイベントを行いました。

ヒッテ・スペーさんハルメン・ファン・ストラーテンさん。

お二人とも、オランダを代表する、人気絵本作家さんです。
そして、このお二人の作品をやさしい日本語で翻訳してくださった、
野坂悦子さんの3名でイベントは進められました。

小さなお子様向けや、絵本作家さんを目指す方、大人向けなど、
色々な切り口での今回のイベントは、どこも盛況で、熱気にあふれた楽しいものになりました。
子供たちが、読み聞かせに聞き入っている姿や、
作家さんと一緒にお絵かきをしている姿、嬉しそうにサインをもらう姿などを見ては、
スタッフとしては絵本出版の醍醐味を味わうひと時でした。

次回もこのようなイベントがある際には、ぜひ皆様ご参加くださいね。

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翻訳者野坂悦子さんによる、新刊絵本の読み聞かせが行われました。

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ハルメンさん、お絵かきタイム!

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みんなも一緒にお絵かきタイム。

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ヒッテさんも一緒に絵を描きます。

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オランダ語の数の数え方って?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ハルメンさんは、自国オランダでも学校訪問やイベントを沢山行われているそうですよ。
そちらでの様子もお写真を見せて頂きました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


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子ども達も嬉しそう!

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あ!消防士のエルフだ。今度の新刊の主人公ですね。

2008年06月10日

日常の中の大冒険。

ゾウのオラフのてんきのはなし
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この絵本を初めて読んだ時、
また、「てんき」というテーマで
思い出してしまったのは、
家から保育園まで、自転車で15分の
息子との通園エピソード。

自転車通園、通学、通勤をされている方は、
共感してもらえると思うのだけれど、大人からしてみれば、
「雨の日」というのは、悲惨、という言葉しか思いつかない!
増してや、急いでいたり、荷物が多かったり、よそ行きの服だったりすると・・・。

でも「いつも通り」という事を、ふっと、諦めてみた時、
同じ15分強の時間の中でも、意外と心に残る様な場面があったりして。
例えば・・・。

その1:
「さぁー!今日は雨だーー。」
息子と二人、気合を入れて、完全防備で出発。
でも、1分も経たないうちに、
空が、ぱぁーっっと晴れてきて、太陽が顔を出した時のひと言。
「うわぁー、太陽だ!ぼく、太陽だいすきー。」

その2:
今度は、快晴だ♪と思って、ごっきげんで出発したら、
「ぎゃーー!!」突然の大雨。
大騒ぎしながら、自転車をこぐ私を見て、
大笑いしている息子の顔。

その3:

さらに、雨ざあざあぶりの日。
「今日は、歩いて行きたい!」
ついつい我がままに付き合って出発すると、
小さい体に釣り合わない傘の重さに、座り込んでしまう息子。
一歩も動かなくなった息子を前に途方に暮れて、
たまたま遊びに来ていたじいじに電話をしたら、
走って来てくれて、仲良く3人で保育園に行った事。

その4:
(強風の日)
風が強すぎて、こいでもこいでも前に進まない!
更に、横風に倒れそうになると、
「がんばれー、がんばれー!」
とかごの中の息子から応援してもらった事。

その5:(大雪の次の日)
かちんこちんに凍った道路を二人で歩いていると、
すべって転びそうになった息子。
手を引いて助けたら、
次の瞬間には私がすべりそうになって、
手をひっぱってもらい助けてもらった事!
「あぶなかったね~。」

などなどなど・・・

その時は、ただただ必死な時間なのだけれど、
こうやって並べてみると、
大した冒険じゃないですか!
たかだか15分の事なのにね。

そこで、もう一度この絵本。
ゾウのオラフのてんきのはなし

こんな風に、天気が変わっていくだけで、
ストーリーが進んでいくって事に、すぐ共感できちゃうのです。
小さな子どもにとって、全身で体感できる天気の移り変わりも
大きな事件なんだと思います。


そんな体験の出来る、徒歩や自転車でのお散歩。
おすすめです。
・・・なんて、そのまま風邪を引かせてしまう私、
勿論、母親失格レベルなのは、自覚しております。

絵本作家の風木一人さんが遊びにいらして下さいました!

風木一人さんがあそびにきてくださった記事は移行いたしました。

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「おしゃれなのんのんさん」風木一人さんが絵本ナビオフィスに遊びに来てくださいました!

2008年06月03日

現在、新たな障害・メンテナンス情報はありません。

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2008年06月01日

メールサーバ障害に伴うメール送受信の遅延について

5月31日(土)~6月2日(月)11時頃

上記期間、弊社委託先データセンターのメールサーバに断続的な障害が発生していたため、弊社から送信する全てのメール、および弊社メールアドレスにお送り頂いている全てのメールについて、送受信に遅延が発生しておりました。
現在復旧し、滞留していた全てのメールにつきまして、順次送受信を行っております。
ご利用の皆さまには、ご不便とご迷惑をお掛けいたしました。お詫びを申し上げます。

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