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2008年05月30日

「おしゃれなのんのんさん」の原画展のお知らせです。

「のんびり のんきな のんのんさん」がとってもチャーミングな新刊絵本

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おしゃれなのんのんさんの原画が急遽決定したそうなので、お知らせいたします。
↓↓
2008年5月18日(日)~6月7日(土)まで、ジュンク堂池袋店にて『おしゃれなのんのんさん』の原画展が開催されます。会場では、著者・風木一人先生によるおはなし会も予定されています。どうぞお楽しみに!

●開催期間:2008年5月18日(日)~6月7日(土)
●会 場:ジュンク堂書店池袋店8階児童書コーナー

風木一人先生のおはなし会:6月7日(土) 15:30~16:00 (参加自由)

2008年05月28日

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◆@絵本ナビ  「五味太郎干支セトラ絵本」いよいよ12巻完結!記念して・・・ (2008/05/28)

http://www.ehonnavi.net/magazine20080528.htm

2008年05月26日

あの人の干支の「干支セトラ絵本」。

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「干支セトラ」シリーズを子どもたちに読ませてもらうと。え~っとねぇ・・・。

五味太郎さん「干支セトラ絵本」シリーズ
ことば遊び、かくれんぼ、まちがい探し、たび・・・干支(えと)の12匹のどうぶつたちが登場し、楽しくユーモアあふれるストーリーが展開します。


全国各地で老若男女に絵本を読み、講演活動をされている「ブックドクターあきひろ」さんという方の、この「干支セトラ」シリーズを子ども達に読まれた時の感想が、とっても面白かったのでご紹介します!

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「エトセトラ」シリーズを
子どもたちに読ませてもらうと。
え~とねぇ・・・。


酉の絵本は、とにかく探すね。ページをめくった
瞬間がおもしろい(笑)。

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戌の絵本は、とにかく「わん」って鳴くねぇ。
そして最後に「うん」ってうなずくねぇ(笑)。

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亥の絵本は、最後に「スッゲェー」って声がでたり
「オレもやってみよ」っていって走るねぇ(笑)。

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子の絵本は、読んでいる最中にみんな歯をなぜか
くいしばるねぇ。

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丑の絵本は、最後に「?」が出るねぇ(笑)。
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寅の絵本は、さすが子どもたち。
「オレも」とか「わたしも」とか大事なところで声がでるねえ(笑)。

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卯の絵本は、途中から目がちがってくる。
でも最後に「ホッ」とした目になるねぇ。

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辰の絵本は、みんな一生懸命こたえてくれる。
そして自分のこたえに笑い出すねぇ(笑)。

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巳の絵本は、中学生・高校生に読ませてもらうと、
スゲェー威力を発揮するねぇ。

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午の絵本は、老夫婦にピッタリだねぇ(笑)。
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あとの未の絵本と申の絵本は、どんな絵本かというと、
え~とねぇ、ひみつ・・・・・・。

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◆ブックドクターあきひろ・・・こころに効く絵本を処方する「ブックドクター」。全国各地で老若男女に絵本を読み、講演活動も。エッセー『オーッス!』(大和出版)、絵本『ニャッピーのがまんできなかったひ』(鈴木出版)

※「2008年おもしろい図書館CBLの会ブックカタログ」より引用させて頂きました。

ヒルサイド・セミナーシリーズ「絵のない絵本と即興詩人――アンデルセンの国デンマーク」のお知らせです。

「人魚姫」「雪の女王」「マッチ売りの少女」など多数の童話を残した作家アンデルセン。
その魅力を語るトークイベントのご紹介をします。

案内人として、「すえもりブックス」代表の末盛千枝子さん。そして、ゲストに『旅の絵本』『ふしぎなえ』『はじめてであうすうがくの絵本』など、多数の美しい絵本を出されて人気の絵本作家安野光雅さん!安野さんは、講演は殆どされていないそうなので、とても貴重な機会となりそうですね。

セミナーシリーズ「人生に大切なことはすべて絵本から教わった」
第3回 「絵のない絵本と即興詩人――アンデルセンの国デンマーク」

2008.06.14 【sat.】 14:00-16:00

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繪本即興詩人

「人魚姫」「雪の女王」「マッチ売りの少女」「みにくいあひるの子」「親指姫」――生涯に156篇の童話を残したアンデルセンは、世界中で最も愛されている童話作家の一人です。 美しく、哀しく、切なく、時にユーモラスなその物語世界は、貧しく生まれ、波乱に富んだアンデルセンの生涯の鏡であったと言われています。
「旅することは生きること」と語ったアンデルセンのイタリア旅行記「即興詩人」森鴎外訳を幼い頃に読み、感鳴を受け、自ら「繪本即興詩人」も著している安野光雅さんをゲストに迎え、末盛千枝子さんとともにアンデルセンの魅力について語っていただきます。


   ゲスト:安野光雅(画家、絵本作家)
   案内人:末盛千枝子(日本児童図書評議会副会長/「すえもりブックス」代表)
   日時:2008年6月14日(土) 14:00-16:00
   会場:ヒルサイドプラザホール (ヒルサイドプラザ内/東急東横線代官山駅から徒歩3分)
   定員:150名(要予約)
   会費:1500円
   協力:アップリカ代官山店、キャラメル ベビー&チャイルド、プチバトージャパン代官山

   予約・お問い合わせ:
ヒルサイドインフォメーション TEL: 03-5489-3705
http://www.hillsideterrace.com/art/seminar03_0614.html

詳細はこちらへ>>>

2008年05月21日

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◆@絵本ナビ  生まれたての赤ちゃんから楽しめる絵本が登場!サイン本の先行販売もしちゃいます。(2008/05/21)

http://www.ehonnavi.net/magazine20080521.htm

2008年05月16日

『BLUE BOOK Group展』のご案内です。

絵本作家の早川純子さんから、御自身も参加されるという、こんな展覧会の情報を頂きました!
作家さんの呼びかけで集まり、世界各国の作家さん達が御自身で運営されるグループ展なのだそうですよ。ちょっと面白そうですよね。

詳しい内容はこちらです↓

『BLUE BOOK Group展』

会期:2008年6月18日(水)~6月29日(日)
会場:ブックギャラリー ポポタム(西池袋)・ギャラリー&カフェ ファインド(十条)


●BLUE BOOK Group展とは

イランの画家、ハッサン・アメカンが呼びかけ人となり、世界各国で活動する31名の作家有志によって開かれる国際展示です。
メンバーはボローニャ国際絵本原画展を通じて知り合った作家を中心に、絵本やイラストレーションの分野で活躍する若手作家たち。展覧会の企画、運営も作家たち自らが行うという珍しい試みで、2年に一度、世界各国の巡回を目標としてます。
第1回目は2007年11月にテヘラン(イラン)から始まり、2008年3月にドバイ(アラブ首長国連邦)、2008年6月に東京で開催されます。

東京展は版画家で絵本作家の田中清代を中心に20代、30代の作家たちのボランティアによって企画運営されます。31名の作家が、各3〜5点の作品を2会場で展示する予定です。


●基本情報

    会期:2008.6.18(水)〜6.29(日)
    会場:A ブックギャラリー ポポタム 6.23(月)休廊予定
        〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-15-17 TEL 03−5952−0114
        :B ギャラリー&カフェ ファインド 6.24(火)休廊予定
        〒114-0034 東京都北区上十条2−9−1 TEL 03−5876−7566
   入場料:無料

出品作家:Maurizio a.c.Quarello/イタリア、Antonello Silverini/イタリア、Joanna Concejo/フランス、Francesca Chessa/イタリア、Marco Rien/ドイツ、Renata Gallio/イタリア、Laura Orsolini/イタリア、Joao vaz de carvalho/ポルトガル、Gabriel Pacheco/メキシコ、Isabelle Vandenabeele/ベルギー、Sergio Mora/スペイン、Eric Rolland/フランス、Maximiliano Luchini/スペイン、Katalin Szegedi/ハンガリー、Hassan Amekan/イラン、Ali Amekan/イラン、Andrea Morandi/イタリア、Andras Baranyai/ハンガリー、Chris Haughton/イギリス、Mirta Caccaro/イタリア、Chris Haughton/イギリス

[日本人作家]
伊津野果地、小川惠美子、久保貴之、坂田季代子、宮沢ゆかり、山田真奈未、山本佳奈枝、市居みか、田中清代、早川純子

BLUE BOOK Group東京展ウェブサイト:参加作家プロフィールや詳細な情報はこちらをご覧下さい。↓↓
http://bluebookgroup.jp

その他:
ドバイ展の様子を下記サイトでご覧いただけます。(英語)
http://www.ameinfo.com/149751.html
http://www.zawya.com/story.cfm/sidZAWYA20080311102101
http://www.middleeastevents.com/site/pres_dtls.asp?pid=3088


●『BLUE BOOK Group 展』 私的コンセプト・ノート

参加される絵本作家田中清代さんが、この展覧会のコンセプトをとってもわかりやすく、
とても面白い文章で書かれています。

こちらからどうぞ>>>

会場では、各作家さんのポストカードを取り寄せて販売されるそうです。
(参加される作家さん、31人のセット販売で、裏面には顔写真も載っているそうですよ。)
また、日本人作家さんの新作ポストカードも販売されるそうです。
更に、イランの作家さんやフランスの作家さんの”絵本と原画のセット”を販売 も!

2008年05月15日

泣けるお父さんソング「おふろばで」>iTunesで配信開始

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こんにちは。絵本ナビ事務局長のカナガキです。


僕は毎月、現役パパ4人のユニット"パパ's絵本プロジェクト"で、
全国の図書館などに呼んでいただいて「出張絵本おはなし会」に出かけています。

5年前に、安藤パパ、田中パパと僕の3人で始めたパパ's絵本プロジェクトは、
途中でにしむらなおとさん(西村パパ)が参画して、今では4人に。

西村パパは、中西圭三、永井真理子らのサポートや、石川さゆりの公演などに
キーボードプレイヤーとして参画していたプロミュージシャン。
子育て中にウクレレにてキッズソングの作曲を始め、児童館、絵本お話し会などで
「ウクレレわらべうた」と題して、弾き語り活動をしています。

そんなわけで今パパ's絵本プロジェクトの出張絵本おはなし会では、
西村パパのウクレレ、安藤パパのギター、田中パパのカホン、
そして僕のなんちゃってタンバリンと、音楽を盛り込んだ演出を入れて楽しく演ってます。

おはなし会の後、ママやパパたちと子育てトークをして、
締めに一曲、お父さんソングを歌います。
それが表題の、「おふろばで」という曲。

一緒にお風呂に入っているお父さんと息子の会話、なのですが・・・これが泣けるのです。



「ねえパパ、
パパのいちばん、うれしかった日って、いつ?」

「んー、そうだな、いろいろあったけど、
あっくんや、ゆりちゃんや、ゆうきくんが、生まれた日」

「そうなんだ。
ぼくも自分が生まれた日がいちばん、うれしかった。」

・・・


「自分が生まれた日がいちばん、うれしかった」という息子の言葉に、
いつも僕はグッと胸が詰まってしまうのです。

毎回、この曲を聴いて涙ぐむママやパパがいます。
子どもが、「生まれてきてよかった」って思ってくれることがどんなに幸せか、実感しているのです。
(と、書きながらまた目頭が熱くなってきました)

そのMy Favorite Song「おふろばで」が、「iTunes Store」で本日よりダウンロード配信開始。
カップリング曲「ふーらいぼー」と2曲が、FatheringJapanの音楽レーベル「Laughing Father」よりリリースされました。
>>> にしむらなおと @iTunes Store
※試聴もできます。

FatheringJapan(ファザーリング・ジャパン)のパパたちは、
パパ検定に続いて音楽レーベルまで作っちゃいました。)


ちなみにジャケットのデザインは、イラストレーターの、くぜじゅんきさん(久世パパ)。
絵本ナビでおなじみのあのイラスト、そう、カナガキ事務局長とイソザキ編集長のイラストや、
パパ's絵本プロジェクト著の『絵本であそぼ!』(小学館)のイラストを描いてくれた方なのです。


と、いうわけで熱く語ってしまいましたが、ご興味ある方はぜひ試聴してみてください。
(ダウンロードしても150円なのでお気軽に)
>>> にしむらなおと @iTunes Store


↓生で聴くなら
※今後のパパ's絵本プロジェクトの活動予定につきましては、下記の田中パパブログをご参照ください。
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/g-mama/tanaka-papa.html#naotos

※安藤パパ翻訳の「お父さんに効く絵本」、名入れサイン本受付中です!
【名入れサイン本】ぼくとおとうさんのテッド

2008年05月14日

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◆@絵本ナビ  「にんじゃつばめ丸」山本孝さんの登場です!もちろんあの企画も・・・。(2008/05/14)

http://www.ehonnavi.net/magazine20080514.htm

絵本『にんじゃつばめ丸』の絵を描かれている山本孝さんにインタビューしました!

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とある めだたぬ ちいさなまちの
とりわけ めだたぬ いっけんや・・・

本当に普通の家。でも、一歩中に入ると全然普通じゃない!
日が沈む頃になると、家で、お庭で、結構激しい修行が繰り返され・・・。
「忍者」の日常と、現代人の日常(お父さんはサラリーマン!?)の、
この見事な溶け込み具合がとっても印象的なのがこちらの絵本。

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↑背景はビルなんです!

この作品の絵を描かれているのは山本孝さん。
一度目にしたら、忘れられないような強さを持つ山本さんの絵。
イソザキもとっても気になっていた作家さんです。
そんな山本孝さんに、今回、お話をお伺いする事が出来ました!

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↑ブロンズ新社さんの素敵なオフィスにて・・・。


◆早速ですが、今回「忍者の絵本」を創られる事になったきっかけは?


「今作の設定を考えたのは、作者の市川さんです。
初めて組ませてもらう、という事もあったので、市川さんのイメージを明確に把握する為に、色々と具体的な指示を出してもらいながら、絵本を創っていく上でたくさんのやりとりをしました。」

山本さんはそこからイメージを膨らませて絵本をつくっていく、という作業だそうです。
色々な作家さんと組まれて、絵本を創られる事も多い山本さん。
伝えられたイメージから出発する、という作業も結構好きな方だそうです。

そうおっしゃる山本さんでしたが、
修行の様子、家の中、運動会会場・・・気になる場面がたくさん!
ちょっとずつ聞いてみましたよ。

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↑これは貴重なスケッチブックです!キャラクターを決めていく
最初の段階のラフスケッチがたくさん。・・・何だか楽しそう。


◆昔も今も、変わらず人気なのが「忍者遊び」。


何と言っても、最初からドキドキしてしまうのは、
普通の家のドア、そこを開けた途端に
突然繰り広げられる忍術の世界。
廊下を駆け抜けたり、床から刀が出てきたり、手裏剣の練習をしていたり、
居間の天井に張り付いていたり・・・!?
こんなギャップにとても弱いのが子ども達。真剣な顔つきで見入ってしまう様子が簡単に想像できます。本当にあるのかも・・・というリアルな感じがたまらないのかもしれません。

「忍者遊びというと、小学生の頃、実際に僕もやっていました。
 設定があって、掟があったり、走ったり、隠れたり。バリエーションがあったり。
とても総合的な遊びなんですよね。
それに忍者って、みんな知っているしね。(ハットリくんの功績?)
だから、とても描きやすかったし、面白かった。」

確かに、その辺の小さな子に「忍者ごっこだー!」と言いながら手裏剣の真似なんかすると、あっという間にみんな夢中で遊び出すなぁ。

ところで、具体的な道具や忍術なんかも登場しますが・・・
「特に、具体的に現地取材などはしませんでした。深みにはまりそうでしたし(笑)。」
設定が現代、と言う事もあって、割と自由なイメージで描かれたそうです。
でも違和感などは全く感じない、これが忍者の世界の懐の深さ?

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 ↑「たっだいまー!」学校から帰ってくるとあっとういう間に早変わり。

例えば、沢山登場する忍者達がそれぞれ着ている衣装。
設定が活かされています。よーく見ると、かなり遊んでますよ。
「一見オーソドックスなつばめ丸の服も、つばめを意識したつくりになっています。」
 そうなってくると、からす丸は?こかも丸は?・・・いい味を出しています。
更に、ライバルのがまのしんはカモフラージュ。他にもよく見るとリストバンドをしていたり、マスクがちょっと変?だったり。まだまだ他にも。見つけてみて下さいね。


◆細かいものを描くのは好き!?


もう一つびっくりするのが、富士山の火口が登場する場面!
夜の空にそびえ立つ富士山。それが、上から見るとこんな事になっているなんて。
こんな画面を思いつくのは・・・何か経験が?

「いつも故郷の松山に帰る時、飛行機の上から富士山の火口が見えるんです。
写真を撮っておいたのが役に立ちましたね・・・。」

実際に見られた事があるんですね!
それにしても、その中で行われている運動会の様子。かなり細かいです。
「細々したものを描くのは、好きなんです。」
そうはおっしゃるけど、本当にすごい人の数なんです。
「逆に、少し顔が見える位に近づいた時の場面の方が苦労しました。
 顔の表情がわかるので、同じ顔が並ぶのはちょっと・・・と思っていると、
 全部の表情を考え出しちゃって。」

そ、それは・・・
「だから、色々の人の顔をモデルにしたりしました。知り合いだったり。
 例えばこの人は○△さん・・・。」

だそうです。特に、山本さんの周辺の方々は要チェック、ですね。
これまでで、一番沢山人を描いた!という感想も聞き逃せません。


◆一番苦労されたのは、どんなところですか?


実際に絵本を創っていく上で、一番苦労された点は「アングル」だそうです。
例えば、庭で手裏剣の練習をするシーンだったり、
火口から飛び降りる時のシーンだったり。


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↑色々なアングルから、何通りものパターンが描かれていたり、家の間取りが描かれていたり。すごい!!


場面によって、より効果的なのはどのアングルか・・・
カメラで撮る時の様に、目線を意識しながら考えて決めていくそうです。
更に、読み聞かせをする時の事もとても意識されていて、ページをめくった時に驚くように、見開きのページを多くしたり、テンポの良い展開を考えたり。削られたシーンも結構あったそう。

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◆絵本作家を目指すきっかけとなったのは・・・?


このお話からも、山本さんの絵本づくりへのこだわりが伝わってきます。
それもそのはず。「絵本作家になりたい!」と思われたのが高校二年生。
きっかけは、図書館で見かけた長谷川集平さんの絵本『はせがわくんきらいや』。
「こんなすごい絵本があるんだ!」と感銘。と、その横に長谷川さんの描かれている
絵本づくりトレーニング」という本が置いてあって・・・。
こんな、うまいこといく展開ってあるんですねぇ。

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その後、絵本学科のある専門学校を卒業され、「あとさき塾」「メリーゴーランド絵本塾」へ通われて。
しっかりと、絵本づくりの基礎を学んでらっしゃるのですね。

今、好きな絵本のお仕事をされて、更に憧れの作家さんと組まれて絵本を創られたり。
その喜びの大きさは、計り知れないものがあるのでしょうね。


◆夜を描かせたらスゴイ人!


山本さんの作品を見ると、画面の隅々まできっちり描かれていて、本当に見応えがあります。
さぞかし一つの作品に、かなり時間がかかるのでは・・・ぎりぎりに上がってくることも?

「でも、出来上がりが予想以上に力強いので、文句なんて言えません!」
と、この絵本を担当された編集の山縣さん。
すかさず山本さんが
「力の抜き方がわからないんですよ(笑)。」
と言えば、
「今回のこの本は、より熱くあって欲しいというイメージがあったので。
 実際、本当に期待以上の熱気で・・・。」

こんなやりとりも、とっても興味深く、面白いですよね。

更に山本さんに依頼された理由として、山縣さんは
「例えば『ちゃんがら町』など山本さんは、夜を描かせたらスゴイ人、と思っていたんです。」
山本さんの描く、夜の暗闇は、生々しく、色気がある。
なるほど、そう言われてみると『にんじゃつばめ丸』の夜の場面も、不思議な迫力を感じます。
印刷の仕上がりも、山本さん大満足の出来だったそうですよ。ご覧になってみてくださいね。

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その『ちゃんがら町』の世界もとっても独特。
読んでみて、共通して浮かび上がってくるテーマが「遊び」。
山本さんご自身、そうやってよく遊んだ記憶があるのでは・・・と伺うと、
まさにその通りで、故郷の松山では、『ちゃんがら町』で描いている世界と
そんなに変わらなかったそうです。
放課後に、ひたすら遊んだ子ども達だけの時間。
その実際の記憶に、幻想を交えてつくりあげた世界がこの絵本なのだそうです。
その、自分にとって居心地のいい場所に、子ども達を遊ばせる感覚で描き上げる。
登場する子達も、生き生きしているはずですね。

この感覚は、『にんじゃつばめ丸』にも共通しています。
読んでいる子ども達の心を掴んでしまうのも、納得です。
そして、こうもおっしゃっています。

「是非、お父さん達にも読んでほしいです。この頃の遊びの事なら父さん良く知ってるぞ!
とか、忍者のことならまかせとけ!とか。得意気に読んでほしいです。」

同世代の人たちが読んで、ピンとくるポイントが沢山あるんです。
試しにパパに見せてあげてみて下さいね。
むしプロ」という絵本も、昭和のにおいがぷんぷんしますよ。こちらもオススメ!

お会いした山本さんは、とっても親しみやすい雰囲気の方で、
気さくに絵本について、色々語って下さいました。
お話を伺いながら、絵本を、こよなく愛しているのが伝わってきます。
(奥様も絵本作家さんだそうですよ!)

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この貴重な機会に、直筆サインを描いてもらいました。

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↑すずしい顔をしているつばめ丸に比べて、
がまのしんの方が描き慣れている顔立ちだそうです。すらすら。

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↑遠目の写真だけね。(届いてからのお楽しみ。)

その優しさに調子にのって、こんな写真までお願いしちゃいました。

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↑(私達、ちょっとはしゃぎすぎてます。)感謝。

それでは、おまちかねのサイン本はこちらから!数量限定です、お早めに・・・。

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更に最新作こちら>>>
山本さんは妖怪が大好物、だそうですよ。お楽しみに。

帰り際には、カナガキ事務局長もすっかり山本さんの大ファンに!
これからも、目が離せなくなってしまいましたね。

2008年05月12日

風邪をひいた日は・・・。

今日は、息子が風邪気味の為、会社はやむなくお休みしました。
朝から、咳をしたり、嘔吐したり。
結構ぐったりしていたので、午後にでも病院に行こ・・・と思っていたら。

だんだん顔色が良くなってきて。
食欲も段々復活していき。
気がついたら、すこぶる良い顔色。

ほっとするも、これはこれでちょっと困る。
家でじっとするには、元気すぎる・・・。
寝ている間に、「仕事の続きをちょっとやろう。」と思っていたのに、
「大掃除でも出来れば。」と思っていたのに。

ちょっとだけ和んだ出来事がひとつ。
棚の隅の方から絵本を引っ張り出してきて、
「これこれ、これ読んで欲しかったの。」
と、久々に登場したのがこれ↓

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1年以上前によく読んだ絵本です。
その頃は、「どれかを選ぶ」こと自体あまり理解していなかったのだけれど。
一生懸命、選んでいます。更に「どうしてそれを選んだの?」と聞くと、
「えーっとね・・・。」
なんて、理由も全部答えてくれます。
成長しているー!!
どうしても一つ選ばなきゃいけない、という場面ではいやいやながら、
「じゃあ、かたつむりのおだんご。」
ちゃんと選ぶところも健気。

そしてもう1冊。↓

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これは面白い!
色んな動物園のゴリラやラクダなどの、顔だけがずら~り。
ページを開くだけで大騒ぎ。
「おぉー!」「なんだこりゃー」「へんなかおー。」
リアクションが大げさなのは、パパ似とみた。
でも、部屋にいながらまるで動物園に行ったかのようなこのテンションの高さ。
なかなか使える1冊です。


そして、読書が終わると、
「どうしても唐揚げが食べたい!」
およそ病人らしくない要望を・・・。
「今、どうしても。」
と言うので、ちょっとだけ留守番させて、お肉屋さんに行って帰ってくると、
爆睡中。
あのー、買ってきたんですけど。

まぁ、これなら明日は大丈夫そうです。

不意打ちプレゼント。

愛知の母と、山口の母に早い時期にお花を送って、
「今年の母の日はこれでよし!」
なんて、すっきり安心していたら。

「ママ、これあげる。」
・・・小さな手を広げると。

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うわー!なんて可愛い指輪。(byパパ工房)そしてなぜかペアリング。

まさか、私がもらえるなんて夢にも思っていなかった。
不意打ちプレゼント、嬉しすぎる出来事でした。
息子が一生懸命色と模様を描いてくれています。

息子よ、大きくなってもそのサプライズ精神を忘れずにいると、
いい事あるかも。

2008年05月07日

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◆@絵本ナビ 安藤パパの翻訳絵本 <ぼくとおとうさんのテッド>名入れサイン本の予約受付開始です!(2008/05/07) 

http://www.ehonnavi.net/magazine20080507.htm

絵本「ぼくとおとうさんのテッド」を翻訳した安藤パパにお話を伺いました!

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現在公開中の話題の映画「スパイダーウィックの謎」。
その原作となる本「スパイダーウィック家の謎」のイラストを手がけている
トニー・ディテルリッジの創作絵本がこちら↓

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ぼくとおとうさんのテッド
この巨大なピンクの生き物はいったい?

小さな子ども達のパパでもあるトニー。
遊び心たっぷりのアイデアはいくらでも出てくるようで・・・。
                             凝ってます!トニーのHPはこちら>>>
その翻訳作業として白羽の矢がたったのが、同じく3人目の子どもも生まれて
パパスイッチが全開に入っている状態の安藤哲也氏。
                              安藤さんのプロフィールはこちら>>>
安藤さんの主な活動がNPO法人ファザーリングジャパンの運営。
                            ファザーリングジャパン(FJ)とは?>>>
出来上がってきた作品の内容を読めば、依頼の理由もなるほど!と頷いてしまいます。
安藤さんは絵本ナビの取締役でもあり、パパ‘sプロジェクトのメンバーでもあります。
せっかくのこの機会!同じく子育て真っ最中のパパであり、パパ‘sのメンバーでもある絵本ナビ代表金柿も交えてたっぷりとお話をしてもらいました。

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↑ 予想通り、絵本の話から、色々と話は膨らんでいき・・・。


◆まずは・・・このお話(絵本の翻訳)が来たときどう思われましたか?


安藤「最初は、翻訳というのは・・・と言う事で迷っていたんだけど、とりあえず読んでから決めよう、と。」
読んでみて、「子どもと向き合う事によって、父親が失ったものを呼び起こさせてくれる」というテーマに共感。安藤さんが、現在活動しているFJと同じメッセージを感じたので引き受けた、とのこと。
実際に始めてみると、子どもや父親など色々な立場から言葉を考えたり、実際に自分の子ども達に読んでみながら変えていったり・・・とても意義のある作業だったそうです。

金柿「安藤さんの言葉としてすんなり頭に入ってきて読みやすい、と言う事と、テルノちゃんとヒロシくんの二人の子ども達の意見を聞きながら、一緒に参加して作り上げたと言う点が、とても面白いなぁ、というのが最初の印象ですね。」

確かに、何だか安藤さんの声が聞こえてきそうなんですよね・・・。
更に、このお話のポイントとして、「仕事が忙しいお父さんが、子どもと向きあっていないために失ってしまったもの。それを、テッドが代わりにコーディネートしてくれている。」という事をお二人共通して感じ取った様です。


◆お父さんが思いを馳せる絵本。


もし父親という立場の人だったら、この絵本を読みながら
「そういえば、自分は子どもの頃ネッドと遊んでいたかな。」
「うちの子にはテッドという存在はいるのかな。」
「今の自分の顔って、こんな顔ってもしかしてこんな感じなのかな・・・。」
ふつふつと色々な事を考えちゃって「うーん。」なんて、唸ってしまいそう。

金柿「これは、お父さんが思いを馳せる絵本だね。」
安藤「そうだね。そして、子ども達は、そんな風に絵本を読んでいる大人を見ているんだよね。」

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どうやらこの絵本、テッドが「ぼく」を通して揺さぶりをかけているのは子ども達の心だけではない様で・・・。


◆テッドの存在


このお話に登場するテッドというのは、いわゆる空想の中でのともだち。大人はどう捉えたらいいのでしょう。

磯崎「例えば、わが子が同じようにテッドの様な存在を主張してきたら、どんな対応をしますか?」

金柿「やっぱり、自分の娘にも色々と不思議な話をしているなぁ・・・と思った時期があったけど、そういうというのは時期があるものなんだ、として一緒に付き合っていましたね。」
安藤「ぼくだったら『大事にしろよ』とか、『パパにもいたなぁ』と言いながら会話を膨らませていくかな。」

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絵本でもテッドのような存在というのは、度々登場してきますね。
毎日を必死で生きている子ども達にとって、空想の世界、空想の友だち、そういった「自分を守ってくれる」ものを存在させる事で、心のバランスを取っている・・・という側面もあるのかもしれませんね。
子ども達にとってはとても大きな存在なのでしょう。

(それにしてもこの大きなお腹の持ち主。なぜか落ち着くんです。日本でも人気のあるキャラクターをちょっと思い起こさせますね。この感覚は万国共通?)


◆「やんちゃスピリット」を持て!


そのちょっと過激なともだちテッドのやること。
ママ目線で見ると、悲鳴を上げちゃいそうなシーンがたくさん!
壁に大きな落書きをしたり、部屋をプールに(!?)しちゃったり。でも・・・。

安藤「うちの子ども達が一番喜んだのは、プールのシーン。
僕から見ると、大きな揺さぶりをかけていて、とっても爽快な気分で見られるね。
人の考えつかないような、壮大ないたずらを考えろ!世間を驚かすくらいの事を考えろ!
そういう『やんちゃスピリット』を伝えたい、という気持ちは父親として僕の中には常にあるから。」

私(磯崎)から見ると、テッドの提案する事で、「ぼく」が怒られるだろうなあ・・・と思うと、
ちょっと切なくなってしまったりもしたのですが、そこが、「先読みして守ろうとする」ママ目線と、
遊び方一つをとっても「どんどん常識を打ち破れ!」というパパならではの発想との違いなのかもしれませんね。

気がつくと、ママまでテッドに揺さぶられています。


◆「遊び」のちから


この「とことん遊ぶ」という経験、今の子達は出来ているのでしょうか?

安藤「うちの息子は、毎日ランドセルを放り出して遊びに行くよ。
でも、忙しい子が多くてなかなか群れとしての遊び方が出来なくなっている事も現実だね。」

金柿「ちょっと前まで、原っぱ遊びと言って、何もないところでみんなで遊びを考え出していくのは普通だったんだよね。それってとてもクリエイティブな作業。ちょっとづつ変化させていったりね。」
安藤「そうやって自分達の考えた遊びだと、例えば判断する事の繰り返しだったり、またこの遊びを流行らせよう!と考えたり。遊びの中から教えられるものって実はとても大きい。そしてそれは決して忘れない、仕事にだって生かされていく力になっている。」

その話を聞いて思い出すのは、「ぼく」のお父さんがかつて友だちだったネッドを思い出す瞬間のシーン。
あんなにも急に変われるものかな・・・とも思ったのですが、
結局お父さんには「遊んだ」記憶というものがしっかり存在していたからなんですね。
この「記憶」があるか、ないかというのも、大きなポイントの様な気がします。


◆仕事と育児は同じじゃない。

では、ネッドを思い出す前のお父さん。(結構日本的な雰囲気ですよね。)
何であんな表情しちゃうの?

安藤「きっと、真面目なお父さんほど、子育てに対しても
ビジネスと同じ感覚になっているんじゃないかな。」

おもちゃをあんなに買ってあげたのに・・・
色々連れて行ってあげたのに・・・
成果が上がらないと失敗?

安藤「子どもの様子を見ながら遊んでないんだよ。でも、そんなの絶対つまらない!会社と同じモードは通じないんだよね。」

子育てなんて、笑ってやらないとちっとも楽しくない。
子どもに「お父さん、いつもつまなそう。」なんて言われて嬉しい?
最後のページのお父さんの表情を見れば一目瞭然。ぼくとそっくりな顔をしているんだって、気がつくんだもの。

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金柿「自分でも経験があるからわかるんだけど、子どもの様子をよく観察している時期というのはあって、
でも、ある程度経つと安心してまた仕事に集中してしまう自分がいたり。でも、はっと気がついてまた目が子どもに向かったり・・・。そうやって、仕事モードと育児モードを揺れ動いているようなお父さんは結構多いのかも。この絵本は、そんな揺れ動くパパスイッチを呼び戻すきっかけにもなると思う。」

安藤「『きみのお父さんは、いつからあんなに、つまらないやつになったんだい?』なんてセリフにどきっとした人、今日からでも、『遊びごころ』というものを思い出してみては?」

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◆最後にこの絵本を担当された編集者の方よりこんな素敵なコメントを頂きました。◆

「安藤さんに翻訳を依頼してよかった、と一番思うことは、安藤さんのお子さん(テルノちゃん、ヒロシくん)に、実際に読んで、その場で子ども達から返ってきた反応を、日本語の文章に活かして頂いたと言う事です。」
例えば、壁に落書きをしてしまうシーン。
原書にはなかったけど、壁に落書きをする前に「『ぼく』の同意がないよね」と言う事で、
「オーケー、かべにしよう!」という一文が加えられたり、
その落書きの字を英語のまま活かそう、と決めたのも安藤さん。
「このページを開いたとき、『これは何て読むと思う?』と問いかける楽しみがなくなってしまう。それに、このアルファベットを自分で読み、意味を理解できるようになった時、2度楽しめるよね。その時に『あの時は読めなかったのに今意味も分かる!』と、自分の成長も感じることができる。」
何気ない事ばかりだけど、オトナではなかなか気づかないところばかり。コドモの目を考えて訳されている、と感じられるのです。

こんな会話がどんどん広がっていく絵本、
「ぼくとおとうさんのテッド」
絵本ナビでは、発売を記念して、
安藤パパの名入れサイン本を予約販売します!

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6月にはやっぱりトニーの絵本でもう1冊。
「ジミーのムーンパイ・アドベンチャー」を発売します。
こちらもお楽しみに・・・。

2008年05月02日

ゴールデンウィーク『絵本関連のイベント』のご紹介です。

★ 2008年 ゴールデンウイークイベント pick up!!

今年のゴールデンウィークに行われる絵本関連のイベントをピックアップしてみました。
GW期間中、どこに行くか迷われている方はどうぞ・・・。

その他にもイベントカレンダーをご参照ください。                  


 
  ◆◇フジテレビ社屋イベント「EHON JAPAN2008」◇◆
     ~世界の絵本と原画がフジテレビにやってくる!!~

  開催日程:2008年4月26日(土)~5月6日(火)
  開催時間:10:00~18:00
     会場:お台場 フジテレビ本社屋 22Fフォーラム
     主催:フジテレビジョン
     企画:フジテレビジョン/ブーマー
     後援:扶桑社、フジテレビKIDS
  特別共催:タマホーム、三菱広報委員会
     協力:アンデルセンプレス(英)、大日本絵画、ボーネルランド、
         板橋区立いたばしボローニャ子ども絵本館、タトル・モリ エージェンシー
  入場料金:一般:900円/ 小中学生:500円
   (税込)   ※未就学児童は無料
         25F球体展望室「はちたま」とのセット券
         一般:1,300円/ 小中学生:700円

一般問い合わせ:03-5500-2160(10:00~18:00)
 

      
  ◆◇国立国会図書館国際子ども図書館展示会◇◆
     「チェコへの扉 ― 子どもの本の世界」

チェコは、児童文学や絵本など子どもの本の宝庫としても知られています。
 この展示会では、昔話や伝説の本をはじめ、第一共和国時代(1918-1938)を代表するチャペック兄弟やラダ、第二次大戦後では詩人のフルビーン、作家のジーハやペチシカ、画家ではトゥルンカ、ズマトリーコヴァー、ミレル、パツォウスカーなどの作品により、チェコの児童文学の歩みをたどります。
 また、しかけ絵本のほか「もぐら」や「カッパ」などチェコで愛されているキャラクターが登場する絵本などの特別コーナーも設け、国際子ども図書館所蔵資料を中心に、約280点の資料を展示いたします。

       主催:国立国会図書館 国際子ども図書館
    開催期間:平成20年1月26日(土)~9月7日(日)
会期中の休館日:月曜日、こどもの日を除く国民の祝日、休日、資料整理休館日(第三水曜日)
資料整理休館日:毎月第3水曜日
       会場:国際子ども図書館3F 本のミュージアム
    入場料金:入場無料
 
詳細はこちら>>>


  
   ◆◇ ぐりとぐら ~森の中の絵本たち~ ◇◆
     福音館書店「こどものとも」絵本の世界展

「こどものとも」50年の歩みを、803冊(年中向きを含む)の絵本表紙の展示で紹介するほか、“動物”“乗物”などのテーマに分けてのパネル展示。愛すべきキャラクターたちのオブジェや「ぐりとぐら」「ばばばあちゃん」の部屋のジオラマなども展示します。

  開催期間: 2008年4月5日(土)~5月11日(日)
     会場: 箱根彫刻の森美術館 マルチホール神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121
  問合せ先: TEL0460-82-1161
  開館時間: 9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
    入場料: 大人1600円(1400円)/シニア(65歳以上)1100円(1000円)/
          高・大生1100円(1000円)/小・中学生800円(700円)
         ※( )内は、20人以上の団体。小田急線・箱根登山線利用の場合割引有り


 
  ◆◇ -YEBISU GARDEN PLACE GOLDEN WEEK EVENT- ◇◆
  『~IT’S EASY ! IT’S FUN! ~エド・エンバリーのお絵かきワールド』

      会場 : 恵比寿ガーデンプレイス施設全体
      会期 : 2008年4月26日(土)~ 5月6日(火・祝)/11:00~18:00
      主催 : 恵比寿ガーデンプレイス

   [主な内容]
   ■時計広場 
   ○エド・エンバリーのウェルカムゲート ~Ed Emberley’s Welcome Gate~

   ■坂道のプロムナード
   ○エド・エンバリーのお絵かきチャレンジ ~Ed Emberley’s Drawing Challenge~

   ■センター広場 
   ○エド・エンバリーのお絵かきガーデン ~Ed Emberley’s Drawing Garden~

      期間 : 4月26日(土)~5月6日(火・祝)
      時間 : 11:00~18:00

    【エド・エンバリーのアスレチック ~Ed Emberley’s Athletics~】

      期間 : 4月26日(土)~5月6日(火・祝)
      時間 : 11:00~18:00

    【エド・エンバリーのプレイグランド ~Ed Emberley’s Play Ground~】

      期間 : 4月26日(土)~5月6日(火・祝)
      時間 : 11:00~18:00

    【エド・エンバリーのワークショップ ~Ed Emberley’s Workshop~】
    ①お絵かきネームプレート作り/監修: 山口薫(造形ワークショップクリエイター)

      期間 : 4月26日(土)~5月6日(火・祝)(休日・祝日のみ)
      時間 : 11:00~18:00(※受付は17:30まで)
     参加費 : 300円
   参加人数 : 先着200名様/1日
          ※ 200名に到達次第、受付を終了いたします。

    ②お絵かきプラバンチャーム作り/監修: 山口薫(造形ワークショップクリエイター)

     期間 : 4月26日(土)~5月6日(火・祝)(休・祝日のみ)
     時間 : 11:00~18:00(※受付は17:30まで) 
     参加費 : 300円 
   参加人数 : 先着200名様/1日
          ※ 200名に到達次第、受付を終了いたします。

    【エド・エンバリーズ ショップ ~Ed Emberley’s Shop~】
     
       期間 : 4月26日(土)~5月6日(火・祝)
       時間 : 12:00~18:00
       協力 : 恵比寿三越

   ■グラススクエアB1特設コーナー
   ○エド・エンバリーズ スクエア ~Ed Emberley’s Square~

       期間 : 4月26日(土)~5月6日(火・祝) 
       時間 : 11:00~23:00

   ■こどもの日に向けた特別イベント
   ○1,000人で作ろう!みんなの鯉のぼり

   制作期間 : 4月26日(土)~5月4日(日)
   制作時間 : 12:00~18:00(※受付は17:30まで)
      展示 : 5月5日(月・祝) ~5月6日(火・祝)
      場所 : センター広場
          ※1,000名に到達次第、受付を終了いたします。

   ○親子でアートコミュニケーション~色や形でお話しよう~

      監修 : 玉城 真由美(「子どものアトリエ・アートランド」ディレクター) 
    開催日 : 5月3日(土)
      時間 : 14:00~16:00
      場所 : 恵比寿ガーデンプレイスタワー4F SPACE6
    参加費 : 1500円
      定員 : 15組 (親子参加、お子様は小学生以下)
          ※定員に達したら、受付を終了いたします。

お申し込み、及び問い合わせ先:恵比寿ガーデンプレイス 
                    親子でアートコミュニケーション受付事務局
                    TEL:03-5475-3799
電話受付時間は、4 月1 日(火)より10:30~17:00(平日のみ)となります

詳細はこちら>>>

 
 ◆◇ 絵本の魔術師 エリック・カール展 “はらぺこあおむし”から最新作まで ◇◆

いよいよエリック・カールの原画展が開催されます! 
絵本作家エリック・カールは、『1,2,3どうぶつえんへ』で鮮烈なデビューをはたし、
現在も世界の子どもたちを魅了し続けています。
代表作『はらぺこあおむし』をはじめとする彼の作品は、コラージュ(貼り絵)という技法をもとに、
光や音といったしかけを取り入れた画期的な絵本です。
近年では、生命のあり方をテーマにした作品を精力的に発表しています。
この展覧会では、カールの原画やアート作品約100点を出品します。
またオリジナル映像やスケッチなど、その創作世界もあわせて紹介するカールファン必見のイベントです

     会場 :松屋銀座8階大催場
     会期 :4月29日(火)~5月12日(月) 10:00~20:00
         (最終日は17:00閉場・入場は閉場の30分前まで)
    入場料 :一般1000円 大高生700円 中学生以下無料

 お問合わせ先:03-3567-1211

詳細はこちら>>>

東京 吉祥寺美術館にて「五味太郎作品展 絵本の時間」 が開催中です。

東京 武蔵野市立吉祥寺美術館にて「五味太郎作品展 絵本の時間」 がオープンしました。

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新潟、島根に続いて、三番目の展覧会場となります。
前期/2008年4月1日(火)~5月7日(水)
後期/5月9日(木)~6月11日(水) ※前期・後期で作品が異なります。

開場時間/10:00~19:30
休館日/4月30日(水)、5月8日(木)、5月28日(水)
入館料/100円(但し、小学生以下・65歳以上・障がい者無料)
会場/武蔵野市立吉祥寺美術館
武蔵野市吉祥寺本町1-8-16 FFビル(伊勢丹新館)7階
http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/

展示作品
前期/「まどから おくりもの」「ももたろう」「みんな うんち」「ねえ おはなししてよ」「ぽぽぽぽぽ」
後期/「あそぼうよ」「がいこつさん」「みんながおしえてくれました」「ことわざ絵本」「かかかかか」
他、オリジナルアニメーションなど。

○館内イベント(詳しくは吉祥寺美術館ホームページをご覧下さい)

◎吉祥寺音楽祭参加イベント ミュージアムコンサート
 「ピアノとフルートのひととき~音楽が奏でる物語の世界~」
 日時/5月3日(土・祝)午後2時~3時
 定員/80名(先着順。当日10時より受付で整理券〔1人2枚まで〕を配布)

◎ボランティアグループ「むさしのおはなし語ろう会」による
 五味太郎の絵本の読み聞かせ
 日時/5月4日(日)午後2時~3時

◎五味太郎講演会「絵本の時間」
 日時/5月5日(月・祝)午後2時~3時30分
 定員/80名(先着順。当日10時より受付で整理券〔1人2枚まで〕を配布)

※なお、当展覧会は吉祥寺会場終了後、6月から9月にかけて、北海道で開催される予定です。
皆さまのご来場をお待ちしております。

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