ベンさんが野菜くらべ大会の一等賞でもらった子ぶたのブータン。 餌をどんどん食べ、見物人がやって来るほど巨大なブタに成長しました。 ある日、遠い町の博覧会でゾウと比べっこをしないかという話が持ち上がって…。
太田大八さんの絵本ですが、色合いといい絵のタッチといい、少しエキゾチックな雰囲気のある絵本です。
象と同じくらい大きく育ってしまった「ブータン」と飼い主のベンさんのお話。
博覧会で見世物にされたり、もう少しで丸焼きにされたり、と大きく育ってしまったために危険な目にあうブータン。
でも飼い主のベンさんの大きな愛情で(お金を積まれても売らなかった!)、助かりました。
娘はベンさんがお金を持ってきた役人にどなりつけるシーンが大好きで、私に「ここは大きな声で読んで!」と催促します。
権力者に対する皮肉、それをやっつける?爽快感。
彼女なりに感じているものがあるのでしょうか・・・。
太田大八さんの絵本は、題材によってタッチが違いますね。
「だいちゃんとうみ」とは全く違った感じの絵本ですよ。 (おちゃちゃさん 30代・ママ 女の子4歳)
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