もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!
読み手の年齢を選ばない子どもから大人まで、それぞれの感性で理解してうけとめる事のできる「みんなの本」です。

渡辺諦さんの公開ページ

渡辺諦さんのプロフィール

その他の方・30代・東京都

自己紹介
アートや本が大好きで、子どもの頃よりも、今、絵本を楽しんでいます。

膠原病患者です。
(混合性結合組織病、関節リウマチ、シェーグレン症候群)
その他、間質性肺炎、甲状腺機能低下症があります。

読書は安全に楽しめる趣味の一つですが、せっかくなので、インプットだけではなく、アウトプットもしてみようと思い、レビューを書いています。
大人のための読書案内の、参考になればうれしいです。
好きなもの
演芸(落語、講談、浪曲、手品、お笑い、大道芸など)
読書(いろいろな本を読みます)
図工(絵画制作、手芸なども)
アートセラピー
東京の街歩き、下町や銭湯巡り、昔風の建物見学
喫茶店・カフェ
料理、自宅で「同居」しているぬか床とのお付き合い
6月は、梅仕事とラッキョウ漬けに精を出す(予定)
ひとこと
大人も楽しめる絵本を探しています。
図書館内のカフェや自宅でゆっくり、絵本を楽しみます。
絵本は誰でも楽しめるアートで、ちょっとした異空間に安全に旅行できます。
年齢に関係なく、いろいろな本を楽しむ事が好きです。

読書は、私のような持病のある人も、入院中も楽しめるステキな娯楽ですね。
ブログ/HP
mixi 内コミュニティ 「イタバシ読書会」 主催しておりまっす。

自分のおススメの本を紹介するタイプの「読書会」にハマリまして、参加するだけ我慢できなくなって、開催する方もやることにしました!(2019−01〜)
非営利の大人のサークルです。もちろん、子連れでのご参加も歓迎いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

渡辺諦さんの声

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自信を持っておすすめしたい 怖くなるためのトレーニングとは?!  投稿日:2019/03/19
カレーライスはこわいぞ
カレーライスはこわいぞ 作: 角野 栄子
絵: 佐々木 洋子

出版社: ポプラ社
「小さなおばけ」シリーズ3作目。
アッチのお料理&おばけ修行は、まだまだ始まったばかりです。
引っ越してきたネズミのコンビになめられて、おばけ魂に火がついた。恩師のエっちゃんの忠告(実に名言です!)にも耳を貸さず、ひたすら怖いおばけになろうと、頑張ります。
「怖くなるための」トレーニングが、面白い。
作者は本当に、人間の様子をよく観察していて、愉快な発想でもって物語を紡ぎ出していると感心しました。

辛いカレーを食べる時、確かにスゴイ顔になりますね。汗はでるわ、表情は崩れるわ、化粧は崩れるわ、奇声を発するわ…なんであんなものを食べたのか…果たして人間の食べ物だろうか?激辛料理は、一種のアトラクション。どんな美人もコントになります。
そこを話の核に持ってきた発想力に脱帽です。参った。

今回も角野先生の自由でおちゃめな話に、すっかり魅了されました。
そして、激辛カレーを見るたび思い出しますねぇ…
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自信を持っておすすめしたい お洒落対決! 汚女子VS伊達男   投稿日:2019/03/19
おばけのコッチピピピ
おばけのコッチピピピ 作: 角野 栄子
絵: 佐々木 洋子

出版社: ポプラ社
「小さなおばけ」シリーズ4作目。
今回は、アッチはお休みで、新しいお友達「コッチ」が初登場しました。理髪店に住んでいるお洒落☆おばけです。とっても働き者で、理容師の才能もあり。
おばけが優等生で、綺麗好きというのが、意外。どうしても「ゲゲゲの鬼太郎」で育ってしまったので、おばけ=汚い&貧乏くさい&不幸っぽい&セコイ(主にねずみ男)という思い込みがありました。
そんな先入観を打ち破る、画期的なおばけです。素晴らしい働き者で、性格もとてもいい。
対戦相手の汚女子は、へそ曲がりで変わり者。怠けもので、将来魔女にでもなれそう。汚い系の女子が一時期、テレビに出ていたのを思い出します。(ヤマンバ…90年代の、汚女子メイク)…いや、実は、女子がきれい好きとは限らず、公共のトイレで、「手を洗わない」女子は、年齢問わず、たくさん見かけます。お、恐ろしい!

真のお洒落とは? 見た目のお洒落と、心のお洒落の両方を学べる、ちょっと哲学的な試みでした。意外と、二人は正反対だけど仲良く遊べて…凸凹夫婦のパターンかしら。
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自信を持っておすすめしたい 素晴らしいビジネス。これからの社会を先取り。  投稿日:2019/03/17
世界を救うパンの缶詰
世界を救うパンの缶詰 著: 菅 聖子
絵: やました こうへい

出版社: ほるぷ出版
栃木県那須塩殻氏にある「パン・アキモト」。
神戸の震災がきっかけで生まれたパンの缶詰は、長期保存ができ、おいしく食べられ、社会貢献できる事業だ。
秋元さんは、防災・災害に役立つ製品のみならず、宇宙食、世界の飢餓地域へパンを送る、ベトナム人の研修生を受け入れ修行してもらって帰国後にしっかり事業ができるようにする…などなど、多くの社会貢献をなさっています。
この話は、大変にわかりやすく、面白く読めるように、文章や挿絵に工夫がありますから、子どもたちが読んでも十分に良さが伝わると思いますが、むしろ、大人にこそ、読んで頂きたい。

ブラック企業や、貧困問題、食糧危機、環境破壊などの社会問題にたいする1つの回答例だと思います。
食べ物を大切にしようという食育が盛んになっている一方、商売のために大量に食べ物を捨てているのが食品業界という皮肉。
本当に食べ物を活かすのは、この本のような人の、地道な取り組みだと思います。

こういう物語が、本当の食育だと自信をもっておススメいたします。
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自信を持っておすすめしたい 大事に食べてください、チョコレート。  投稿日:2019/03/07
イチからつくる チョコレート
イチからつくる チョコレート 編: NPO法人APLA (株)オルター・トレード・ジャパン
絵: バンチハル

出版社: 農山漁村文化協会
カカオの木の、種→苗→カカオの木→カカオの実→収穫→種の発酵→乾燥→焙煎→チョコレートへ加工…美味しいチョコレートを食べるまでの全てを絵と写真で、わかりやすく紹介。
カカオの歴史、流通、原材料生産地での社会問題など、様々な角度から「チョコレート」を知る絵本。
この絵本を見ると、本当に多くの人によって美味しいチョコレートが作られて、食べられるのだということがよくわかる。大事に食べようと思う。どうして値段が高いものと、やすいものがあるのか?長年の疑問が解決しました。
特に、驚いたのは、チョコレートの原料となるカカオの種は、発酵させてあの独特の風味を出しているということ!発酵食品だったのですね!!今まで、カカオ自体が甘い香りがあるのだと思い込んでいたので、びっくりました。人生はいつでも新鮮なおどろきや発見があり、それによって物事の見方が変わっていきます。

子ども以上に、大人が読んだら、非常にためになると思われます。
農文協の絵本は、食べ物の歴史、栽培、加工方法、社会に対する影響など、内容が盛りだくさんですが、わかりやすい表現で書かれています。
お菓子作りが趣味の方、製菓関係のお仕事の方、食品関係の方、食育に関係する方などにも、あるいはそれらを目指している方にもお勧めしたい入門書・実用書だと思います。
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自信を持っておすすめしたい お料理対決☆一本勝負!ズルはなしよ。  投稿日:2019/03/07
ハンバーグつくろうよ
ハンバーグつくろうよ 作: 角野 栄子
絵: 佐々木 洋子

出版社: ポプラ社
仲良しのエっちゃんの誕生日に、おばけのアッチはハンバーグを作ってあげることにしました。エっちゃんの家に行く途中、ノラ猫のボンに会い、二人はどちらが美味しいハンバーグを作れるか競争することに…ちいさなおばけシリーズ第2弾。前作でお料理をつくる楽しみを覚えたアッチが、今度はお料理対決です。材料は全く同じ。二人はお互いの技術を純粋に競うのです!
まさに、意地のぶつかり合い。そんな真剣勝負の中にも、いろいろなドラマがあります。玉ねぎで泣かされたり、相手の秘術をのぞき見しようとしてみたり、勝負中なのに空想に耽ってみたり…私は玉子を割る時のエピソードが大好きです。なんて紳士的な、優しい取扱い。そんな風にされたら、玉子も全面協力しちゃうでしょう。

幼年童話ということになっていますが、大人が読んでも十分面白い作品です。おばけとノラ猫の性格や気持ちの微妙な変化が、厳選された言葉で見事に描き出されています。こんな意地の張り合い、よく見かけます。いくつになっても、見栄を張ってハッタリかます自分を思い、苦笑い。
この本を読むと、ハンバーグを食べたくなるので、材料を買ってから本を開きましょう。(もちろん、市販品でもOK)
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自信を持っておすすめしたい 飲食店経営の難しさに直面!(児童書なのに)  投稿日:2019/03/07
ピザパイくんたすけてよ
ピザパイくんたすけてよ 作: 角野 栄子
絵: 佐々木 洋子

出版社: ポプラ社
おばけのアッチが住んでいるレストランは、だんだんお客さんが減ってしまい、従業員もやめて行ってしまいました。オーナー一人で困り果てている様子を見て、アッチは自分もコックとして働き、お店を助けようと張り切ります。お料理はおいしくできたのですが、肝心のお客さんが来ない…子どものお客さんを増やすためにアッチのしたことは?

レストランの経営が傾いていくという、深刻な状況。集客の問題は現実の世界も同じです。身の周りでよくお店が潰れたり、新しく出来たりするのはよくあるので、なかなかリアルな話に感じられました。
今回も、アッチが思うようには上手いこと行きませんで、思わぬ展開になっていきます。意外と子どもたちは辛口、ワガママ、現実的、我が強い、意地悪…何か不満があるのでしょうか?意外と、お金があって満たされていて暇な人は、刺激を求めて身勝手な要求を他人に突き付けたりする。
まあ、お金持ちではないお客さんも、身勝手な要求を突きつける人もあるけど…

小さな世界なのに、現実社会でよくある出来事を描いていて印象的でした。最後に子どものお客さんが満足した、あの方法は…実に、素敵で、きっとだれでも一度やってみたいと思うのではないでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい ポケット小僧、大活躍!  投稿日:2019/02/24
文庫版 少年探偵・江戸川乱歩(18) 奇面城の秘密
文庫版 少年探偵・江戸川乱歩(18) 奇面城の秘密 作: 江戸川 乱歩
絵: 藤田 新策

出版社: ポプラ社
1958年に雑誌「少年クラブ」に連載された作品。
いきなり明智探偵事務所に、事件の依頼が来る。それからは泥棒と警察官たちの知恵比べ、捕物劇、知恵比べなど、スピーディーにずんずん物語が展開していく。騙したと思ったら騙されたり、意外な人物が大活躍したりとスリル満点の展開だ。

今回は全面的にポケット小僧が活躍する。「ポケットに入るくらい、ちいちゃい少年」でチンピラ別動隊の団員。厳しい生活をしていたので、我慢がきくという設定だが、今回はずいぶんスゴイ目にあっている。カバンの中に数時間がんばったり、猛獣に遭遇してみたり…あちこち逃げ回ったり、盗賊団の食事を盗んだりするあたりは、面目躍如といった感。イタズラの延長のようにも見えて、爽快感を感じてしまう。

物語をしっかり読んで楽しめるお子さんには、いいかと思う。(ミステリものになるが、残酷な場面は殆どない)
大人もしっかり楽しめると思う。ミステリ初心者向け。

昭和30年代という時代背景を理解して読むと、より楽しめる。最近の映画だと「三丁目の夕日」が昭和30年代という設定らしいが、「少年探偵」シリーズは、もう少し暗い印象。1950年代に作られた映画を見てみたりすると、物語の様子が具体的に想像できるので、物語をよりリアルに楽しめる。
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自信を持っておすすめしたい 破天荒なジョージの、デビュー作。1947年。  投稿日:2019/02/24
ひとまねこざる
ひとまねこざる 作・絵: H.A.レイ
訳: 光吉 夏弥

出版社: 岩波書店
「おさるのジョージ」のアニメの元になった作品。
第二次世界大戦後、間もなく発行された作品。アニメの方はよく知っていたが、興味をもっていろいろ調べたら、作者夫婦のスゴイ人生を知ることになりびっくり!

ファンキーで明るいジョージは、例によってたくさんのイタズラをして世間を大騒ぎさせる。しかし、本人はいたって真面目にやっているのだ。好奇心旺盛のジョージは、きっと作者の身の周りにいただろう子どもたちの様子を活写していると思われる。作者自身もやんちゃなところがあったのだろう。もしかすると、一度やってみたかったことをジョージを通して絵本の中でやりまくったのかもしれない。

今回は、動物園を抜け出し、街に繰り出し、あちこちで仕事を転々とし、最後には映画スターになる!という奇想天外な物語。ジョージに仕事を頼む方もどうかしているが、ジョージにもできる仕事があったというのが、素敵じゃないか。自分にもできることがある気がして、勇気づけられました。どうもありがとう。
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自信を持っておすすめしたい 山羊VS〇〇 果たして勝者は?  投稿日:2019/02/24
ガラスめだまときんのつののヤギ
ガラスめだまときんのつののヤギ 作: (白ロシア民話)
絵: スズキ コージ
訳: 田中 かな子

出版社: 福音館書店
おばあさんが大事に育てているムギを、勝手に食い散らかす野良・山羊。全力で追い出そうとするが、ガラスの目玉と金の角を持つ(何か特別な)山羊は、図々しくのさばり続ける。
厄介な訪問者を追い払うために、次々と森の住人(動物)達がおばあさんに協力するが…同じセリフで繰り返される挑戦者たちと山羊の闘いが面白い。まるで詩のようでもあり、社会批判のようでもある。最終的には意外な存在が、今までにない方法で山羊に勝利して、平和が戻っていく。ぜひ、ドキドキしながら展開を楽しんで欲しい。

スズキコージ氏の、正体不明のパワーが全開で、山羊のふてぶてしさや不気味さ、おばあさんの逞しさや生活力が遺憾なく表現されている。特に、個人的に好きなのは、おばあさんが「出ていけったら出ていけ!」と全身全霊でもって山羊を怒鳴りつける場面。生活を守るために叫ぶ、デモ隊を思わせる。
不当な侵入者に対して防衛するおばあさんたちを、私は世界のいろいろな場所で起こっている紛争や社会問題のような気がした。

年を重ねると、民話も斜めから楽しめて、それなりに味わい深い。
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自信を持っておすすめしたい スケールの大きい女子力  投稿日:2019/02/22
スパゲッティがたべたいよう
スパゲッティがたべたいよう 作: 角野 栄子
絵: 佐々木 洋子

出版社: ポプラ社
「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」記念すべき、第1冊。1979年に出版され、2019年で40周年。私が読んだのは第52冊(2005年)の版で、巻末の角野栄子さんの写真がお若い!(今もチャーミングです)

レストランに住み着いているおばけのアッチは、食いしん坊。人々を脅かして食べ物をかすめ取って暮らしています。ある日、素敵なスパゲッティ(ミートソースかな?)を作っている女の子の家におしかけ、脅かしてスパゲッティを横取りしようとしましたが…肝っ玉の太い女の子に逆にやっつけられてしまいます。アッチはとうとう泣き出してしまい…(後は、読んでのお楽しみ)

最初の方に、やりたい放題のアッチが好きな食べ物が紹介されています。「カステラの下の茶色いべたべたしたところ」など、結構グルメ。美味しいところだけ食い逃げして、メタボの少年になっています。
自分の思い通りにいかないと癇癪を起したり、なかなかのワガママお化け。子どもをよく観察して書かれていると思われました。
大人になっても、こういう人、いますね!
食事のマナーが汚い人、思い通りにいかないと怒鳴る人、脅してでも自分の欲しいものを手に入れようとする人…
アッチのように、素敵な肝っ玉お姉さんにガツンとやられて、軌道修正して欲しいと思いました。

女の子が大胆で、勇気があって、根性が太くて、料理上手で最高です!ユーモアもある。こんな素敵なお姉さんを目指して、日本全国の幼児の皆さんに、是非とも頑張っていただきたい!と思います。もちろん、私もそっちの方面に女子力を高めていきたいと思います。どうぞよろしく。
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「おしえて!コロ和尚 こどものどうとく」シリーズ監修・釈徹宗さんインタビュー<br>

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