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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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やなせたかし おとうとものがたり

やなせたかし おとうとものがたり(フレーベル館)

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渡”邉恵’里’

その他の方・40代・東京都

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自己紹介
アートや本が大好きで、子どもの頃よりも、今、絵本を楽しんでいます。

膠原病患者です。
(混合性結合組織病、関節リウマチ、シェーグレン症候群)
その他、間質性肺炎、甲状腺機能低下症があります。

読書は安全に楽しめる趣味の一つですが、せっかくなので、インプットだけではなく、アウトプットもしてみようと思い、レビューを書いています。
大人のための読書案内の、参考になればうれしいです。
好きなもの
演芸(落語、講談、浪曲、手品、お笑い、大道芸など)
読書(いろいろな本を読みます)
図工(絵画制作、手芸なども)
アートセラピー
東京の街歩き、下町や銭湯巡り、昔風の建物見学
喫茶店・カフェ
料理、自宅で「同居」しているぬか床とのお付き合い
6月は、梅仕事とラッキョウ漬けに精を出す(予定)
ひとこと
大人も楽しめる絵本を探しています。
図書館内のカフェや自宅でゆっくり、絵本を楽しみます。
絵本は誰でも楽しめるアートで、ちょっとした異空間に安全に旅行できます。
年齢に関係なく、いろいろな本を楽しむ事が好きです。

読書は、私のような持病のある人も、入院中も楽しめるステキな娯楽ですね。

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初期〜2020年ごろまで、読書・レビュー記載分

渡”邉恵’里’さんの声

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自信を持っておすすめしたい 外国の文化のかほり   投稿日:2025/06/05
ミステリーセレクション(10) ミステリーは芸術を愛する
ミステリーセレクション(10) ミステリーは芸術を愛する 編: 赤木 かん子
出版社: ポプラ社
芸術のコレクションや、彫刻などが謎解きのカギとして出てくるミステリー4篇を収録。

「トロイヤの馬」エラリー・クイーン 1939年
 スポーツの試合中に起きた宝石の盗難事件を推理する話

「キリコ・キリコ」北森鴻 2001年
 絶縁していた親族からの遺品相続に関する謎解き

「ローマン・キッド」ポール・ギャリコ 1961年
 古代の遺跡にまつわるミステリと恋愛

「六つのナポレオン」コナン・ドイル 1904年
 シャーロックホームズが挑む、奇妙な盗難事件

 2つの作品は、外国の文化や歴史などに明るいと、よりお話が楽しめると思った。外国人の感覚が新鮮で、謎解きよりも、男女の恋愛の作法や、強烈な差別意識などに触れるのが面白かった。
 キリコ・キリコは、日本人作家が書いたものなので、情景が想像しやすく、感情移入もしやすくて、よりリアルな感じで楽しめた。

 いずれも大人向けの作品だと思った。中学生以上なら、楽しめるかもしれない。洋楽や洋画が好きな人向け。
文字が大きく、物理的には読みやすい。
異文化を試したい人におススメします。


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自信を持っておすすめしたい あんまりちいさいと不思議な感じ   投稿日:2025/06/02
小さな小さなせかい−ヒトから原子・クォーク・量子宇宙まで
小さな小さなせかい−ヒトから原子・クォーク・量子宇宙まで 著: かこ さとし
出版社: 偕成社
1/10ずつ小さくなっていくと、どういう世界が見えるのかを教えてくれる科学絵本。

1996年刊行。工学博士、技術士でもある筆者が、丁寧にわかりやすく描いた極微細な世界。最初は人間の子どもや動物など、身近なものから始まり、アメーバーやウイルスなどを経て、分子や原子といった世界に突入し、最終的にはもっと小さい世界になっていき…
自分の見知っているものが一つも出てこない極省の世界は、不思議な世界でわけがわからない。こういうことを発見したり研究しているのが同じ人類とはとうてい思えない。
よくわかったなあ〜と感心する。

この極微の世界の技術が、これからどういうふうに生かされていくかが楽しみだ。
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自信を持っておすすめしたい 本当に木の葉っぱにそっくりでびっくり   投稿日:2025/05/26
虫から環境を考える(6) 亜熱帯林にかくれるコノハチョウ
虫から環境を考える(6) 亜熱帯林にかくれるコノハチョウ 監修: 海野 和男
写真・文: 湊和雄

出版社: 偕成社
沖縄で見られるコノハチョウの住んでいる場所や、卵から成虫になるまでの様子、暮らし方などを取材した写真絵本。

2005年刊行。著者は子どものころにみた「昆虫図鑑」でコノハチョウの魅力に取りつかれ、コノハチョウに会いに行くために大学を沖縄に選んだという。このどもの頃の憧れを追い求め続けて、人生を豊かで素敵なものにしていったなんて、素敵だ。

植物の形に似せて身を守ったりする昆虫は、たくさんいるらしく、本書でも一部の蝶や蛾などが紹介されている。
本物の植物みたいでビックリする。写真で見ると止まっているから、余計にビックリ。これは実際に見てみたい!
特にコノハチョウは、羽がボロボロになると、余計に枯れ葉に似てくる。弱ってきて、更に防御力が高まるような気がして、自然の素晴らしい知恵や愛情に触れた気がした。

生き物が豊かに住める自然環境が守られますように。
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自信を持っておすすめしたい 実話。本当に実話ですよ。   投稿日:2025/05/26
ねこのえきちょうさん たま
ねこのえきちょうさん  たま 作・絵: 羽尻 利門
出版社: 金の星社
和歌山電鐵「貴志川線」の、貴志駅で飼われていた猫が起こした奇跡を、絵本で紹介。

2023年刊行。2007年1月に、実際に貴志駅の駅長に任命された三毛猫のたま。帽子をかぶり、改札口でお客さんに愛想を振りまくお仕事で一躍大人気に。おかげで廃止が予定されていた貴志川線は、見事に復活。その後、一生を駅の業務に捧げたたまは、ホーム内に「たま大明神」として祀られ、今も皆さんの無事を見守っている、という。

すごい話だと思う。
ニュースで取り上げられた時は、一時的なブームだと思っていたが、いまだにこのように作品が出版されたり、後輩の猫駅員が誕生して、引き続き活躍したりしていて、素敵だ。

動物と人間と、仲良く豊かに平和に暮らしていける社会が実現していて、心があったまる。
素敵な話で、いつ読んでも心がきれいになる気がする。
大事にしたい実話。
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自信を持っておすすめしたい 科学がわからなくても、楽しめる   投稿日:2025/05/22
ミステリーセレクション(6) ミステリーは科学する
ミステリーセレクション(6) ミステリーは科学する 編: 赤木 かん子
出版社: ポプラ社
謎解きのヒントに、科学が関係するミステリを4話収録。

「凶器は資格の奥底に」柄刀一(2004)
「贋物(Phony)のPh」アイザック・アシモフ(1974)
「星空にリュクトシキップ」芦辺拓(2007)
「橙色の人」バートン・ルーチェ(1967)

凶器の隠蔽や、犯人の裏をかく計画などに、科学の知識をフル稼働させた作品ばかり。
科学が苦手な人でも、物語は楽しめる。
科学的な説明の部分をとばして読んでも、物語の理解には困らないが、一応、文字列を目で追うくらいの努力はしてみた。

発表されたのが、かなり古い作品も交じっており、
当時と今では時代も、国も文化も大いに違っているけど、
それでも普通に読み物として楽しめるところがスゴイ。

子ども向けの書籍だが、個人的には大人向けだと思った。
短編なので、気楽に読めるのがありがたい。
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自信を持っておすすめしたい 意外な展開で面白い   投稿日:2025/05/13
ミステリーセレクション(8) ミステリーのかげにペットあり
ミステリーセレクション(8) ミステリーのかげにペットあり 編: 赤木 かん子
出版社: ポプラ社
犬・猫が主役、または重要な役割を演じる短編ミステリー3話収録。

「マフィアの虎猫」エドワード・D・ホック 1972年発表

「正太郎とグルメな午後の事件」柴田よしき 2001年発表

「おとといのおとふ」芦原すなお 2000年発表

 個人的には猫の探偵が事件を推理する「正太郎」が印象に残った。女性のライターの主人公が飼っている猫「正太郎」は、冷静沈着な賢い猫探偵。犬のサスケと一緒に、おかしな事件を推理する話。すこし前の日本が舞台なのでわかりやすい。

 どの話も、陰惨な場面は出てこないで、軽い謎解きと、軽快な話の展開が楽しめる。ミステリ初心者も安心して読める。
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自信を持っておすすめしたい 衣類は貴重!手間がかかっています   投稿日:2025/05/13
わたしのスカート
わたしのスカート 作・写真: 安井清子
絵: 西山晶

出版社: 福音館書店
ラオスのモン族の少女が、麻を栽培して収穫し、糸を作り、布を織り、スカートに仕立てるまでを紹介する絵本。

2004年刊行。文・写真を担当した安井清子さんは、長年、タイの難民キャンプとラオスで子ども図書館活動に携わっている。

 現地の子どもたちの暮らし、女性の仕事や気持ちがみずみずしく伝わって来る。元気いっぱいに遊びまわる子どもたちは、家の仕事もあたりまえに手伝い、大人たちから教わって、伝統的な仕事を覚えていく。
 本書では現地で撮影した写真も見られ、人々の暮らしが生き生きと感じられる。

 モン族の女性は自分の着るものを、自分でつくる。
自分でスカートを作り、自分で刺繡をして、模様をデザインする。新しいスカートを下ろす時は、嬉しい気持ちで一杯。結婚式などの特別な時も、新しいスカートを下ろしたりするという。
 着る物で気分が上がる女心が伝わってきて、親近感を覚える。やっぱりお洒落は嬉しいのだ。

 いろんな環境や文化を知る社会勉強になるし、手芸やクラフトが好きな人は創作のヒントになるかもしれない。
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自信を持っておすすめしたい 共に生きるということを見せてくれる   投稿日:2025/05/09
ふしぎなともだち
ふしぎなともだち 作: たじまゆきひこ
出版社: くもん出版
小学校2年生の時に、地方の島に引っ越した少年が、自閉症の子どもと、クラスメート、学校の先生や保護者などと共に暮らす様子を描いた作品。

2014年刊行。自閉症の息子をもつ母親や、同級生が自閉症だった人など、当事者と関係者たちの経験談を丁寧に取材した様子が巻末資料に書かれている。
 本書は、障がい者理解などのテーマが、表紙からは感じられない。話を読んでいるうちに、自然と自閉症の人と、周囲の人の関わり方を知っていく。

 実に自然に、障がい者が周囲に溶け込んでいる様子が印象的だ。小さいころから、自閉症の「やっくん」がいる環境で育ち、先入観もないので、「やっくん」との接し方がみんなわかっている。やっくんは、特別クラスに分けられていることもなく、みんなと一緒に遊んだり、勉強したりしていて、学校を卒業して、就職もできている。
 普通の風景の一部になっているところが、よいと思った。

 巻末資料に書いてあった「人は知らないことは怖いと避けるので、とにかく出会いふれあって、知ってもらうことが一番」(特に子どもの時に)
という言葉通りだと思った。
慣れてしまえば、自分と違うことを受け入れたり、うまくやっていくことができるようになると思いました。
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自信を持っておすすめしたい 民話の面白さは普遍的だ   投稿日:2025/05/05
かこさとし童話集(9) 世界のおはなしその1
かこさとし童話集(9) 世界のおはなしその1 著: かこ さとし
出版社: 偕成社
世界各国の民話を33篇収録。

イギリス民話の「トランプ王国バラ物語」から、アイヌ古話「くまの神様 ブドウの神様」まで、いろんな国や民族の昔話を楽しめる豪華な本。
昔は、各地で戦争をしたり、自然災害や病気など、いろんな脅威にさらされながら人々が生きていたことがわかる。
物語の中に出てくる怖い存在(猛獣や怪物など)を、当時の人はどのようにとらえていたのだろうか?
また、今では自然現象だと解明されているものも、昔の人は神様や不思議な存在の働きだと信じていたようで、面白い。

教育的な内容のものもあるが、あくまでエンターテイメントとして楽しまれていたお話なので、愉快さがある。
今の時代は、いろんな物語が世の中に溢れているけれども、大昔から語り継がれてきたお話には、また別の魅力があり、力強さが感じれるし、不思議な吸引力がある。
一話読みだすと、次々読んでみたくなる。

大人が読んでも十分面白い。
漢字にルビがふってあるので、誰でも楽しめるようになっている親切な本。
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自信を持っておすすめしたい 唱和のかほりの和式ミステリ   投稿日:2025/05/01
ミステリーセレクション(5) ミステリーはミステリーを呼ぶ
ミステリーセレクション(5) ミステリーはミステリーを呼ぶ 編: 赤木 かん子
出版社: ポプラ社
2007年刊行。ミステリ短編2編を収録。

・IgE 著:島田荘司「御手洗潔のメロディ」(講談社文庫)
 2002年
・クイーンの色紙 著:鮎川哲也「クイーンの色紙」(創元推論文庫)2003年

 2作とも、深刻な問題や、陰惨な事件は起こらず、ちょっとドキドキする程度の軽い事件を謎解きするお話。
読みやすい、わかりやすい、キャラクターの個性がハッキリしている。ミステリものをあまり読まない人でも、無理なく楽しめる娯楽小説。

唱和の、まだ携帯電話が普及していなかった時代にいるような印象。発表されてから20年以上たっている作品なのに、ちゃんと楽しく読める!
特に、「IgE」は、漫画のようなわかりやすい登場人物ばかり出てくるので、ミステリ系のアニメでも見ているかのような親切設計。探偵が癖のあるタイプで、シャーロック・ホームズのパロディみたいな感じだった。

もう一方の「クイーンの色紙」は実話っぽい雰囲気だ。
創作だと思うが、前半部分は、いかにも本当にありそう。妙にリアルな感じが面白い。
安楽椅子の探偵系。現場に行かないのに、どうして全部わかったのか、最期の推理の場面が神がかっていて爽快だ。

怖くないので、誰でも読めると思う。
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