新刊
そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!

  • かわいい
  • 学べる
ナチスに挑戦した少年たち The boys who challenged Hitler

ナチスに挑戦した少年たち The boys who challenged Hitler

  • 児童書
著: フィリップ フーズ
訳: 金原 瑞人
出版社: 小学館 小学館の特集ページがあります!

在庫あり

原則月曜から土曜は朝8時までの注文で当日発送
※お届け日は翌日以降(詳しくはコチラ

税込価格: ¥1,650

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • Amazon Pay

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

作品情報

発行日: 2018年06月29日
ISBN: 9784092906136

出版社のおすすめ年齢:高学年〜
B6判・304p

出版社からの紹介

続きを読む

ベストレビュー

すごい少年たちです。でもマネしないでほしい。

児童書です。
小学校高学年以上の子どもたちにブックトークで紹介できたらいいなと思いました。
この本は、ナチスドイツがヨーロッパ各国に侵攻していた第二次世界大戦の頃、当時占領下だった自国(デンマーク)で、大人たちに先駆けてレジスタンスのような活動を始めた10代の子どもたちを紹介したものです。彼らの活動名は「チャーチルクラブ」で、著者こそアメリカの児童文学作家ですが、その記録は当時の「チャーチルクラブ」のメンバーでは有名だった“クヌーズ・ピーダスン”本人が語ったものでした。

政府がとったナチスドイツとの同盟という名の占領下の国で、彼らが少年にしかできない形のレジスタンス活動は、「チャーチルクラブ」のメンバーが逮捕されたことで、デンマーク全域に伝わり、それがきっかけとなってデンマーク各地のレジスタンス活動に飛び火していったようです。
「自分たちにもできるなにかをしたかった」という気持ちはクヌーズの回想記録から、よく伝わってきました。
けれども、体験を語ってくれたクヌーズは運よく生き残ることが出来ましたが、このレジスタンス活動の末、亡くなった仲間もいます。また、ナチスドイツへの反発とはいえ、町のいくつかを破壊行為したことは間違いない彼らは逮捕され、1年半から3年もの間投獄されることになり、その過酷な刑務所生活で、多くの仲間が身体を壊したようです。
クヌーズ自身、閉所恐怖症になってしまい、エレベーターにも乗れなくなったそうです。

活動そのものはたたえられるべきすごいことなのかもしれません。
邦訳は金原瑞人さんでしたから、とても読みやすく、一気に読んでしまいました。
けれども、同じ年頃の子どもを持つ母親として、もしも万が一、こういう時代に生きていたとしても、自分の子どもが彼らのような生き方を選びそうになったら(選ぶ前に気づくことが出来れば)、絶対に止めてるだろうな。と、思いました。
戦争は遊びではありません。本当に命を落とすこともあるんです。

この本を読んだ(または、これから読むかもしれない)10代20代の子どもたちには、そこのところだけはしっかり頭に入れて読んでほしと思いました。
(てんぐざるさん 50代・ママ 女の子23歳、女の子18歳)

関連記事

この作品を見た人はこんな作品も見ています

1,760円
1,540円
1,650円
1,650円
1,760円

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

418円
880円
1,980円
12,980円

出版社おすすめ




絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

ナチスに挑戦した少年たち The boys who challenged Hitler

みんなの声(1人)

絵本の評価(3.5

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット

閉じる

入荷リクエスト
ありがとうございます

入荷のお知らせが欲しい方はこちら