ネルおじさんの自慢はお魚やロボットやお星様の形をしたへんてこパン。その苦心の発明品をうさぎのミミちゃんは気にいりません。
4歳7ヶ月の息子に読んでやりました。パンがその場でやけるという特別なトラックを運転しながら売り歩くパンやさんのお話。お客さんの目の前でそのお客さんが望むパンを焼いてくれます。ところがどうしてもうさぎのミミちゃんの望むパンがでてきません。いったいどんなパンを欲していて、なぜそれが?
見た目とか通念で望むパンを焼いていたのでは本当に望むものを見抜けないですね。そういう気持ちやコミュニケーション力が必要だね、というちょっと子供にしては難しいお話だったかもしれません。でも、純粋に息子はいろんな形のおもしろいパンがでてくることで楽しんでいましたね。みんなが望むものはいろいろある、そういう価値観のお話でもあるので、いい絵本だなとおもいました。また、パンの絵が妙にリアル! (minatsuさん 40代・ママ 男の子4歳、女の子0歳)
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