鉄のゲージツ家クマさんの絵本 鉄くずの山に集められた、鉄たちがはじめたじまん話。ちっぽけな話、気のなが〜い話、勇ましい話……。「絵本作家」クマさんの久々の絵本!
先日テレビでクマさんこと 篠原勝之さんのアート作品を見ました
甲斐駒ヶ岳の見えるところに移り住み アートを制作したり土とふれあい作物を作って生活しています
彼の作品の鉄の思い出
なんだか 私のような大人にピッタリの絵本でした
鉄くず達の会話
わあ! 懐かしい足ふみミシン 時代は変わりました
自転車もマンホールのふたも サーカスの鉄の柵も貨車も みんなそれぞれに大事な役目があり 仕事をしてきたのですが・・・・古くなって てつくずになり 捨てられて さびていく。 何だかすごく切なくなります。
鉄たちは 自分はもう おしまいだと思うのですが・・・
でも、 製鉄所で高炉に入れられ 溶かされるのです
「おしまいだ おしまいだ」
「安心しろ 溶けて なくなったりしないんだ。 新しくなるだけさ」
そして 鉄達はみんな生まれ変わったのです
ミシンも自転車もピカピカの便利な道具になったのです
なんだか ホットしました
古くなると ものは捨てられますが また 新しく生まれ変われて
何だか嬉しくなりました
どんなてつにも さびはでる さびがでるから 鉄はいい
さびた鉄は みんなお話しを もっている。
鉄の声を きいている クマさんの優しさが 伝わる絵本です
ちょっと 大人向けですが 若い人にも読んでほしい絵本です
使い捨てから 再生 リリュース なんでも
命があるんだと 感じました 思い出がいっぱい詰まっているのですね
じーんときます この絵本 (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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