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まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき……恋の芽生えと喜び、そして切なさをうたった、島崎藤村の 美しい詩「初恋」。そのイメージを色鮮やかにコラージュのイラストで表現した、宝石箱のような絵本です。
初恋を読んで、とても感動しました。私は昔から島崎藤村さんの大ファンですが、この本は共感できるところがいっぱいありました。初恋と言えば私は高校時代に出会ったある女性のことを思い出さずにはいられません、まさに絶世の美女でした。私は彼女のとびっきりの美貌に魅了されました。この初恋が後の私の人生を大きく狂わせることになります。私は美人にいつもこだわり、20代から今に至るまで何十年もの間、美人との女性遍歴をすることになります。この本は人を愛することの素晴らしさを教えてくれます。まるでダイヤモンドのような素晴らしい作品だと思います。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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