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ミトン

ミトン

  • 絵本
作: ジャンナ・ジー・ヴィッテンゾン
絵: レオニード・シュワルツマン
訳: 服部 美鈴
出版社: 河出書房新社

税込価格: ¥1,320

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作品情報

発行日: 2003年09月
ISBN: 9784309266749

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ミトン フィルムブック

この作品が含まれるテーマ

おはなし

 犬を飼いたくて仕方のないアーニャ。友だちエレーナの家には犬がいるので遊びに行くと、ライカ犬のララには子供が生まれていました。喜んで子犬を家に連れて帰ると、ママは反対して返してくるようにと叱りました。
 子犬を返しに行った帰り道、がっかりしたアーニャは自分の赤い手袋(ミトン)と遊びはじめました。すると、不思議なことが起こりました……。

みどころ

 旧ソ連・ロシアの名作アニメーション映画『ミトン』(1967年制作)を、世界で初めて絵本化した作品。映画は当時、その完成度の高さから絶賛を浴び、数々の国際映画賞を受賞。日本には70年代に『手袋』という邦題で紹介されました。
 絵本『ミトン』(2003年9月初版)は、旧ソ連・ロシアの人気アニメキャラクター『チェブラーシカ』の画家レオニード・シュワルツマン絵、同国屈指のアニメーション脚本家ジャンナ・ジー・ヴィッテンゾン作によるもの。映画同様、絵本もちょっぴり切なくて心温まる名作に仕上がっています。製本サイズはミトンの大きさにふさわしく、小判(21×15.5センチ)。アーニャのしぐさがいじらしく、純真な可愛さを秘めています。子犬のミトンが一生懸命走り回る姿にも、愛くるしさが漂います。思わず赤い毛糸を取り出して、編み物したい衝動に駆られてしまうかもしれませんね。
 小さな女の子の夢が描かれた絵本は、作り手の優しさが伝わる美しい物語として、これから世界中の人々に読み継がれていくことを予感させます。生涯忘れることのない、宝物になりそうな一冊です。
――(ブラウンあすか)

出版社からの紹介

子犬がほしくてたまらない女の子。でもおかあさんは犬を飼うのは大反対。でも……誰にでも大切な夢があるのです。『チェブラーシカ』の生みの親による注目のロシア・アニメ『ミトン』が世界で初めて絵本になりました!

ベストレビュー

温かくて可愛らしい、冬の定番絵本

 子供たちが犬の散歩を楽しんでいる光景を見て、アーニャも犬が欲しくてしかたありません。そこで、犬を飼っている友だちエレーナの家に遊びにいくと、犬のララにはかわいい子犬が生まれていました。エレーナは子犬の家を探しているとのこと。アーニャは喜びいさんで子犬を家に連れて帰りますが、お母さんから反対されてしまいます。がっかりしたアーニャが赤い手袋(ミトン)で遊んでいると、不思議なことが起こります。小さな赤いミトンは、いつの間にか小さな赤い子犬になっていました……。
 可愛いし、純粋なメッセージが込められていて、この冬一番の心の温まる絵本!と太鼓判を押したい新作絵本作品です。小さな子供の視点・心情が胸を打つ、宝物にしたい絵本。お話、イラスト、構成、デザイン……、どれをとっても質が高く、制作者は一体何者?と思わずにはいられません。ロシアのアニメーション作品を絵本化したものだそうですが、お人形を実写でアニメ化した作品もぜひ見てみたい。日本ではウェブサイトもあるくらいなので、人気爆発でしょうね。(www.mitten.jp)
 子供たちも喜んでいました。ミトンが赤い子犬になったところでは息子が、「(米国のアニメ)『クリフォード』みたい」と親しみを感じたようでした。(しかし、クリフォードの世界とは違うのですね、絶対に。こういう作品は米国では作れません。)
 とにかくかわいい。小さな赤いミトンが赤い子犬になるというファンタジーが、ひっそり慎ましやかに描かれているところが好き。その姿勢、視点がオーバーでなく、叙情に訴えすぎるでもなく、自然体。東欧の魅力がここにあります。
 対象は4歳ぐらいのお子さんから。女の子向きかなと思ったのですが(いつも通り)、息子も楽しみました。クリスマスの贈り物に最適。赤い手袋や子犬のぬいぐるみと一緒だと素敵。
(ムースさん 40代・ママ 男の子9歳、女の子4歳)

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