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父の影響で科学に興味を持ったノーベルは、フランスやアメリカの留学で見た、科学の偉大な進歩を目の当たりにし、自分もその一翼を担いたい、と心に誓いました。そして、鉄道網や運河の工事に革命をおこすことになるダイナマイトを発明すると、ダイナマイトで築いた巨万の遺産で、世界で最も栄誉のあるノーベル賞を設立させることを願ったのです。
伝記物を読むなら、文章で読んで欲しい・・・と思いますが、コミックも侮れません。
表情豊かな分、話の流れが頭に入りやすく、引き込まれていきます。
ノーベルがどのような人物だったのかは、ざっくりとは知っていましたが、様々な苦労や苦悩を乗り越えて、時代を生き抜いたのだということがよく分かります。
ノーベル賞という名前だけは有名ですが、それを創設した思いをぜひ多くの子供達に知って欲しいと思います。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子8歳)
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