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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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ホートン

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ホートンさんの声

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自信を持っておすすめしたい みにくさも極めれば爽快   投稿日:2006/03/01
みにくいシュレック
みにくいシュレック 作・絵: ウィリアム・スタイグ
訳: おがわ えつこ

出版社: らんか社
ディズニー映画の『シュレック』って、この本がオリジナルなんでしょうか。ロバも出てくるし、顔も似ています。さて、みにくい両親から生まれたみにくいシュレックは、両親にけとばされて(これが愛情表現?)旅に出ます。人に嫌がられるのが大好き、くさいもの、汚いものが大好きなシュレックは、魔女の占いにしたがって王女を探しに行って……。まじめに読もうとしても笑ってしまいます。人の逆ばかり言いたがる我が家の子供たちも、この本が大好き。きれいなお姫様のお話、フツーのお話に飽きたときにどうぞ。
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なかなかよいと思う やさしい色合いで描いた自然が美しい   投稿日:2006/03/01
川はながれる
川はながれる 作: アン・ランド
絵: ロジャンコフスキー
訳: 掛川 恭子

出版社: 岩波書店
山奥で川が生まれてから海に至るまで、川を擬人化した絵本です。大きな起承転結があるわけでもなく、淡々とそれこそ川が流れるように進んでいきますが、子供の川がいろいろな動物に出会い、いろいろな場所を通って成長していく様子がほほえましいです。絵は、細かく、やさしい色合いが素敵で、こんな風景の場所に行ってみたいな、と思わせます。子供も落ち着いて聞いていました。
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自信を持っておすすめしたい 楽器を習っている子にお薦め   投稿日:2006/03/01
オーケストラの105人
オーケストラの105人 作: カーラ・カスキン
絵: マーク・サイモント
訳: 岩谷時子

出版社: すえもりブックス
小さな子供にとって、オーケストラはなかなかなじみにくい存在です。黒と白の服を着て、まじめな顔をして、難しい音楽を演奏している……。でも子供に音楽を習わせている以上(習わせていなくても)、ちょっと興味を持ってほしいですよね。この絵本では、町のオーケストラの男女合わせて105人がそれぞれに支度をして演奏会に出かけていくまでが描かれています。体を洗って、ヒゲを剃って、下着をつけて、その他もろもろの服を着て。おふろに入る人もいれば、シャワーを浴びる人もいます。白いシャツだって黒いスカートだって細かい点はいろいろ。オーケストラの人だって本当は普通の人なんだな。笑ってしまうことうけあいです。
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よいと思わない 作り話っぽい   投稿日:2006/02/28
きゅうきゅうしゃのぴぽくん
きゅうきゅうしゃのぴぽくん 作: 砂田 弘
絵: 高橋 透

出版社: 偕成社
いかにも教育的かつほんわかした雰囲気の本ですが、いくつか気になる部分があります。1つは救急車が来たときに、幼稚園の女の子が怖がって隠れるという描写。どうして男の子は喜んで女の子が怖がるのか「女の子は弱虫なんかい!」と突っ込んでしまいます。大人が口々に救急車の悪口を言う場面も、現実味がないです。そんなに救急車を悪く言う人なんているのかしら?我が家の息子は何度も救急車で運ばれましたが、現実はこの本の描写よりずっと深刻です。応急処置があり、あわただしく、救急隊員が無駄話をする暇はありません。もっと真剣に取り組んでます。実際に救急の対象になったことがないとわからないかもしれませんが……。緊急車両なら『じぷた』のほうが好きだな。
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自信を持っておすすめしたい 絵がすばらしい、娘のお気に入り   投稿日:2006/02/28
きつねとうさぎ ロシアの昔話
きつねとうさぎ ロシアの昔話 絵: フランチェスカ・ヤールブソワ
構成: ユーリー.ノルシュテイン
訳: こじま ひろこ

出版社: 福音館書店
岩波の子どもの本の『うさぎとおんどりときつね』にも同じ話が入っていますし、『ガラスめだまときんのつののヤギ』ともとても似ている話ですが、絵はこの本が随一だと思います。頼りなげなウサギの大きな瞳、剣を持ったおんどりの古風な騎士姿、そして印象的な深い赤!文章は単純で、娘は3歳のとき、この本のせりふばかり真似していました。でも娘がこの本を気に入っていたのは、やはり絵が理由ではないのかな……。でも、私がこの本を知ったきっかけは、ユーリー・ノルシュテインのビデオでした。静かな、それでいて印象に残るビデオです。
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自信を持っておすすめしたい 思わず運動したくなるしかけ絵本   投稿日:2006/02/28
ぴょんたのたいそう
ぴょんたのたいそう 作・絵: ルース・ティルデン
訳: かがわ けいこ

出版社: 大日本絵画
子供が2歳ぐらいの時に買ったのですが、まだうまく扱えなくて、やたらと引っ張ったりして壊してしまったので、また同じのを買いました。もう少し大きくなったら出してやろうと思います。小学校3年生の子でも「面白い!」と絶賛していたので当分大丈夫でしょう。かえるが腕立て伏せ、懸垂など、せっせと運動するのですが、かわいいし、見ているほうまで力が入ります。うちの子が壊したと言っても、しかけ絵本としては、ロバート・サブダなんかより単純なのでそれほど神経質にならずに楽しめます。
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自信を持っておすすめしたい アイデア絵本、種明かしも充実   投稿日:2006/02/28
サーカスがやってきた
サーカスがやってきた 作・絵: よぐちたかお
出版社: 福音館書店
ピエロや花火の絵の上に付属のフィルムを載せて動かすと、絵が動いて見えます。どうして?となりますが、ちゃんと著者が書いた種明かしの解説書がついていて、とてもわかりやすいです。小学生ぐらいになれば、この科学的な仕組みにも興味を持つかもしれません。本ではなくカードですが、同じく福音館から『動くパズル』(著者同じ)も出ています。解説はついていないけれど、幼児にはそちらのほうが扱いやすいみたいで、ひとりでもせっせと遊んでいます。
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自信を持っておすすめしたい 子供の心情をずばり   投稿日:2006/02/27
ふわふわくんとアルフレッド
ふわふわくんとアルフレッド 作・絵: ドロシー・マリノ
訳: 石井 桃子

出版社: 岩波書店
我が家の子供たちからはリクエストの多い本です。新しい玩具が来たとたんに遊んでもらえなくなったクマの「ふわふわくん」が、よーし、そんなら……と半ばやけっぱち?逆ギレ?の行動に出るところが、我が家の子供そっくり!冷静に考えれば馬鹿らしいのですが、子供はそういう行動をよくするのではないでしょうか。また、それに知らんぷりをしないのが、アルフレッドのいいところ。親は、甘やかしてはいけないと突き放してしまいますが、時には折れてやってもいいか、という気になります。この本は、今、絶版か何かで購入できません。私は古書屋を探し回って買いましたが、もったいないと思います。
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なかなかよいと思う 働くってすばらしい   投稿日:2006/02/24
ペニーさん
ペニーさん 作・絵: マリー・ホール・エッツ
訳: 松岡 享子

出版社: 徳間書店
同じ著者の『もりのなか』も結構、小さな子向きにしてはページ数が多かったけれど、これも長い! 寝る前に読むと寝るのが遅くなってしまいました。でも、内容が難しくはないせいか、5歳の息子は最後まで聞いていました。ペニーさんというおじさんが毎日工場で働いているとか、貧乏で時計がないとか、休むとクビになって家族を養えないとか、日常的なディテールに現実感があります。おまけに隣人とのトラブルがあって、それがまたこまごまとリアルに描かれています。生活を立てていくにはいろいろ大変なことがあるんだよ、でもみんなで頑張ろう、というメッセージが子供に届くといいな。
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なかなかよいと思う ひとりぐらしってこんなもの   投稿日:2006/02/24
おさらをあらわなかったおじさん
おさらをあらわなかったおじさん 作: フィリス・クラジラフスキー
絵: バーバラ・クーニー
訳: 光吉 夏弥

出版社: 岩波書店
本を読んでいる間、あまり言葉を発しない5歳の息子が、このおじさんが「ひとりですんでいる」というくだりに来ると必ず「かわいそうだね」と言います。私は、ひそかに「いいなあ、気楽で……」と思っていたので意表をつかれました。子供にとっては、ひとりで住んでひとりで料理を作るという暮らしは「かわいそう」に映るのですね。いや、それが当然の感覚かもしれません。家族がいたら、ペットでもいたら、こんな物語にはならなかったでしょう。ひとりでごちそうを作って、洗い物をため続けるなんて、ありがちですね^^; わびしいひとりぐらし! この物語は底抜けにほがらかに描かれていますが、そのままほがらかに受け取るか、ブラックユーモアと見るか、複雑な感じです。
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