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AA

ママ・50代・山口県、女の子23歳 女の子20歳

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自己紹介
みなさんの投稿を読んでいると、本当に絵本をこよなく愛している方が多いのに驚いています。
私はまだまだだなあと思いますが、読み聞かせの時間を子供が楽しみにしてくれているのがとってもうれしいです。
好きなもの
お笑いが大好きです。
最近は、撮りだめた連ドラを昼ごはんを食べながらみることにはまっています。

東野圭吾さんの小説は必ずチェックしています。
ひとこと
元々すごい本好きというわけではないので全く絵本にも詳しくないのですが、自分が面白い、感動した、全くどこが面白のか分からないなど、心に深く残った本のレビューを投稿したいと思います。みんなの感想に流されることなく、自分の感じたことを正直に書きたいと思っています。
何でも三日坊主になることが多いですが、絵本ナビのレビューだけは細々となんとか続いているので、これからもちょっとづつ感想を増やしていきたいです。

AAさんの声

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自信を持っておすすめしたい うさぎで良かった  投稿日:2010/11/25
ビロードのうさぎ
ビロードのうさぎ 作: マージェリィ・W・ビアンコ
絵・訳: 酒井 駒子

出版社: ブロンズ新社
私は悲しい絵本はあまり好きではありません。「涙がでました」というタイトルのレビューがならんでいたのを見ただけで敬遠していました。
表紙のうさぎの絵も決して明るいイメージではないし・・・でもなぜか気になる本だったので、思いきって読みました。

読んでみて、決して悲しいお話ではなく、ほっとしました。
確かに必ずいつかはくるおもちゃと持ち主の悲しい別れではありますが、ラストは絶望ではなく、ちょっとファンタジックでよかったです。
トイストーリーを何度も思い出しました。
「本当のもの」ということばが何度か出てきていますが、持主の心に大切に残ったものが本当のものということなのかな?と解釈しました。

とても素敵なお話ですが、絵もお話にぴったりで素晴らしいです。
このお話は絵を描く人が誰かによっては、ずいぶんと評価も分かれてしまうところだと思います。
レビューの評価もいいところを見ると、私と同じく絵とお話がぴったりと思っている人が多いということかもしれません。

私はしみじみ感動にひたりましたが、子供は
「これってうさぎでよかったよね。本物もかわいいし。たとえば、恐竜とかじゃあちょっと困るよね。」
と、大笑いしてどうしても面白おかしく終わりたい様子。どっちかというと大人向きな本なんでしょうか?
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい この本から読んで!  投稿日:2010/11/24
クリスマスのきせき
クリスマスのきせき 作・絵: 高畠 那生
出版社: 岩崎書店
高畠那生さんの絵本が大好きです。
いつも奇抜な発想には笑わせてもらっています。
でも、この「クリスマスのきせき」ってなんかまともそう・・・。なんかクリスマスだしいい話って感じでまとめてて面白くないかも。
などと思っていましたが、サイン本販売していたので、もうこの本が面白かろうがなかろうがどうでもよくなって衝動買いしました。

読んでみると、良かったですね。なんか疑ってごめんなさいという感じです。
思っていた通りうまくまとまっていていい話でしたが、ラストにいたるまで、相変わらずの奇抜な発想とスピード感で、一気に読みました。
短いから何度も見返してみたり、絵をもう一度確認したり、読み終わったあとからも楽しみました。
内容については、何にも知らなくて読んだほうが絶対面白いです。

この本なら
「ナンセンスはちょっとねえ・・。」
というタイプの方にも、すんなりうけいれられるんではないでしょうか?ナンセンスっぽくはないし。
この本を高畠さんの入口にして、どっぷりワールドにはまってくれる人が増えたらいいなあと思いレビューしました。
私的には「だるまだ!」とか「でっこりぼっこり」がツボですので、もしよろしければそちらも。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 絵もいいです  投稿日:2010/11/10
宮沢賢治の絵本 気のいい火山弾
宮沢賢治の絵本 気のいい火山弾 作: 宮沢 賢治
絵: 田中 清代

出版社: 三起商行(ミキハウス)
田中清代さんのサイン入りということで、全く知らない宮沢賢治の話でしたが、購入した私の感想です。

まず、火山弾が何か?なんであんな形なのか?というところからでしたが、話を読んでいくうちに自然に分かってきます。
他の石や植物などにどんなにからかわれても、素知らぬ顔で穏やかに切り返していくベコ石(火山弾)に徐々に感情移入しながら読んでいきました。そんなベコ石はとても賢く見えます。

最後は、ベコ石にとって一番ベストなのかどうかはそれぞれが考えるところだと思います。(トイストーリー2のようなテーマです)
でも、人間側から考えたら最高の扱いなんではないでしょうか?
そういう意味で
「火山弾、よかったねえ。」
と、うちの子供たちは安心して喜んでいました。

小学生の低学年には文章が長めで、少々言い回しが難しいのですが、読み聞かせてあげれば絵に助けられてなんとか1年生も理解できるくらいです。
そして何より、田中さんの絵がいいです。
表紙のインパクトもさることながら、どのページも印象に残ります。
ベコ石の上に生えた苔がとてもにくたらしく見えたほどです。

ミキハウスの宮沢賢治絵本のシリーズはあの有名な「注文の多い料理店」も以前買いましたが、これもすごく良かったです。
内容に絵がマッチしすぎて子供が怖がって読ませてくれませんが・・・。
このシリーズはこれから子供が大きくなるのに合わせて読んでいこうと思います。また、おすすめでもあります。
私は文学に全く心得がありませんが、宮沢賢治のお話を好きになりそうです。
参考になりました。 1人

なかなかよいと思う ゴッコ遊びする子供の気持ち  投稿日:2010/10/18
カイジュウゴッコ
カイジュウゴッコ 作: 山本 孝
出版社: 教育画劇
山本孝さんの絵が好きなので図書館から借りてきました。
男の子二人が、学校の帰り道カイジュウゴッコをなりきってする様子がリアルに描かれている迫力のある本です。
「ゴッコあそびする男の子の心の中ってこんなんだろうな。」
と、想像できました。

ただ、私も女だし、子供は二人とも女の子なので、怪獣になじみがあまりなく共感はいまひとつえられなかったような気がします。
女の子のヒーローものだったら反応が違ったかもしれませんね。

この本に出てくるカイジュウはなんとなく懐かしい感じです。
私が子供ころはやっていたウルトラマンとかに出てきそうなカイジュウだなと思いました。(あまり詳しく知りませんが)
以外にも、私世代のお父さんにうけるかもしれませんね。

あと、カイジュウゴッコをしているそばで、冷めた目で全く関係ないわよって感じで歩いている女の子が、女の子らしいなあとおかしかったです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 子供の決めたルール  投稿日:2010/10/18
ぼくのかえりみち
ぼくのかえりみち 作: ひがし ちから
出版社: BL出版
「子供のころこんなことした。」
と、思いました。大人からするとどうでもいいルールなんだけど、白いところだけ渡るとか影だけふんで向こうまで行くとか、そういうの私もやりました。

この本はそんな気持ちを思い出させてくれたほのぼのとする本です。
途中、白い線に様々な障害物があってそのたびに男の子がいろいろ考えてのりこえていきます。
怖いくらいオーバーな横断歩道の絵が子供にうけました。
最後、家の前で途切れてしまった白線。どうするかというところもうまくまとまってすごくよかったです。

子供がみんなやっている日常的な小さな冒険。
この本に子供が興味がないわけなく、とても気に入った様子です。
男の子だけでなく、女の子にもお勧めする本です。
絵も、かわいらしく、分かりやすいので、大勢での読み聞かせにも向いていると思います。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う だじゃれ?  投稿日:2010/10/18
うんこ!
うんこ! 文: サトシン
絵: 西村 敏雄

出版社: 文溪堂
この本がすごく話題なので読んでみました。
「うんこ」というだけで笑ってうけていた幼児から少し成長した小学生になった今どんな反応を見せるだろうかとちょっと気になりました。

犬がうんちをしたところからはじまり、いろんな動物が来て「くっせー。」
と言います。(ここでは笑わない)
うんこが「くっそー。」などとだじゃれまじりのことばでくやしがります。(あまりうけない)
そして、最後ははたけの肥料になってめでたしめでたしという感じに終わります。
面白くないわけではないが、それほどうけないといった感じでした。

私としては、だじゃれ絵本なのか何なのか少々はっきりしなくなってしまっているところを残念に思いました。後半の肥料に持っていくなら、前半にもなんかもっとポイントがほしかった感じです。
「うんこ」にも奥深さがほしかったというところでしょうか?
ただ、低学年ならお話会で「うんこ」と言っただけでうけると思います。その場の雰囲気を明るくするにはもってこいの本だとは思いますので、絵もはっきりしているし大勢の人向けにはいいと思います。

ちなみに我が家で長い間愛されているうんこの関連本は「うんちしたのはだれよ?」「うんちっち」「みんなうんち」「がっこうでトイレにいってもいいですか」です。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 心が苦しい  投稿日:2010/09/30
いわたくんちのおばあちゃん
いわたくんちのおばあちゃん 作: 天野 夏美
絵: はまの ゆか

出版社: 主婦の友社
絵本ナビさんでとりあげられていて、いわたくんのおばあちゃんがなぜ家族と写真を撮りたがらないのかということが知りたくなって図書館で借りてきました。
まず自分で読んでみたら、もう涙がはらはらと止まらなくなりました。
戦争の話とは知っていたので覚悟はしていたのですが、この本を通して月並みではありますが、戦争の残酷さ、平和の尊さを強く感じました。
ついさっきまではいつも通りのふつうの生活をしていて、それが永遠に続くのがあたりまえと思っているのに・・・一瞬にして、と思うとたまらなくなりました。
目を覆いたくなるような残酷な描写の絵はありません。むしろ優しい感じの絵です。
ただ、淡々と事実が語られていくのに徐々に苦しくなって、悲しい涙が止まらなくなりました。

このお話は実話です。
直接的な被爆体験をではなく、1枚の写真を通じて戦争を語られていくところが今までになく心につきささりました。

本当は、子供に読み聞かせをしてから感想を投稿しようと思っていたのですが、理由はよく分かりませんが今すぐに読めないので私だけの感想です。
小学高学年以上くらいには十分理解できると思うので、広くいろんな人にオススメしたいと思います。
参考になりました。 4人

自信を持っておすすめしたい 表紙もカッコイイ  投稿日:2010/09/29
シニガミさん
シニガミさん 作・絵: 宮西 達也
出版社: えほんの杜
私は宮西さんの絵本が好きでたくさん持っています。たくさん読むと、割と似たような話もあったりして新鮮な感じがしないこともあるのですが、これは久々に斬新な感じがしました。この本から醸し出される雰囲気がいいです。
読み進めるうちにちょっとドキドキ、展開はどうなるのだろうというちょっと不安な気持ちなど味わえました。
結末は読めるものの、子供的にはこう終わるのがいいだろうという納得のいく最後でした。

シニガミさんというあまり縁起の良いものではないブラックなイメージのものを通して見るオオカミとブタのお話はいつもとは違う切り口でよかったです。
子供も「シニガミさん」という新たな分野のキャラに相当ひかれ、食い入るように見ていました。各場面に出てくるシニガミさん探しもちょっと楽しく、ほっとするラストに安心をしていました。

話の内容とは関係ないですが、この表紙もクールです。
そういう絵の表紙なのかと思ったら違っていて、カバーにシニガミさんの目の穴が空いているんです。気に入りました。

宮西さんの絵本はいいのがたくさんありますが、新たなオススメが増えました。
参考になりました。 1人

なかなかよいと思う なんか怖い  投稿日:2010/09/21
ねこだまし
ねこだまし 作: 斉藤 洋
絵: 高畠 那生

出版社: 理論社
「この話、なんか怖い〜」
が、初めて読んだ時の子供の感想です。この本を読んだ直後には寝られそうもなかったので、他の明るいお話を読みました。

でも、ホラーってわけではなくそんなに怖い絵もなんですが、なんか分からないけど怖かったらしいです。
この本はこの感想通りだと思います。
この不思議な感覚の本を是非読んでみてほしいと思います。
内容は全く知らないほうが楽しめると思います。

私は個人的に高畠那生さんの絵が好きなんですが、向かいの家に引越してきた人の絵をみて
「アンガールズの山根みたい。」
と、大ウケでした。
そう思ってみると微妙に似ているのでおかしかったです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 質もいいです  投稿日:2010/09/17 9:58:00
ぐるんぱのようちえん ウォッシュタオル バラエティ
税込価格: \440
買ってから随分経っています。実はぐるんぱの大ファンってほどではないけど、送料無料にしたいがために注文したタオル。絵本キャラクターものって高価なのにこれは420円で安いです。
絵柄もカラフルでとてもかわいらしいですが、子供向けすぎず、私が使っています。タオルの質感もよく、ずいぶん洗濯しましたが、色あせなどもしにくいようで、とても良い品物だと思います。
グッズはかわいいだけでなく、使い勝手も大事だと思っているので、これはすごくよかったです。

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