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はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

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えりこぷたー

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えりこぷたーさんの声

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自信を持っておすすめしたい 自分を認めてもらうこと  投稿日:2007/03/11
ペンギンのヘクター
ペンギンのヘクター 作: ルイーズ・ファティオ
絵: ロジャー・デュボアザン
訳: 岡本 浜江

出版社: 童話館出版
ペンギンのヘクターは動物園へ搬送される途中、トラックから落ちてしまい、生まれて初めて森へやってきました。
あおさぎやかも、うさぎやかめなどの動物と出会い、ペンギンを見たことがない彼らから「君は何なんだい?」と聞かれました。
ヘクターは「ぼくは鳥だよ」と答えるのですが、飛べない鳥なんていないと、みんな信じてくれません。
かめかな、いや魚の仲間かも、とみんなが好き勝手なことを言います。
「ぼくはなんだろう?」自分自身を見失ってしまうヘクターの姿は、読んでいて胸が苦しくなります。
だけどペンギンとしてのヘクターを認めてくれるものが現れた時、ほっとしました。

誰でも自分という存在をありのままに認めてもらいたいもの。そして同じように、周りの人の個性を受け入れていこう。少し教訓めいたお話に感じられるかもしれませんが、純粋なヘクターの気持ちが悲しみから喜びにかわる様子はじーんときます。
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なかなかよいと思う きらきらの正体  投稿日:2007/02/24
ぼく、ふゆのきらきらをみつけたよ
ぼく、ふゆのきらきらをみつけたよ 作: ジョナサン・エメット
絵: ヴァネッサ・キャバン
訳: おびかゆうこ

出版社: 徳間書店
生まれて初めて雪をみたもぐらくん。
真っ白な雪の森を歩いていると、きらきら輝く棒をみつけます。魔法の宝物だと思ったもぐらくんは、棒を持って帰ろうとしますが、いつのまにか手から消えてしまいました。
他の動物たちに、「それはつららだよ」と教わり、魔法の宝物じゃなかったことにもぐらくんはしょぼり。でも、もっときらきら素敵なものを見つけるんです。

冬の森の美しさを、冷たく寒々しくなることなく、あたたかく伝えてくれる絵。
当たり前の日常にひそんだ素敵なことを、自分も見つけてみたくなります。
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自信を持っておすすめしたい お兄ちゃん大奮闘!  投稿日:2007/02/24
たいへんたいへん、あかちゃん、まって!
たいへんたいへん、あかちゃん、まって! 作・絵: ペギー・ラスマン
訳: たがきょうこ

出版社: 徳間書店
美しいグラデーションの背景に、影絵風の人物たちが映えて印象的な絵本です。

おまつりの日、大人たちがパイの早食い競争に夢中になっている間に、赤ちゃんたちがハイハイして森へと入ってしまいます。それに唯一気づいた男の子、懸命に追いかける!
ハチを追いかけたりコウモリと遊んだり、すごくたくましい赤ちゃんたち。男の子が「戻ろうよ」と呼びかけてもずんずん進んでいきますが、やっぱり最後にはママが恋しくて泣いてしまいます。

無事にみんながおうちに帰るまでを描いた、かわいらしいお話。主人公の男の子に、「お兄ちゃんお疲れ様!」といってあげたくなります。
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自信を持っておすすめしたい 勇気ある図書館員の実話  投稿日:2007/02/14
バスラの図書館員
バスラの図書館員 作・絵: ジャネット・ウィンター
訳: 長田 弘

出版社: 晶文社
戦火にみまわれたイラクのバスラという町で本当にあったお話です。
アリアさんというバスラの図書館員は、戦争により貴重な書物が消失してしまうことを恐れ、自らの手で本を守るため行動をはじめます。毎晩毎晩図書館が閉まった後に、車で本を運び出すのです。
まだまだ図書館内にたくさんの本が残る中、いよいよバスラが攻撃され、9日後に図書館は焼け落ちます。
アリアさんがどうやって本を救い出したか、ぜひたくさんの方に読んで確かめていただきたいです。
自分の命すら危ない状況の中で、勇気と信念を持ったアリアさんの行動に胸を打たれます。
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自信を持っておすすめしたい 犬のすてきな友情  投稿日:2007/02/14
ベンジーとはずかしがりやのフィフィ
ベンジーとはずかしがりやのフィフィ 作・絵: マーガレット・ブロイ・グレアム
訳: わたなべ てつた

出版社: アリス館
プードルのフィフィはとても恥ずかしがりやで臆病で、隣に住む犬ベンジーとしか遊べません。
飼い主がフィフィを犬のコンテストに出すというので、フィフィが怖がらないようにベンジーは一緒に会場へ連れてこられます。
飼い主がフィフィの元をちょっと離れたスキに、フィフィは怖くて逃げ出してしまいます。
そこでベンジーの友情が発揮されるのです!

コンテスト会場にはたくさんの種類の犬がいて、犬好きの私はとってもわくわくしました。
特にくりくりとしたおめめの主人(犬?)公ベンジーが可愛い。作者の方が子どもの頃に飼っていた犬がモデルになっているそうで、犬への愛情が感じられる一冊です。
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なかなかよいと思う 可愛くおしゃれな一冊  投稿日:2007/02/14
こねこのミヌー
こねこのミヌー 作・絵: フランソワーズ
訳: きしだ えりこ

出版社: のら書店
とにかくイラストが可愛いかったので読んでみようと思った絵本です。
小さな白いねこミヌーがいなくなってしまい、飼い主である女の子ネネットは必死で探し回ります。
レストラン、魚屋さん、本屋さん・・・。一生懸命探す姿がいじらしいです。その日ミヌーは見つからず、ネネットは眠れない夜をすごします。
ミヌーはどこに行ってしまったのか、最後まで読むと分かりますよ。

ほんわかとしたイラストはどこかおしゃれな感じもして、眺めるだけでも楽しいです。
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ふつうだと思う けっこう現実的  投稿日:2007/02/14
子リスのアール
子リスのアール 作・絵: ドン・フリーマン
訳: 山下 明生

出版社: BL出版
子リスのアールはお母さんから、「そろそろ自分でドングリを見つけられるようになる時だよ」と言われました。
どうやればいいのか分からないアールは、お友だちである人間の女の子ジルのところに行ってみます。そこでジルから大きなドングリとクルミ割り器をもらって巣に帰ったのですが、お母さんから「ジルはお前を世界一ダメなリスにする気だ」と言われてしまいます。
アールが自力でドングリを取るために奮闘、成長するお話ですが、私はそれよりもアールのお母さんの言葉がグサッときてしまいました。アールにとってはジルは大事な友達なのになあ・・・と。
子どもの頃って、自分が良いと思ったこと、好きなことが親から咎められて悲しくなることがあったなあと思い出し、懐かしいような複雑な気持ちで読みました。
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自信を持っておすすめしたい 心優しいくまさん  投稿日:2007/02/14
ぼくのばけつ あながあいてる
ぼくのばけつ あながあいてる 作: イングリット・シューベルト ディーター・シューベルト
絵: イングリット・シューベルト ディーター・シューベルト
訳: にれけいこ

出版社: 星の環会
くまくんが住むほらあなの前には、きれいなお花がたくさん咲いています。
とても暑い日、お花はしおれてしまい、くまくんはお水をあげようと考えますが、くまくんのバケツには大きな穴が。
どうやってくまくんは解決するでしょうか?

体は大きいくまくんだけど、繊細な優しい心を持っていて可愛らしいです。
1ページめくるごとにどこかに生き物がかくれているので、お子さんと一緒に探してみると楽しいと思いますよ!
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なかなかよいと思う キュートなイラスト!  投稿日:2007/01/28
もしゃもしゃちゃん
もしゃもしゃちゃん 文・絵: マレーク・ベロニカ
訳: みやこうせい

出版社: 福音館書店
「ラチとらいおん」で有名なマレーク・ベロニカさんの作品です。
もしゃもしゃちゃんは、髪もぼさぼさ、歯も磨かない、お風呂にも入らない女の子。こどもたちみんなで仮装パーティーをしようということになり、もしゃもしゃちゃんが妖精になりたいと書くとみんなが笑いました。
悲しくなったもしゃもしゃちゃんは、森へと行き、ハリネズミに出会います。ハリネズミはもしゃもしゃちゃんの悲しみのわけを知ってひと肌ぬいであげるのです。
ラストではもしゃもしゃちゃんが素敵な妖精に変身しますよ!

黄色、赤、青に緑・・・ポップな色使いがキュートで、イラスト観賞用にも楽しめる一冊だと思います。特にたくさん登場するハリネズミが私はお気に入りです。
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自信を持っておすすめしたい まともなのはどっち?  投稿日:2007/01/28
王さまとかじや
王さまとかじや 作: ジェイコブ・ブランク
絵: ルイス・スロボドキン
訳: 八木田 宜子

出版社: 徳間書店
「かしこい王」と呼ばれるホレイショ王は8歳。算数が苦手な王さまには算数大臣がついています。それだけではありません。お天気大臣、お風呂大臣、馬大臣・・・なんでも大臣がついていて、王さまはいつも言われるようにするしかありません。
馬大臣に言われて森でたくさんの大臣とともに乗馬をしていた時、王さまの輝くかんむりをからすが奪ってしまいました!
「ぬすまれたかんむりを取り戻す大臣」がいない、と焦る大臣たち(笑)。王さまは”国中で一番大きな声のかじやを連れてこい”と命令します。かじやを呼びに行く家来が「どけどけーっ」と叫びながら馬をとばす場面で、「ほんとうはどけどけーっなんていわなくてもよかったのです。道をとおっていたのは、お使いだけだったのですから」というツッコミの文章が入っているのが面白いです。
かじやがものすごい声でからすに叫び、無事かんむりを取り戻すことができました。かじやはほうびとして金貨3箱もらいますが、直後にあわれなからすを傷つけた罰として大臣に金貨3箱をとられてしれます・・・かわいそう!
しかし王さまは翌日かじやを「ぜんぶの大臣たちの大臣」に任命して、他の大臣たちを黙らせました。そしてかじやは王さまにとって頼れるかけがえのない人になるのです。

世の中って結構、こんなばかばかしい矛盾があるように思います。それを分かりやすくユーモアをちりばめて書いてあるのかな。小学校中学年くらいから、面白さが分かってくるのではないでしょうか。私はとても楽しく読めました。
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