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えりこぷたー

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えりこぷたーさんの声

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自信を持っておすすめしたい ねずみのこ、大冒険!  投稿日:2006/11/05
スニッピーとスナッピー
スニッピーとスナッピー 作・絵: ワンダ・ガアグ
訳: さくま ゆみこ

出版社: あすなろ書房
黄色とオレンジのシンプルな表紙にひかれて読んでみました。
ねずみのこ、スニッピーとスナッピーの大冒険な一日。おかあさんの毛糸だまをころがしているうちに、人間の子どもが拾いあげてしまいます。毛糸だまをおいかけてふたりはどこまでも「たったかのぼって、たったかおりて、のぼってのぼって、またおりて・・・」文章がまっすぐではなく、スニッピーとスナッピーが歩く地面の起伏に合わせてつけてあるので、読むのが楽しい。やがてスニッピーとスナッピーは人間の家にたどりつきます。そこで目にするものは人間にとって当たり前のものばかりですが、ねずみにとっては珍しく、ふたりが驚く描写も子どもは興味津々ではないでしょうか。
最初のほうに出てくる、ねずみのおとうさんが読む小さな「ねずみしんぶん」という発想も気に入っています。
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自信を持っておすすめしたい 鮮やかカラーのかわいいおばあちゃま  投稿日:2006/11/05
しあわせなおばあちゃま
しあわせなおばあちゃま 作: ドロシー・クンハート
絵: J.P.ミラー
訳: 木原 悦子

出版社: ほるぷ出版
イラストを描かれているJ.P.ミラーさんは1940年代から1970年代に活躍された方だそうですが、すごく鮮やかな色使いの可愛らしい絵で、今もなお新しく感じられます。なんといっても主人公のおばあちゃまが着ている服やお部屋がおしゃれ!挿絵だけで楽しめちゃいます。
スマートですてきなおばあちゃま、ティクルフェザーさんは、海鳥のポールと仲良く暮らしています。そんな彼女の夢は、ひまわりの花一輪をもらうこと。それをきいたポールはあくる朝ティクルフェザーさんの元から姿を消してしまい、おまわりさんが捜索することに。おまわりさんはポールが料理されようとしているところを間一髪助けるのですが、なんとポールはそのくちばしにしっかりとひまわりを一輪くわえているんです。
おばあちゃまを想う鳥の優しさがいじらしくて、じ〜んとしてしまいました。もちろん、おばあちゃまがしあわせいっぱいになったことは言うまでもありません。絵も可愛くて、お話も素敵で、オススメの一冊です。
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なかなかよいと思う 不思議な、でも素敵な1日  投稿日:2006/11/05
おりこうな アニカ
おりこうな アニカ 作・絵: エルサ・ベスコフ
訳: いしいとしこ

出版社: 福音館書店
エルサ・ベスコフさんのパステル調の優しい絵が魅力的です。
アニカはまだ小さな女の子なのに、会話の受け答えをみてもほんとうにおりこうさん。家のお手伝いもしっかりこなします。誰かに親切にしてもらったら、ちゃんと「ありがとう」を言うところが偉いなあ〜と感心。子どもにこの絵本を読んで、押し付けがましくせず挨拶の大切さを教えてあげたいなと思いました。
犬としゃべったり、こびとがあらわれたり、ちょっと不思議なことが続く、でもラストには美味しい野いちごを食べて、かわいい子うさぎと遊んで。アニカの素敵な1日に自分も満たされた気持ちになりました。
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なかなかよいと思う たまごの正体は?  投稿日:2006/10/14
おひさまのたまご
おひさまのたまご 作・絵: エルサ・ベスコフ
訳: 石井 登志子

出版社: 徳間書店
ダンスが大好きなかわいらしい妖精が、ある日森の中でだいだい色のまるいものが落ちているのを見つけます。なんと、おひさまが自分のたまごを落としてしまった!?そのニュースを聞きつけて森のみんなが集まってきます。そしてあれこれ想像をめぐらすのですが、さあ、いったいこの「おひさまのたまご」の正体は・・・。
大人はその正体を、表紙を見ただけで気づいてしまうでしょうね。もちろん子どもには内緒で読んであげてほしいです。森のいろんな動物や妖精たちのやりとりがユーモラスで楽しい。私は「わらいがえるレストラン」にくすっと笑ってしまいました。
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自信を持っておすすめしたい 地球をまもるために  投稿日:2006/10/14
ゆめのおはなし
ゆめのおはなし 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: さいごうようこ

出版社: 徳間書店
オールズバーグさんの絵はどれもとても綺麗で、色んな手法で描きこなしていて驚かされます。この絵本は比較的ふんわりとした色のつけ方。
学校からの帰り道にゴミをポイ捨て、分別ももちろんしないウォルター少年が、ある晩眠りについたあと、ベッドごと未来の世界へと飛んでいきます。そこで目にするのは、とても望ましいとは言えない光景。ウォルターの住む「みどりがおか」は家ごとゴミに埋もれ、薬品を作るための工場からは有害な煙が流れ、海にはわずかな魚しかいない。
朝夢から覚めたウォルターは、自分の今までの行動を見つめなおします。素敵な未来の世界をつくるために。

環境保護が叫ばれる中、地球上の人々ひとりひとりが努力しているとは言えない今の世の中。できることから少しづつでも始めよう、そんな気持ちにさせられます。だってそれは、自分や子孫の未来のためなのですから。
子どもにも環境を守ることの大切さを伝えてくれる絵本です。どんな年代の方にも読んでいただきたい一冊。
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なかなかよいと思う 魔女のいたずらはすごい!  投稿日:2006/10/14
北の魔女ロウヒ
北の魔女ロウヒ 作: トニ・デ・ゲレツ
絵: バーバラ・クーニー
訳: さくま ゆみこ

出版社: あすなろ書房
ロウヒは北の国に住んでいる魔女。スキーで雪の上をすべっていても、いつのまにか空を飛んでいるんです。魔法を使えばなんでもできるロウヒが、ある日とんでもないいたずらをしでかします。なんと太陽と月をさらってしまったんです。人々は闇の中で暮らさなければならなくなりました。こんないたずらを出来る人がいたら、世の中は大変なことになっちゃいますね(笑)
原作はフィンランドの民族叙事詩とのことですが、絵本なので内容はやわらかく変えてあるようです。クーニーの手によって、北国の雪の風景、そして夏の爽やかな緑が美しく表現されていて、それを眺めるだけでも楽しい一冊。私はラストの見開きのイラストがお気に入りです。
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なかなかよいと思う 親子の思いやり  投稿日:2006/10/14
つりはもういいんだけどな、パパ!
つりはもういいんだけどな、パパ! 作・絵: クロード・K・デュボワ
訳: 原 光枝

出版社: 平凡社
太い鉛筆で書いたような線に、水彩で色づけされた可愛らしいカエルのお話です。
パパと毎日つりに出かける、子どもカエルのモモ。本当はつりが退屈で、同じくらいの年の友だちがほしいと思っていたら、水鳥に声をかけられて友だちになります。友だちと遊ぶのってとっても楽しい。でも、明日もきっとパパはつりに行こうというだろうな、いやだなんて言えない。
パパを思いやるモモがなんともいじらしくて、「大丈夫、パパに正直に話してごらん!」と言ってあげたくなります。お父さんと遊ぶのはもちろん楽しいけれど、友だちと遊ぶのはまた違った楽しさですもんね。
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自信を持っておすすめしたい たまには日常を脱出して  投稿日:2006/10/14
ゆくえふめいのミルクやさん
ゆくえふめいのミルクやさん 作・絵: ロジャー・デュボアザン
訳: 山下 明生

出版社: 童話館出版
毎日毎日ミルクやジュース、乳製品を奥様がたに届けるミルクやさんがいました。奥様がたとの会話はきまっていつも天気の事。そんなかわりばえのしない日常にうんざりしたミルクやさんはある日、ダックスフントのシルビアとともに配達用トラック(アメリアという可愛い名前がついてます)で町をとびだしてしまいます。ベリーをつんだり、湖で泳いだり、森での自由気ままな日々を楽しむミルクやさん。彼はもう町にはもどらないのでしょうか?
現代を生きるサラリーマンに一番共感されそうなお話かもしれません。疲れてしまったとき、ちょっと日常を離れて、のんびりと時間にとらわれることなく過ごしたいと思うことがありますよね。犬のシルビアが可愛くて、文章もユーモラスで楽しくほのぼのできる、お気に入りの一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 美しいコラージュの海  投稿日:2006/10/01
ひみつのもり
ひみつのもり 作・絵: ジーニー・ベイカー
訳: さくま ゆみこ

出版社: 光村教育図書
ベンはかごのわなで魚をとるのが好きな少年です。ある日ちっぽけな魚しかとれなかったので、魚を船の中に放り出してしまいます。魚が死んでも気にとめないベン。
そのうちかごが何かに引っかかったようにあがってこなくなり、潜るのが上手なソフィーに頼んで一緒にかごを引き上げるため海の中へと入ります。
そこにはゆらゆら揺れる、金色の森。海藻にさわったり、クジラに出会ったりして、ベンは海と海の生き物が大好きになり、かごに入った魚やたこたちを海に返してあげました。

作者の方がタスマニアの海に潜って見た世界をコラージュで表現されたものだそう。海藻や砂などの自然の素材が使われており、写真と見間違うような美しい海の中の様子にびっくりしました。モデルとなったタスマニアの海は今環境破壊が進んでしまっているそうです(しかも日本が大きく関係しています)。この絵本で海のすばらしさをたくさんの子どもに知ってもらいたいと思いました。
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なかなかよいと思う お互いの個性を認め合う  投稿日:2006/10/01
メルローズとクロック ともだちって いいな
メルローズとクロック ともだちって いいな 作・絵: エマ・チチェスター・クラーク
訳: たなかまや

出版社: 評論社
色鉛筆でひいたようなやわらかい線と、明るい色使いが印象的な、いぬのメルローズとワニのクロックのお話。
メルローズとクロックは一緒に暮らしています。「きみはちゅうがえりができる」とクロックがメルローズをうらやましがると、メルローズも「きみはひこうきのえがかける」と言います。そんなふたりも時には「でももうちょっと片付けてほしいな」「もうちょっと静かにしてほしいな」とこぼしてしまうのですが、やっぱりお互いの個性を認め合って「きみもぼくも、世界でたったひとり」と気づくのです。
友だちと仲良く関係を続けていくポイントってまさにここかなって思いました。いいところを素直にうらやましがたり尊重すること、気になるところがあっても少しくらいなら寛容に受け入れること、大切ですよね。私もこのふたりを見習わなければ・・・。
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