少女よどみの復讐をかわした駄菓子屋「銭天堂」の女主人紅子。しかし、ここのところ、風邪をひくわ、おすすめの駄菓子をまちがえるわと、どうも調子がよくない。はたして、これはだれかの策略なのか? 人気シリーズ第6弾。
今一つ調子の出ない紅子さん。
よどみさんという心配事はなくなった筈なのに・・・
登場するお菓子自体はとても面白いのですが、紅子さんが感じるミスマッチ感が、うっすらと怖い感じを醸し出しています。
そのサスペンスな雰囲気がまた面白い。
子供向けの本ですが、大人が読んでも引き込まれる魅力があります。
次巻、怪堂さんとどう絡んでいくのか、楽しみです。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子9歳)
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