ねむっちゃったらつまんない!愉快なおやすみ絵本です
ちいさいころ、「おやすみなさい」と両親より先に眠るとき、まだまだわくわくすることがおこりそうで、なんとも名残惜しい気持ちになりませんでしたか?
ふとんにはいってからも、リビングから楽しそうな声が聞こえてくると、興味津々ベッドを抜け出し、舞い戻ってきてしまうことはありませんでしたか?
そんな子どものころの「ぼくだってまだまだ起きていたい!」というわくわくした元気な気持ちが画面いっぱいにひろがる絵本です。
主人公のオリバーくんも同じ気持ちを抱くこどものひとりです。オリバーくんが眠りたくないのは、くらいところがこわいとか、かいじゅうやどろぼうがこわいとかという理由からではありません。そう、「ねむっちゃったらつまんない」からなのです!
だけど、このオリバーくん、大人もうらやむわくわくドキドキの夜を過ごすのです。こっそりベッドを抜け出して手品をしたり車にのったり、さらにはなんとロケットで火星にひとっとび…!
こどもたちにとって暗くてこわいあの夜が、めくるめく空想の旅に変わります。
ぬくもりに包まれるような読後感とともに、楽しい夢へといざなってくれる一冊。
こどもの想像力を広げてくれる愉快なおやすみ絵本です。
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