おばあさんがお手玉をたくさん作って近所の幼稚園に届けました。冬の間夢中になって遊び、春になって、ほころびからでてきた“お手玉の種”に子どもたちはびっくり!
米寿を迎えたおばあさんが幼稚園の園児たちに88個の手作りおてだまをプレゼント。園児たちは「自分の誕生日なのにプレゼントをくれるなんて何故?」とギモンを持ちつつおてだまで遊びます。
たくさん遊んだのち、おてだまがほころび中から「おてだまのたね」が・・・。それを植えてもういちどおてだまを作ろうとします。でもできたのはあずき。そのあずきでおはぎを作って今度はおばあさんへプレゼント。
おてだまが何からできているのか、そのたね(まめ)を植えるとどうなるのか、米寿の意味、おてだまの遊び方など今の子供達には新鮮なことばかり書かれてあり勉強になります。
勿論単純に絵本としても楽しめてオススメです。実話をもとにして書かれたお話だそうですよ。 (ぶり子。さん 30代・ママ 女の子4歳)
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