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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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あさやん

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あさやんさんの声

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自信を持っておすすめしたい いつもちゃんとはこたえられない  投稿日:2008/04/27
ぼく、おへんじは?
ぼく、おへんじは? 作: ヤニコフスキー・エーヴァ
絵: レーベル・ラースロー
訳: いせきょうこ

出版社: ポプラ社
おなまえは?とか年いくつ?なんて質問ならとりあえず、お返事できるけど、「なんで泣いてるの?」とか「何か変わったことは?」とか「何が食べたい?」とか「何がおかしいんだい?」と聞かれても、すぐには答えられないことありますよね。大人だってそうなのに、子どもが5〜6歳ぐらいになってくると、意外とそんな難しい質問を投げかけていませんか?で、「聞かれたことにはちゃんと答えなさい」なんて言う割に子どもから質問されると はぐらかしたりして・・・
この本では、そんな子どもと大人の事情を可愛らしく描いています。
子どもにとって魅力的な大人も出てきますし、大人がなんで「答えにくい」質問をするかということも、大人側から丁寧に説明もしてくれています。
子どもと向き合う大人が読んでも、大人に閉口してる子どもが読んでも、なるほどなあと思える絵本です。
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自信を持っておすすめしたい やられた  投稿日:2008/04/25
ボクのこときらい? カエルのきもち
ボクのこときらい? カエルのきもち 作: やすのぶ なおふみ
写真: まつはし としみつ

出版社: PHP研究所
ボクのこときらい?って僕が「ボク」ってとこから、危ないとは思ったのですが、年下の男の子に言い寄られてる感じでどんどんはまりました。いわゆるアマガエルはまあ何とか大丈夫でも、中型以上のカエルは勘弁してほしかったはずなのに、ボクってこうなんだよ、ああなんだよと一生懸命身の上話を聞かされているうちに、何だか情が移ってしまいました。ついでのヘビの話さえも許せてきて・・・
生で遭遇したらやっぱり引くかも知れませんけどね。

お茶目な作りながらも、なるほどという情報も満載でした。
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自信を持っておすすめしたい いろんな思いが詰まってる  投稿日:2008/04/05
きつねのフォスとうさぎのハース
きつねのフォスとうさぎのハース 作: シルヴィア・ヴァンデン・ヘーデ
絵: テー・チョンキン
訳: 野坂 悦子

出版社: 岩波書店
ベルギー生まれの絵物語です。縦25センチ横15センチで141ページ。長い?それがそんなことなく読み進められるのです。主人公は、食いしんぼでちょっと太めのキツネのフォスと、しっかりものに見えておっちょこちょいのウサギのハース。キツネとウサギが同居・・・のっけから危ないシーンがあるあたりから、141ページ目がどうなるか読むしかないじゃありませんか。
ご近所さんのおとぼけフクロウ(ミミズク)さんと同居の「たまっこちゃん(卵)」の行く末も気になる気になる。
さらに、美人のリスまで絡んできて、人間で映画化してもいいようなコメディーが展開します。
会話文が多く、強調されるところは太文字、絵が抜群にユーモラスで各ページに散りばめられているので、絵本ばかりでなく「本」も読んでみたいけど字だらけは・・と悩む子ども達におすすめできます。逆に、絵入りなんてガキ、なんて思う大人びた子どもにも受け入れられる作風かもしれません。
もちろん大人にもおすすめします。
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自信を持っておすすめしたい ブックトークナビ  投稿日:2008/04/04
よんでよんでトーク 1
よんでよんでトーク 1 作: 高橋 元夫 蔵元 和子
絵: 三栗 沙緒子

出版社: 星の環会
この本では、架空の図書館勤務の24歳の青年と、図書館大好きな11歳の女の子が、二人でブックトークを展開します。友だちをテーマにして55冊あまりの本が出てくるのですが、「世界のあいさつ」から始まり、「走れメロス」で終わるまで、前後の本に必ずつながりがあるようにトークが進み、レイアウトも工夫されているので、とても楽しく、ぐんぐん読んでいけます。普段のお話会でも、こんな風に紹介できたらおもしろいだろうなあと嬉しくなりました。
編著のお二人は、どちらも小学校教諭の経験を経て図書館に関わっていらっしゃるので、子供と本をどんなふうに繋いだらいいのかを、上手に教えてくださるという感じです。
シリーズで6巻出ているので読みあさろうと思います。
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自信を持っておすすめしたい 理想の老後  投稿日:2008/03/26
じいさとばあさ
じいさとばあさ 作・絵: 梶山 俊夫
出版社: フレーベル館
もうすぐ50代に突入する身としては、「老いる」ことの様々な形態を日々感じながら暮らしているわけですが、中でも、何に対しても惚れっぽかった感覚が、何だか鈍い・・・
で、このお話を読み進めて行ったら、いつものように芝刈りに出かけたじいさが、帰ってきたら はたちの若者の姿になっていた!!ぷっと吹き出し、おお、こんなことがあるのなら老後も楽しかろうと、久々にときめきました。(笑)
でもばあさがばあさのままでは、いろいろトラブルも発生しようというもの、そこも、このお話は解決してくれてるんです。はたちになるどころか、もっと若い。これなら当分、お互い楽しめそうです。
お話の書き出しは「むかしむかしあるところに きのいい じいさとばあさがいたって」とあります。そう、気の良い夫婦だからこその夢物語なんですね。ほのぼのしました。
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自信を持っておすすめしたい へんなのだいすき  投稿日:2008/03/22
うわさのがっこう へんなしゅくだいのうわさ
うわさのがっこう へんなしゅくだいのうわさ 作・絵: きたやまようこ
出版社: 講談社
きたやまようこさんの「いぬ」たちが大好きなのですが、これは表紙が、ちょうちょ、てんとうむし、みつばち、かぶとむし・・・(かわいい)
で、サブタイトル「へんなしゅくだいのうわさ」
ぐっときました。
野原の虫たちが、いろいろうわさしてるんです。へびの先生がいる学校のうわさです。この先生の入学式のあいさつは「みなさん、ごにゅうがくおめでとう。そして ごにゅうがく おきのどくさま」(深い・・)
宿題は、美しくて、ちからの素になって、無駄が無くて、意味があって、目が回る「うずまき」を身の回りからみつけてくることです。
新入生の名前はふらわあちゃん、いぬぼう、ねこぼう、ぼっくすくん、はなながくん、みみながくん、ぶうたん、らんらんちゃん、めだかっぷくん。
もう、この設定だけで大満足な上に、お話の展開もとぼけていて、それでいて「なるほど」と手をうちたくなるおもしろさ。
A5判ぐらいで、60ページほどの本です。全ページ絵入り。
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自信を持っておすすめしたい あっ、あっ、あっというまに  投稿日:2008/03/19
におい山脈
におい山脈 作: 椋 鳩十
絵: 梶山 俊夫

出版社: あすなろ書房
最近出会ったこの本が書かれた1972年、私は思春期まっさかり。高度経済成長やオイルショック、公害など、耳にしなかったわけではないし、何らかの問題意識も持っていたはずだとは思うのですが、一体今まで何をしてきたのかと改めてがっかりしています。人間という生き物は、長きに渡って何を学んできているのでしょうか?学校へ行って勉強して「賢い」消費者にさせられ、ゴミを吐き出すだけの愚かな浪費家になる道を辿ってきてしまったのではないでしょうか?
この絵本で語られる動物の嘆きと反撃、そしてゴミの山。「香水」を振りまいて解決しようとしたり、「埋め立て」で処理しようとしたり、その場しのぎでとんでもない結果を招いているこの寓話が現実のものとなるのはあっというまの近未来です。
果たして諦めの世代になっている自分が、どこまでできるのか・・・
これからの子供達がこれを読んで、「ゴミを出さない生活をしよう」という単純なことに気が付き、愚かだった私達を越えていってくれると信じたいですが、便利があたりまえの世の中で後戻りできるのかという不安があります。
逆に、不便が「後戻り」ではなく「新しい」と感じておもしろがってくれることを期待するしかありません。
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自信を持っておすすめしたい ばあさまというものは・・・  投稿日:2008/03/18
から から からが・・・
から から からが・・・ 作: 高田 桂子
絵: 木曽 秀夫

出版社: 文研出版
昔話のばあさまは洋の東西を問わず、いじわる欲張りわがままセットを完備してますよね。この本の「ぬさ」ばあさまも典型的。陰惨になりがちな設定ながらも、作者のふたりは実に楽しげにばあさまをいじってくれます。「すがたかえ」という抜け穴の話と絡んで、一体ばあさまどうなるんじゃぁと読者を掴んで離さないんです。
話の筋を思いついてから、展開、場面構成、題名決定など、のりのりで作られたんだろうなあと、そんなことまで楽しめてしまう、軽妙洒脱な絵本です。
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自信を持っておすすめしたい おもしろがるたのしい  投稿日:2008/02/07
すごろく付き おもしろがるた
すごろく付き おもしろがるた 作: 中川 ひろたか
絵: 高畠純

出版社: 世界文化社
中川ひろたかさんと高畠純さんです。この組合せは、かるたというアイテムにぴったりでした!言葉と絵がお互いにおもしろがっているんです。普通に遊んで楽しいかるたですが、更なるおもしろがり方ととしては、まず、字札を見ないで絵札だけ見てどんな文がついてるか考えるというのはどうでしょう?簡単にわかるものもあるし、微妙に言い回しが違った〜惜しいというのも出てくるし、むむ、これは??というのもあるし、わくわくします。
さらに、付録に<すごっ!すごろく>もついてます。これがまたマスの指示が並大抵じゃない。「いいこえをだす」とか「ちいさくなる」とか「なきまねをする」とか「ひかる」とか、どんな声や仕草が出てくるか、楽しみじゃありませんか!
第2弾第3弾も待たれます。
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自信を持っておすすめしたい 呼び合う心  投稿日:2007/12/05
しあわせなモミの木
しあわせなモミの木 作: シャーロット・ゾロトウ
絵: ルース・ロビンス
訳: みらい なな

出版社: 童話屋
お金持ちの住む町の古びた空き家に越してきたクロケットさんは、町の人に変わり者扱いされながらも、身の回りのことを丁寧に整えながら暮らしているおじいさんです。クリスマスイブの夕方、彼は花屋の奥から「だれかに呼ばれたような」気がして、店に入り、今にも枯れそうな小さなモミの木と出会うのです。そこから、数年の月日を経てラストの美しいモミの木のシーンまで、クロケットさんの誠実さそのままにお話は進んでいきます。
「生きているものたちは、みんなおたがいに気持ちがつたわることを、クロケットさんは知っていたのです」というくだりに深くうなずけます。
生きているということは、ただ息をしているということとは違います。クロケットさんが来るまで、いや、来てからも、ただ息をしているだけだった町の人達も、長い間に彼の持つ生きていくことの本当の力にぎこちなく呼応しはじめたのでしょう。(無論、子供達が大人達より先に呼応します)それが、モミの木に結晶したと言えるかもしれません。
このお話は世の中にクリスマスというものがある意味を、宗教観を超えて伝えてくれます。

小さな本です。絵の部分をスライドなどに投影して、小さな会場で静かに朗読できたらいいなあと思いました。
もちろん、ひとりで静かにページをめくるのも最高です。
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