新刊
ねえ、おぼえてる?

ねえ、おぼえてる?(偕成社)

国際アンデルセン賞画家賞受賞作家最新刊

  • 泣ける
  • ためしよみ
話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

マル子

ママ・40代・新潟県、男の子15歳 男の子12歳

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マル子さんの声

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自信を持っておすすめしたい 感動しました  投稿日:2013/01/22
おかあさんだもの
おかあさんだもの 作: サトシン
絵: 松成 真理子

出版社: アリス館
ありがちな、赤ちゃんへの「産まれてきてくれてありがとう」という気持ちを描いた本だと思ったら、後半でしっかり『つらいことがあってもなきたいことがあっても あのひのことをおもいだせばだいじょうぶ』と、このたった数行で赤ちゃんを育てることの大変さ、親だからこそ感じる決して楽しいだけではない子育ての不安や迷い、葛藤をきちんと表現しているところがすごい。親の気持ちに寄り添って励ましてくれる一冊。
最近弟が産まれて嬉しいんだけどちょっと複雑な気持ちの4歳の息子に、絵本の『あなた』を息子の名前に変えて読み聞かせると、なんだかとっても嬉しくなって「もう一回!」とアンコール。何回でもどうぞ、だってわたし あなたのおかあさんだもの(笑) 
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自信を持っておすすめしたい 泣ける名作です。  投稿日:2013/01/22
ちょっとだけ
ちょっとだけ 作: 瀧村 有子
絵: 鈴木 永子

出版社: 福音館書店
パッと見た瞬間、まず絵がいい!あたたかくてやさしい雰囲気で、この物語の世界を包み込んでくれています。
赤ちゃんがやってくると、上の子は自然と、ちょっとだけ頑張らなくてはいけなくなります。タイミングのいいことに、ちょうど、頑張れば自分でいろんなことができる歳頃です。
お母さんは、きっと愛情深くなっちゃんと向き合って育ててきたのでしょう。なっちゃんもお母さんが赤ちゃんのお世話で忙しいのを感じとって、いつもしてもらっていることを一生懸命まねて、「自分でしてみよう」と頑張り、「ちょっとだけ」できます。笑顔のなっちゃんはひとりでできた達成感を感じているようにも見えます。
でも同時に、お姉ちゃんになって今までの世界が変わってしまったことで寂しさや不安も感じています。
下の子が産まれて、お姉さんになったなっちゃんの気持ちや頑張りがとてもよく伝わってきます。
そして最後、お母さんに抱かれるなっちゃんの幸せそうな表情!
この時のお母さんの背中が、いろんなことを物語っています。気持ちが痛いほどわかって、泣いてしまいました。

我が家では赤ちゃんが産まれてから、やっぱりがんばり屋のお兄ちゃんになった息子が寝る前に「読んで」と本棚から持ってくるようになりました。この絵本が息子の気持ちを代弁してくれていた気がします。
読み終わると、最後の抱っこのやり取りを同じようにして、いっぱい心の充電をしていました。
お姉ちゃん、お兄ちゃんになった子と一緒に読んでほしい、ほんとうにいい本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 働くお母さんに。  投稿日:2013/01/22
よるくま
よるくま 作: 酒井 駒子
出版社: 偕成社
最初は普通のファンタジー絵本だと思いました。
でも母親になって、働くお母さんたちと、その子どものための絵本なんだと感じるようになりました。
まだ幼いわが子を保育園に預け働く自分と、お母さんクマの気持ちが重なりました。
やっと帰ってきたお母さんクマが子グマを抱きながら、しみじみと「おまえはあったかいねえ」と言うセリフに涙が出そうになりました。

どうして母がいなかったのか、まだよくわからない子に、
働いたお金で、子どもの好きなものを買ったり、明日は一緒に遊びに行こうと約束し、安心しておやすみと語りかけるお母さんクマの愛情の深さを感じながら同じ気持ちで息子に読み聞かせていました。
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