新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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うさぎのタンタン

ママ・30代・東京都、女の子6歳 女の子1歳

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自己紹介
母子ともに絵本好き!
あらゆるジャンルを読んでいて、図書館のおはなし会は赤ちゃんの時から通い、常連に。
ひとこと
素敵な本と出会えますように!

うさぎのタンタンさんの声

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自信を持っておすすめしたい つまらないなら、面白くしちゃおう!  投稿日:2023/02/02
たいくつなにちようび
たいくつなにちようび 作・絵: MICAO
出版社: 理論社
たいくつな日曜日が、不思議な女の子ステッチさんのおかげで おもしろい日曜日に!!

誰にだって退屈でつまらない日はありますが、「今日はつまらない日だな…」で終わらせるのではなく、おもしろい日に変えてしまえば良い!

この絵本を読んでつくづくそうだなぁと思いました。

有意義に過ごせるかどうかは自分次第。
コロナ禍で色々な楽しみが奪われてきましたが、できる範囲の楽しみを見つけていけば、どんな時でもどんな状況でも楽しく過ごせるはず。

たくさんの楽しい経験をさせたい時期にコロナ禍となり、withコロナが日常生活となってしまった我が子は、次から次へと身近な“楽しい”“面白い”を見つける名人になっています。まるで我が家のステッチさんです。

ステッチさんが刺繍で生み出すものは、絵ではなくすべて刺繍。それも、糸の光沢までしっかりと分かるような素敵な刺繍です。

刺繍絵本は他にもありますが、この絵本は絵が全て刺繍という訳ではなく、ステッチさんが生み出したものだけが刺繍となっており、どのシーンも全体に奥行きが感じられ、可愛らしく、とっても素敵です!
刺繍、したくなってきます!
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なかなかよいと思う 実在する素敵な図書館!  投稿日:2023/02/02
でんしゃとしょかん
でんしゃとしょかん 文: 深山 さくら
絵: はせがわ かこ

出版社: 文研出版
公園にある電車図書館は、いろんな人の優しさで運営されているとっても素敵な場所。

子どもと読んでいて、「良いねぇー。すてきだね、こんな図書館が近くにあったら良いのに…。」と話していると、最後のページには、本物の“くめがわ電車図書館”の写真が!!

「本当にあるみたいだよ!」と声をかけると、すかさず絵本を自分の体に近づけ、じっくり写真を見ていました。
つい最近、「本は、嘘が多いでしょ。」と言って、空想の話が多いことに気づいた我が子ですが、この本の話は本当だったため、驚いたようです。

うちみたいな 公園、図書館、本大好きな子には、たまらない図書館です!(もちろん、電車大好きな子にも) 子どもだけでなく、大人でも行ってみたい!
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なかなかよいと思う 自分が知らないおじいちゃんとの出逢い  投稿日:2022/12/06
ゆめぎんこう おじいちゃんのおともだち
ゆめぎんこう おじいちゃんのおともだち 作: コンドウ アキ
出版社: 白泉社
「ゆめぎんこう」シリーズ第3作目は、やっぱり絵もお話も、ほっこりとします。

おじいちゃんのお友達から、今は亡き大好きなおじいちゃんのお話を聞ける機会はなかなかないと思うので、とても羨ましい!
親族から聞くことはあってもお友達からって、本当にレアです。
ぺんぺんがゆめぎんこうを継いでいなかったら、こんなステキな時間は過ごせなかったでしょうね。

私の祖母は、いつだって「あやー」と笑っていました。思い出すのは笑顔ばかり。
でも、母にとって祖母はとても厳しく、私と全くイメージが異なるそう。

この絵本を読んで、我が子もまた祖父母(私の父母)に対して異なるイメージを持つのかなぁと少し楽しみです。

4歳の我が子には、夢のおかげで発見できたぺんぺんのおじいちゃんの宝物がとても魅力的だったようで、目をキラキラさせて魅入っていました。

我が子の今の宝物や作品も、思い出に残るよう写真に撮ったり残しておきたくなりました。
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自信を持っておすすめしたい 優しい実話の世界  投稿日:2022/11/16
バスが来ましたよ
バスが来ましたよ 文: 由美村 嬉々
絵: 松本 春野

出版社: アリス館
実話の記事を読んで感動し、絵本となったことを知って、4歳の我が子に読み聞かせをしました。

私自身、足に障害があって車椅子生活をしていることもあり、子どもには普段から色々な障害のことを伝えています。
その中の一つとして、点字ブロックや白杖のことも教えています。子どもは、散歩中に点字ブロックを見つけると、上にモノがないか見て、小さな部品等があれば退かします。

そんな我が子に、この絵本を読んだところ、
「バスが来たか、わかりづらいんだ。」と言いました。これは、子どもにとって新たな発見です。
「白杖を持っていても持っていなくても、困っていそうな人がいたら声をかけようね。何かお手伝いできることがあるかもしれないからね。」と伝えたところ、「うん!…でも、恥ずかしいから言えるかな。」と。
人見知りの我が子にとって、勿論、大人でも声かけはハードルが高く、勇気がいるものです。

でも、その勇気が本当に誰かを助けるのです。
助けられたのは、おじさんだけではないと思います。後に続いた子どもたちも、最初のさきちゃんの勇気のお陰でハードルが低くなり、できたことだと思います。

この絵本を読むことで、今度は勇気のリレーとなって幸せな世界が広がっていきますように。
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ふつうだと思う 今作も想像以上のうろおぼえ!  投稿日:2022/11/16
うろおぼえ一家のパーティー
うろおぼえ一家のパーティー 作: 出口 かずみ
出版社: 理論社
前作に引き続き、というよりも前作以上のうろおぼえ一家!
わくわくするお楽しみのパーティーでさえ、誰のための何のパーティーか忘れてしまうという うろおぼえっぷり。楽しいことは忘れにくいと思うけれど、そんなことある?とツッコミたくなるほど。

お客さんが次々とやって来ては、パーティーの主旨が変わり準備しますが、そもそもの主旨が最後までわからないままパーティー開催。
そんな状態でも、とにかくパーティーは楽しいってことなのかしら?さすが、うろおぼえ一家!
読んでいるこちらも、「まぁ楽しければ良いか!」という気持ちになってくるから不思議です。

ところどころ見られる部屋の中の貼り紙も面白く、子どもが一生懸命ひらがな・カタカナを読んでいました。気の抜けたお勉強になるかも?

前作では、子どもでも最後の答えがバッチリわかったのですが、こちらは誰のための何のパーティーだったかわかるのに苦戦していました。4歳の子には、少し難しいかもしれません。
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なかなかよいと思う 芸術の秋にピッタリ  投稿日:2022/11/15
クモのシルバーくん
クモのシルバーくん 作: すみもと ななみ
出版社: 絵本塾出版
秋と言えば色々な秋がありますが、この絵本は、まさしく“芸術の秋”にピッタリです。

主人公は人や動物ではなく、クモのシルバー。
誰でも一度は、精巧に作られたクモの巣や、雨の雫でキラキラ輝くクモの巣に目を奪われた経験があるかと思います。
子どもにとって身近な存在のクモ(シルバー)は、読んでみると確かに芸術家。シルバーが作った作品を見て、4歳の我が子も「うわぁー!」と目を輝かせていました。

ノンビリさんとの心温まる交流もとてもステキで、読み終わった後に、「ノンビリさんに会えて良かったね。」と、ニコニコしていました。

この絵本を通して、大人の私も、芸術家がリラックスして作品と向き合えることが一番大事かもしれないと改めて気づかせていただきました。
小さな我が芸術家が夢中のときは、優しく見守ろうと思います。
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なかなかよいと思う 笑って遊べるとんかつ絵本  投稿日:2022/10/14
とんかつの ぼうけん
とんかつの ぼうけん 作: 塚本 やすし
出版社: ポプラ社
かつ丼屋さんのとんかつは、人気の食べ物になるべく大冒険!

カレー屋さん、パン屋さん、定食屋さんに行ってみますが、毎回大変な目にあい、その度にとんかつの反応で我が子は大笑い。
定食屋さんでおばちゃんの包丁がきらりと光ったときには期待してワクワクし、ページをめくると、「うわぁー!逃げてー!!」と大爆笑。

最後はやっぱり、かつ丼に落ち着くのですが、その最終選択は間違いではないよ、と心の中で思いました。
何しろお肉嫌いの我が子は、かつカレーは食べないし、かつサンドも、とんかつ定食も食べません。唯一、食べてくれるのが“かつ丼”!!
人それぞれ好きなメニューはあるけれど、我が子はかつ丼一択です。うちでは大人気よ!

巻頭には、なかなかゴールできない双六があり、巻末には、とんかつ探しもあって、お話の後でも楽しめます。我が子は、偽とんかつ選びもして遊んでいます。
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なかなかよいと思う 子どもの怖いことナンバー1  投稿日:2022/10/05
まよなかのおしっこ
まよなかのおしっこ 作: さいとう しのぶ
出版社: KADOKAWA
 子どもにとって、家の中での怖いこと第1位といったら、断トツで“夜中に目覚めてトイレに行く”でしょう!!
 しかも一人で、トイレは部屋から遠い…と、条件をつけていったら、怖さレベルはもう急上昇です。

 4歳の我が子はまだまだ一人でトイレに行きませんが、ぼくのドキドキが伝わったようで、腕にくっつき、隙間からそぉーっと覗いてみていました。
 すると、指をさして、「ママ、オバケがいるよ!」「ここにもいる!」「あっ!」とページをめくるたびに発見。絵本の中のぼくは気づいていませんが、確かに小さなオバケが隠れているんです。

 読み進めるごとにドキドキハラハラが増しますが、ぼくが関西弁なので少し怖さがマイルドに。そしてドキドキの最高潮の後は…ホッとし、緊張が一気に緩みます。
 こんなオバケなら怖くないかも。怖がっていた子どもも、ふふっと笑っていました。

 表紙の絵からは想像できませんが、外国のオバケも出てくるので、ハロウィン絵本としてもオススメです。
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なかなかよいと思う ダイバーシティ  投稿日:2022/08/25
さかなくん
さかなくん 作: しおたに まみこ
出版社: 偕成社
この絵本の世界は、ものすごいダイバーシティ!
それぞれの特性を理解し、尊重して、みんなが過ごしている。
地球上で暮らす生き物が、みな同じ陸にある小学校に通ったら…。水に住む生き物は、どう過ごす?

どんな世界か気になった方は、是非手に取ってみて下さい。

さかなくん視点から、どうやって陸で学校生活を送っているのかがわかり、大嫌いな体育の授業も描かれます。

うちの子は、「さかなくんは、たいいくが だいきらいなのです。」と読んだところで、すかさず、
「えっ?!たいいく、楽しいのに?」と言っていました。その後の話を聞いて、自分と同じ気持ちではない子(さかなくん)もいるということが分かったようです。

それぞれの個性が目に見えるもの/見えないものどうであれ、お互いについて考え、相手の気持ちに寄り添う心を持つことで、みんなが生きやすい世界になるのでは…と、読んでいて思いました。

我が子の成長において、この絵本が、自分とは違う人がいること、みんなが生きやすくするにはどうしたら良いか等を考えるきっかけとなってくれればと思います。
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なかなかよいと思う だいすき だから  投稿日:2022/08/23
しってるよ
しってるよ 作: たかだしんいち
出版社: 文研出版
「かあちゃんのこと なーんでもしってるよ」というボク。
日々のやりとりから、こんな時はかあちゃんが何て言うか、わかってしまうんですよね。
それは、ボクがかぁちゃんのことをよく見ているから。

でも、ボクと同じで、実はかぁちゃんもボクのことをよく見ているんだよ。

ボクは、弟/妹のお世話でちゃんと見てないと思っているかもしれないけど、ボクのことを見ているよ。どんなふうに思っているか、考えているか、何でその行動をしたのか、見えた情報からこれまでのボクとの日々のおかげでわかるんだ。

私も子どもに、「なんで わかったの?」と聞かれたことがあります。
その答えは、「あなたのことが “だいすき”だから。」。

“だいすき”でないと、見ていないし、何を思って考えているのかなんて想像もしない。
この絵本には、ボクのだいすきな気持ちと、かぁちゃんのだいすきな気持ちが溢れていると思いました。
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