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連載

2022年5月の新刊&おすすめ絵本

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絵本紹介

2022.04.27

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2022年5月 注目の新刊&おすすめ 〜母の日におすすめの絵本〜

目次

毎年5月の第2日曜日にやってくる「母の日」。今年はGW直後の5月8日です。

2022年の母の日ギフトで人気なのは、ちょっぴり贅沢なコスメや健康グッズなど、受け取る人の好みに合わせたものが多いようです。そう考えると、絵本が好きなお母さんにはやっぱり絵本のプレゼントが一番! そこでロングセラーの絵本から、比較的最近出版された絵本まで、今年のおすすめ「母の日」絵本をどどんと15冊紹介します。

子どもといっしょに読んで楽しめるものや、ひとりでじっくり幸せをかみしめたい感動作、かわいい絵や飾っておきたくなるくらい素敵な作品など、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。

コアラやミズダコ、ザトウクジラなど野生生物のびっくり子育て法がいっぱい!『やせいのママ』最後のページがお楽しみ♪

  • やせいのママ

    出版社からの内容紹介

    キリンにコアラ、ザトウクジラ…、16種のママが登場。かしこく、たくましく育ってほしいから、ママは毎日おおいそがし! 野生動物のおどろきに満ちた子育て方法を、ユーモラスに描きます。

やっぱりいますよ『やせいのパパ』

かわいい動物たちの自慢大会! みんなの『おかあさん』が得意なことはなにかな?

  • おかあさん

    出版社からの内容紹介

    動物の子どもたちがお母さん自慢をしています。ウシくんにイモムシくん、みんなとっても得意顔。「ぼくのお母さんはね、えーと、えーと……」。悩んだ末、ブタくんが出した答えとは……。いろんなお母さんがいるけれど、やっぱりみんな、自分のお母さんが一番! ページをめくる楽しさがつまった、母子で楽しみたい心温まる絵本です。

    <ここがポイント>
    ・よみきかせに最適!
    ・母子のつながりを再確認できます
    ・0歳児でも絵を見るだけで楽しめます

    <編集者から>
    2005年の発刊以来、好評いただいている『おとうさん』の続編となる絵本です。お話は、いろんな動物たちが自分のお母さん自慢をしていくという単純なストーリーですが、最後には意表をついた、でも誰もが納得のオチが待っています。せべまさゆきさんの温かい色使いと大胆な構図、そして愛らしい動物たちの表情をお楽しみください。ぜひお母さんとお子さんで、体をぴったりくっつけて読んでほしい絵本です。


    レビューより


    やっぱり自分のおかあさんが一番だと思っている子どもたちに、きっと子育て中のおかあさんに勇気づけられて元気をもらえる絵本だと思います。おかあさんに自信を持ってもらって子育てを楽しんでもらいたいと思った絵本でした。絵も優しく画かれていて可愛いです。
    (押し寿司さん)

この書籍を作った人

中村 徹

中村 徹 (なかむらとおる)

栃木県に生まれる。『おかあさん』(佼成出版社)、「あかちゃんしかけえほん」シリーズ(教育画劇)「たのしいしかけえほん」シリーズ(学研)など作品多数。

この書籍を作った人

せべ まさゆき

せべ まさゆき (せべまさゆき)

愛知県生まれ。東京芸術大学工芸家卒業後、イラストレーターとして活躍。あざやかな色のセンスとユーモラスでやさしい絵柄が人気。絵本に『うんぴ・うんにょ・うんち・うんご―うんこのえほん―』『うんこダスマン』『てであそぼうシリーズ全三巻』(以上、ほるぷ出版)のほか、『げんきをつくる食育えほん 全5巻』『やさしいからだの絵本 全5巻』(金の星社)など多数。

何気ない日常の幸せが詰まったくすのきしげのりさんの絵本『おかあしゃん。はぁい。』この絵本はぜひ、子どもがおかあさんに読み聞かせてあげましょう!

  • おかあしゃん。はぁい。

    みどころ

    「おかあしゃん」「はぁい」
    この何気ないやりとりが、小さな女の子の1日に何度も繰り返されます。
    お着替えの時間、通園の時間、お手伝いの時間、おやすみの時間・・・。
    その時々の「おかあしゃん」の呼びかけから、
    「上手にできたよ」「そばにいて」「がんばるね」「会いたかった!」
    女の子のいろんな気持ちが伝わってきます。
    お母さんの「はぁい」の返事も同じ。
    「そばにいるよ」「がんばったね」「ママも大好きよ」
    みなさんは、二人のやりとりからどんな言葉を想像するでしょうか。

    絵本に書かれているのは「おかあしゃん」「はぁい」の言葉だけ。
    この短いやりとりだけで、この女の子とお母さんが確かに通じ合っているのを感じます。

    女の子のお母さんに向ける表情や、周囲から女の子へ向けられた眼差し。岡田千晶さんの絵が、私たちを優しい世界に包み込んでくれるようです。
    そして親子の毎日にある当たり前の時間、心が通い合うかけがえのない一瞬の幸せが、少ないテキストの中にぎゅっと詰まっています。

    「世界中のすべての親子に、この幸せな時間がありますように」そんな作者の願いがこめられた絵本です。

    レビューより


    一回目。サラッと読んでみて「えっ?これだけ?」
    二回目。「うん。なるほど」
    三回目。「すごいかもしれない。これ」

    正直、とっても短いです。
    タイトルにあるように「おかあしゃん。」「はぁい。」の繰り返しだけです。
    でも、「おかあしゃん。」「はぁい。」には、色々な状況、パターンが描かれていました。
    読めば読むほど奥深いです。
    読み聞かせに使うなら、3,4歳くらいから6,7歳くらいの未就学児のお子さんたちにいいかなと、思いました。
    (てんぐざるさん)

この書籍を作った人

くすのき しげのり

くすのき しげのり (くすのきしげのり)

1961年徳島県生まれ。鳴門市在住。小学校教諭、鳴門市立図書館副館長などを経て、現在は、児童文学を中心とする創作活動と講演活動を続けている。絵本『おこだでませんように』(小学館)が、2009年に全国青少年読書感想文コンクール課題図書に、2011年にはIBBY(国際児童図書評議会)障害児図書資料センターが発行する推薦本リストに選出される。同作品で第2回JBBY賞バリアフリー部門受賞。また、『ふくびき』(小学館)、『ともだちやもんな,ぼくら』(えほんの杜)と共に第3回ようちえん絵本大賞を受賞する。その他の絵本に『もぐらのサンディ』シリーズ@〜C(岩崎書店)、『あたたかい木』(佼成出版社)、『えんまのはいしゃ』(偕成社)、『みずいろのマフラー』(童心社)、『ええところ』(学研)、『メロディ』(ヤマハミュージックメディア)など多くの作品がある。


この書籍を作った人

岡田 千晶

岡田 千晶 (おかだちあき)

大阪府に生まれる。ボローニャ国際絵本原画展2010入選。子どもの世界の繊細な表情をていねいに描く。作品に『ゆめのとびらをひらくとき』(カール・ニューソン作、岩崎書店)、『ハンカチさがし』(森山京作、文溪堂)、『ざしき童のはなし』(宮沢賢治作、ミキハウス)、『しゃっくりくーちゃん』(竹下文子文、白泉社)、『ボタンちゃん』(小川洋子作、PHP研究所)など多数。林 木林との絵本に『あかり』『ひだまり』『こもれび』(光村教育図書)がある。

つかまえて欲しくて逃げるぼうやと、追いかけるふりして遊びたいおかあさんの幸せいっぱいのやりとりが楽しい『ぼく つかまらないもん!』2014年に発売された新訳版の翻訳はなかがわちひろさん

  • ぼくつかまらないもん!

    みどころ

    ある日、うさぎのぼうやは言います。
    「ぼく、いえでしようかな」
    おかあさんうさぎは言います。
    「あら、たいへん。おまえは わたしの だいじな ぼうやだもの。
     おいかけていかなくちゃ」

    さて、ここからぼうやとおかあさんの攻防戦が始まります。
    ぼうやがお魚になると言えば、おかあさんは漁師になって捕りにいくと言い、
    小鳥になって頭の上を飛んでいくと言えば、止まりたくなるような木になると言います。
    では、ヨットになると言えば?
    サーカスのテントに逃げ込むと言えば?
    人間の男の子になって、家に飛び込むと言えば?

    おかあさんの答えは・・・素敵!!
    こんな答えが待っていたら、やんちゃなぼうやだってとろけちゃう。
    いえいえ、わかってて逃げ出したのかもしれないね。
    いくらおかあさんが大好きだって、一人でどこかへ行きたくなるもの。
    想像の世界で、ぼうやはどこまでだって遠くへ行くことができます。

    わが子を見守る母親の愛情を、強く感じるこの物語。
    どこかで聞き覚えがある方もいるでしょう。
    そう。マーガレット・ワイズ・ブラウンの傑作、1942年32歳の時の作品です。
    なかがわちひろさんの訳、長野ヒデ子さんの絵で新しく生まれ変わったのです!
    雰囲気はがらりと変わり、親しみやすくなりました。
    それでも、伝わってくる温かさはそのままです。

    七変化するぼうやとおかあさんの姿の可笑しいこと、可愛らしいこと。
    親子で何度でも、そのやりとりを楽しんでくださいね。

    レビューより


    この絵本を見つけた時のうれしかったこと!

    これまでの訳、「いたずらこうさぎ」も「ぼくにげちゃうよ」も大好きです。

    ただ、「いたずらこうさぎ」は、私には、子供たちに語るのが、なかなか難しいおはなしでした。我が子と一対一ならよいのですが、おはなし会でみんなに語ると、ちょっと上手に伝わらないことがある。 言葉も、対象の小ささに比べて、少し難しいんです。
    ならば絵本で……と思っても、「ぼくにげちゃうよ」のクレメント・ハードの美しい絵は、私がこのおはなしで小さい人に伝えたい雰囲気より、少し大人っぽくて。

    それが、これで解決しました!
    なかがわちひろさんの訳は、優しくて素敵です。
    そして、さすが長野ヒデ子さん。
    日本の小さい人たちにもばっちり。
    このおはなしで伝えたい、あったかさ、楽しさが、いっぱいあふれています。
    世の中へ出ていくことの魅力も、我が子が大好きなお母さんの気持ちも、絵からたくさん伝わってきます。

    ああ楽しい。ああ可愛い。そんな気持ちが素直にあふれてくる絵本だと思います。
    (JSさん)

この書籍を作った人

マーガレット・ワイズ・ブラウン

マーガレット・ワイズ・ブラウン (マーガレット・ワイズ・ブラウン)

1910年アメリカ ニューヨーク州生まれ。こどもの本の編集者を経て、絵本作家になる。「おやすみなさいおつきさま」(評論社刊)、「たいせつなこと」(フレーベル館刊)、「おやすみなさいのほん」(福音館書店刊)などの作品がある。1952年没。

この書籍を作った人

なかがわ ちひろ

なかがわ ちひろ (なかがわちひろ)

1958年生まれ。東京藝術大学卒業。子どもの本を中心に翻訳家として活躍するとともに作家・画家として絵本や童話作品を数多く手がけている。『どうぶつがすき』(あすなろ書房)で日本絵本賞翻訳絵本賞、『天使のかいかた』(理論社)で日本絵本賞読者賞、『かりんちゃんと十五人のおひなさま』(偕成社)で野間児童文芸賞を受賞。翻訳作品に『ふしぎをのせたアリエル号』(徳間書店)『ちいさなあなたへ』(主婦の友社)『せかいでいちばんつよい国』(光村教育図書)など、絵本や童話に『のはらひめ』(徳間書店)『めいちゃんの500円玉』『ハンカチともだち』(ともにアリス館)『すてきなひとりぼっち』(のら書店)「おたすけこびと」シリーズ(徳間書店)「プリンちゃん」シリーズ(理論社)「まほろ姫」シリーズ(偕成社)など。そのほかに『おえかきウォッチング 子どもの絵を10倍たのしむ方法』(理論社)、カモを育てた体験をもとにした『カモのきょうだい クリとゴマ』(アリス館)がある。

この書籍を作った人

長野 ヒデ子

長野 ヒデ子 (ながのひでこ)

絵本作家。絵本創作に紙芝居、イラストレーションなどの創作の仕事やエッセイや翻訳も。代表的な作品に「とうさんかあさん」(石風社/絵本日本賞文部大臣賞受賞)「おかあさんがおかあさんになった日」(童心社/サンケイ児童出版文化賞受賞)、「せとうちたいこさん・デパートいきタイ」(童心社/日本絵本賞受賞)、紙芝居に「ねこのたいそう」(童心社)など。

パパといっしょにおめかしして「ぼく」が出かけた先は?『ぼくのたいせつなひ』で感じる家族の絆

  • ぼくのたいせつなひ

    みどころ

    あさ起きたら、かみのけがへんなかたち。
    きょうは、たいせつな日だっていうのに!

    あさごはんはトーストと目玉焼き。
    でもトースターのやつったら、黒こげパンにしちゃうんだもの。
    きょうは、たいせつな日だっていうのに!

    でもね……、大丈夫。
    とうさんが、かみのけをドライヤーでなおしてくれるし
    黒こげパンのかわりにコーンフレークをもってきてくれる。
    そして、お気に入りの上着のぶらぶらボタンをつけなおしてもくれる。
    「おとこは これくらい できないとな。」って。
    とうさん、すごい!

    ぼくらは上着を着て、お花を買って
    おいしいプリンを買って、でかける。
    どこへ……?

    さあ、どこだと思いますか?
    答えは、かあさんがいる病院!
    病室をドキドキしながらのぞく、ぼく。
    かあさんの腕の中にいたのは、
    ぼくの、おとうとだったのです!

    きょうが、たいせつな日なのは、
    おとうとがうまれた日だから。
    ぼくが、おにいちゃんになった日だから。
    “おにいちゃんになったからへいきさ”
    “がんばるんだ!”と、少しはりきる子どもの気持ちと
    口には出さないけれど、“がんばろうな”とでもいうように
    そっとよりそう、とうさんの姿がすてきな絵本です。

    家族がふえた、その「たいせつな日」を、
    子どもは、子どもなりの思いで、
    せいいっぱい晴れがましく受けとめていることが
    すがすがしくつたわってくる絵本です。

お母さんを想って自分にできることを一生懸命行う女の子の姿に感動する『かあさんのいす』

  • かあさんのいす

    みどころ

    鮮やかな水彩画が印象的な絵本。本作品と続編『ほんとにほんとにほしいもの』『うたいましょうおどりましょう』の3部作から成ります。
     主人公の少女は母親と祖母の3人暮らし。火事ですべてを失うという苦境の中、明るく前向きに日々を送る3人の生き様は、多くの読者を引きつけるでしょう。アパート暮らしとなった今、世界一の椅子を買おうと、家族みんなが奮闘。助け合いながら生きる姿は、家族本来の意味を示します。米国社会に生きるマイノリティー一家のバイタリティーは、水彩画の色使いにも表れます。ビタミン剤のように元気を与えてくれる一冊。
    ――(ブラウンあすか)

    レビューより


    読み終わった後、一つの映画を見たような感じを受ける絵本です。

    私とかあさんとおばあちゃん、女3人の家族。
    火事で、なにもかも焼けてしまって、家族が助け合っている様子が伝わってきます。
    女の子は、大きなビンいっぱいにお金を貯めて、世界一素敵な椅子を買うという目標があります。
    仕事で疲れた母さんを休ませるために。
    おばあちゃんが鼻歌を歌いながら、料理ができるように。

    願いどおりの椅子を手に入れたとき、こっちまでうれしくなりました。
    母さんと一緒に椅子に座って、眠ってしまった女の子をみて、小さな幸せを感じました。
    (くるりくまさん)

この書籍を作った人

佐野 洋子

佐野 洋子 (さのようこ)

1938年中国 北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒。「おじさんのかさ」(講談社刊)でサンケイ児童出版文化賞推薦賞を、「わたしのぼうし」(ポプラ社刊)で講談社出版文化賞部門賞を受賞。「だってだってのおばあさん」(フレーベル館刊)などの作品がある。代表作「100万回生きたねこ」は、子どもから大人まで世代を超えて読まれているロングセラーとなっている。

「お母さん」とも「ママ」とも違う、温くて大きな存在感のある『おかん』、息子との楽しい会話を楽しんで♪

  • おかん

    出版社からの内容紹介

    「なあ、おかん。きょうの ばんごはん なんや?」
    「いま、ひる、たべたばっかりやろ? なんで ばんごはん、 かんがえなあかんねん」
    「なあ、おかん。いま、ゆめん なかで、おかん、めっちゃ おこっとったでえ」
    「そりゃそやろ。ゆめん なかでも、おかんは しかっり みはっとるからな。
     わるいこと せんときやー」
    おかあさんって、なにを言っても言い返してくる!でも、ごはんつくってるときも、
    せんたくしてるときも、ちゃーんとこたえてくれるんだよね!
    おかんと息子の関西弁の会話が楽しいハートフルストーリーです。

この書籍を作った人

平田 昌広、平田 景

平田 昌広、平田 景 (ひらたまさひろ)

1969年、神奈川県生まれ。平田景とふたりで、2002年楽しい本を作る“オフィスまけ”を設立。夫婦共作絵本に『ひものでございっ!』『ピーマン にんじん たまねぎ トマト!』(いずれも文化出版局)、『なっちゃんの ほくろスイッチ』『のりおのふしぎなぼうえんきょう』『かいてんずしだいさくせん』(いずれも講談社)『ねえ、ほんとにたすけてくれる?』(アリス館)『おとん』『おかん』(大日本図書)など多数。神奈川県三浦市在住

もちろん『おとん』もあります!

やりたがりブームの女の子とママのおでかけ、はてさてどうなる?『ねえ おかあさん』お手伝いしたがるのはほんの一時期、諦めの境地も必要かな?

  • ねえ おかあさん

    出版社からの内容紹介

    今日は、おかあさんとおでかけの日! 忙しいおかあさんのために、一所懸命おてつだいもして。おかあさんの「いくわよー」の声で出発。お店について、さあ、お買い物と思ったら、とってもすてきなピアノのまえから動けなくなっちゃった。「ここから うごいちゃだめよ」というおかあさんの声もちゃんと聞こえなくて……。楽しみにしていた、おかあさんとのおでかけは、いったいどうなっちゃうの!?

    レビューより


    とにかく元気な女の子が主人公です。
    今日は、おかあさんと大きなお店にお買い物のお出かけの日です。朝からワクワクソワソワしているようで、有難いお手伝いをしてくれちゃいます。ホント親にとっては、かえって仕事が増えちゃうようなお手伝い。
    絵本で眺めているぶんには笑えますが、私もこのおかあさんと似たような経験がありましたが、おこっちゃったっけなぁ〜。でも、このけなげな気持ちを大切にしてやれればよかったのになぁ〜、なんて少々反省。なにせ修行の足りない上に、目の前のことで手一杯だったもので……。息子よ、あの時の母を君の寛大な心で許してくれ。 

    さて、いよいよ出発。バスの中の女の子の様子も、あるあるぅ〜〜〜。大きなお店の中で、目に留まったおもちゃ売り場の可愛いグランドピアノ。釘付けの女の子は、ここを動かない約束で、ピアノ演奏に興じていたら……。
     
    「ねえ おかあさん」って呼びかけるシーンが9回。それ以外でも口にしたり心の中で叫んだ「おかあさん」は8回ほど出てきます。子どもにとって大切な心のよりどころ、それはおかあさんなんですね。
    「おかあさん」「おかあさん」の連呼で、疲れちゃう日もありますが、呼ばれる喜びをもう少し噛み締めていようと思わせてくれる作品でした。
    (アダム&デヴさん)

お母さんの誕生日プレゼント、あなたならなににする?『おかあさんだいすき』古き良き物語の世界を楽しんで

  • おかあさんだいすき

    みどころ

    おかあさんのおたんじょうびにあげるものを森のクマさんに相談したダニー。何を教わったのでしょう。
    こんなプレゼントをもらったら、おかあさんはたまりません!

    レビューより


    1970年代後に、私は岩波のこどもの本を集めに集めました。第一巻の「ちびくろさんぼ」から3・4年向も含めると60冊以上あります。正直言うと、当時はまず集めることに心血を注いでいて、読むのはそのうちゆっくりで…といった状況でした。良く読んだのは10冊くらいで、この絵本もその中の1冊です。小学生の頃から読んでいたので、子どもながらダニーのおかあさんを思う健気さがいい!と思っていましたし、保育者だった故にこういう気持ちや行動を子どもたちにも知ってほしいと考えていたと思います。
    今読むと確かに古くささは否めません。物質的に恵まれすぎているすぎている私たちには、今の時代に初めて読んだら、ふぅ〜ん、と思うだけかもしれません。

    時々卒業生が勤務園の休みの日に母校を訪れ、授業を聴講していきます。私は授業に出るのは構わないけれど、後輩たちに必ずお土産を持ってくるようにお願いしてあります。それは保育現場の子どもたちの報告であったり、手遊びの披露であったり、絵本の紹介や読み聞かせであったりと様々です。ある男性保育者がよく読んでくれたのがこの絵本です。私は懐かしさで一杯でしたが、学生たちはむしろ心の琴線に触れた「いい絵本」として受け入れられたようです。

    古いからこそいい!というものもあるはず。ダニーの物語として読んであげてほしいと思います。
    (こぶた文庫さん)

この書籍を作った人

光吉 夏弥

光吉 夏弥 (みつよしなつや)

〈1904-1989年〉佐賀県生まれ。毎日新聞記者を経て、絵本・写真・バレエの研究・評論に活躍。ヘレン・バンナーマン『ちびくろ・さんぼ』をはじめ、シド・ホフ『ちびっこ大せんしゅ』(大日本図書)など、児童書の翻訳を多数手がけた。

「岩波の子どもの本」シリーズ

子育てで大変なおかあさんへ、えがしらみちこさんが自分の子育てを振り返って感じた想いを綴った『あなたのことが だいすき』

  • あなたのことが だいすき

    出版社からの内容紹介

    いつも笑顔でいたいのに 思うようにいかない毎日。
    たいへんなことは いっぱい。
    落ち込むことも いっぱい。
    理想のママには ほど遠い自分。
    だけどだいすきな 私のあかちゃん。

    迷ったり、落ち込んだり… 。子育てに奮闘中のママに贈るメッセージ絵本。
    読み終えたあと、わが子をぎゅーっと抱きしめたくなります。

この書籍を作った人

えがしら みちこ

えがしら みちこ (えがしらみちこ)

絵本作家。1978年 福岡生まれ。静岡県三島市在住。 熊本大学教育学部卒業。主な作品として、『あめふりさんぽ』『さんさんさんぽ』『あきぞらさんぽ』『ゆきみちさんぽ』『はるかぜさんぽ』(講談社 / 全国学校図書館協議会選定図書)、『なきごえバス』(白泉社 / 第9回MOE絵本屋さん大賞2016「パパママ賞」第1位 )『なきごえたくはいびん』、『いろいろおてがみ』(小学館 / 全国学校図書館協議会選定図書)『いろいろおしたく』、『あのね あのね』(あかね書房)、『あなたのことがだいすき』(KADOKAWA)など。『はこちゃん』(文・かんのゆうこ / 講談社)、『せんそうしない』(文・谷川俊太郎 / 講談社)、『おかあさんのいのり』(文・武鹿悦子 / 岩崎書店)、『まだかなまだかな』(文・竹下文子 / ポプラ社)の絵を担当。また、雑誌や教科書などの挿絵も手がけている。現在、静岡県三島市にある絵本専門店「えほんやさん」代表も務めている。

絵本の読み聞かせを通じて子どもに伝えたい、おかあさんの本心『うまれてきてくれてありがとう』読みながら子どもを授かった幸せな気持ちがよみがえります

  • うまれてきてくれてありがとう

    みどころ

    我が子を産む時、「赤ちゃんが生まれようとがんばっている」と思った瞬間にすっと力が抜けて楽になった記憶があります。それ以来、息子には感謝の気持ちでいっぱいなのです。めくるめく日常につい忘れてしまう事もしばしばですが(笑)。
    この絵本を読んでいると、その時の気持ちがよみがえってくるようです。
    かみさまに『うまれていいよ』って言われて、ぼくはママに会いたくて、抱きしめてもらいたくて、ママを探しつづけます。クマくんやぶたくん、ほかの動物たちがママにぎゅうっとしてもらっているのを見るとますます・・・。ママの方だってずっと会える日を待ち望んでいるのです。そして誕生の瞬間。「うまれてきてくれて、ありがとう。」これからママになろうとしている方、そして生まれた時のことを聞くのが好きな子ども達に。親子で一緒に読んでこの言葉をしっかりと伝えていってほしいです。

    レビューより


    「まれてきてくれてありがとう」という言葉は、私も娘たちにが生まれてから、いつも心で思っています。ですが、普段の生活の中で、子どもに直接この言葉を言える機会は多くはありません。
    この絵本は、そんな機会を増やしてくれる素敵な絵本です。この本を読むたびに、我が家に来てくれてありがとうという気持ちを子ども達に伝えられたように思います。ト

この書籍を作った人

黒井 健

黒井 健 (くろいけん)

1947年新潟県生まれ。新潟大学教育学部中等美術科卒業。児童出版美術家連盟会員。主な作品に『ゆきのひのころわん』他ころわんシリーズ(ひさかたチャイルド刊)『手ぶくろを買いに』『ごんぎつね』(偕成社)『おかあさんの目』(あかね書房)他多数の作品がある。

関連記事

過去に参加したレビューコンテスト

いくつになっても胸にある、自分を育ててくれたお母さんへの想い『おかあさんありがとう』タレントの柴田理恵さんの実体験が元になっているおはなし

  • おかあさんありがとう

    出版社からの内容紹介

    ワハハ本舗の柴田理恵さんの初めての絵本です。
    絵は絵本作品多数の塚本やすしさん。
    柴田理恵さんのお母さんのしつけが物語になっています。
    昭和の時代のお母さん。あの頃のしつけは?
    パワフルな絵と共に贈るお母さん絵本です。

    レビューより


    役者柴田理恵さんの、母親を思う感謝の絵本です。
    今現在のお母さんが気になって調べたら、一人で暮らす92歳のお母さんを遠距離介護という形で思いやる、柴田さんの記事を目にしました。
    戦後小学校の教員として生きてきた、お母さんの強い信念をもった生き様と、その親に育てられた、柴田さんの思いをほうふつとさせます。
    お母さんのしつけの厳しさの中に、温かいものを感じられて、人間柴田理恵さんが身近に感じられます。

    高齢の親を持つ高齢の大人たちに、親への感謝を思い出させる絵本です。
    親がいたから自分たちがいるのです。
    この絵本の基になる「台風かあちゃん」、未読なので読んでみたいと思います。
    (ヒラP21さん)

この書籍を作った人

塚本 やすし

塚本 やすし (つかもとやすし)

1965 年東京生まれ。絵本作家。児童文学作家。公益社団法人日本文藝家協会、絵本学会、子どもの本・九条の会会員。主な絵本に『ふねひこうきバスきしゃ』(くもん出版)、『ちいさな いえでのものがたり おかあさん!』(冨山房インターナショナル)、『しんでくれた』(谷川俊太郎・詩、佼成出版社、第25 回けんぶち絵本の里大賞のびばからす賞)、『やきざかなののろい』(ポプラ社、第6回リブロ絵本大賞、第9 回ようちえん絵本大賞)、『このすしなあに』(ポプラ社)、『とうめいにんげんのしょくじ』(ポプラ社)、『そのこ』(谷川俊太郎・詩、晶文社)、『せんそう――昭和20年3月10日東京大空襲のこと』(塚本千恵子・文、東京書籍)、『戦争と平和を見つめる絵本 わたしの「やめて」』(自由と平和のための京大有志の会・文、朝日新聞出版、第7 回ようちえん絵本大賞)、その他多数。絵本作家として毎年、日本全国の図書館やイベント会場や書店等で、絵本の読み聞かせやライブぺインテングに取り組んでいる。

早くしないとどうなるの? 男の子の素朴な疑問から始まる連想『はやくしなさい!』一番困るのはだーれだ?

  • はやくしなさい!

    出版社からの内容紹介

    ママ、なんで はやく はやく ばっかり いっているの? それはね…
    子育てママ応援絵本!

    おはようじゃないわよ。早く着替えて! 早く顔を洗って! 遊んでないで早くしてちょうだい! ママはなんで早く早くばっかり言うのかな? 思わず言ってしまうその言葉、もしかしたら親子のふれあいが始まる合図かも!?

この書籍を作った人

中川 ひろたか

中川 ひろたか (なかがわひろたか)

©藤田修平1954年埼玉県大宮市生まれ。日本ではじめての男性保育士として、5年間千早子どもの家保育園に保父として勤務。1987年、みんなのバンド「トラや帽子店」を結成。リーダーとして活躍。「みんなともだち」「世界中のこどもたちが」などは、たくさんの子どもたちに歌われている。1995年「さつまのおいも」(童心社刊)で絵本デビュー。「たなばたプールびらき」他ピーマン村の絵本シリーズ(童心社刊)、「わりとけっこう」(絵本館刊)などの作品がある。絵本「ないた」で日本絵本賞受賞。絵本作家、詩人の他にも、ラジオDJなど、多方面で活躍中。

この書籍を作った人

村上 康成

村上 康成 (むらかみやすなり)

1955年、岐阜県生まれ。創作絵本をはじめ、ワイルドライフアート、オリジナルグッズなどで独自の世界を展開する、自然派アーティスト。「ピンクとスノーじいさん」(徳間書店)、「プレゼント」(BL出版)、「ようこそ森へ」(徳間書店)で、ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞、「ピンク!パール!」(徳間書店)で、ブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌、「なつのいけ」(ひかりのくに)で日本絵本賞大賞、「999ひきのきょうだいのおひっこし」(ひさかたチャイルド)が2012ドイツ児童文学賞にノミネートなど国内外で高く評価されている。主な作品に「星空キャンプ」(講談社)、「さかなつりにいこう!」(理論社)、「石のきもち」「くじらのバース」(ひさかたチャイルド)、新刊「どろんこ!どろんこ!」(講談社)など多数ある。伊豆高原と石垣島に、村上康成絵本ギャラリーがある。

恐竜のママ同士の大迫力のバトル!『恐竜トリケラトプスとそこなしのぬま』シリーズ作品の中では珍しいママホーンと子どもたちがメインのおはなし

この書籍を作った人

黒川 みつひろ

黒川 みつひろ (くろかわみつひろ)

1954年、大阪に生まれる。大阪市立美術研究所で絵を学ぶ。恐竜絵本作家として活躍中。古生物研究についても造詣が深い。現在、東京都練馬区にアトリエを構える。作品は『恐竜の大陸1〜7巻』『恐竜図解新事典』『たたかう恐竜たち既11巻』『恐竜ティラノサウルス大図解』(小峰書店)『絵巻えほん 新・恐竜たち』『恐竜の谷』(こぐま社)など、多数出版されている。

「恐竜だいぼうけん」シリーズ

レシピを見ながらおかあさんに世界のごちそうを作ってあげよう!『ライラックどおりのおひるごはん』

  • ライラックどおりのおひるごはん みんなでたべたい せかいのレシピ

    出版社からの内容紹介

    ライラックどおり10ばんちのたてものから きょうもいいにおいがただよってくる。だれがなにをつくっているのかな。ある部屋からはトマトソース、別の部屋からはカレーのにおい。バナナケーキのあまいにおいやキッシュの焼けるにおいまで。料理ができたら集まって! 世界のいろんな国の料理を、みんなでいっしょにいただきましょう! 材料の絵とレシピで料理のイメージが広がります。

この書籍を作った人

石津 ちひろ

石津 ちひろ (いしづちひろ)

1953年愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家、翻訳家として活躍中。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞。訳書に『リサとガスパール』シリーズ(ブロンズ新社)他多数。

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