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なわとびがうまくできないりっちゃんは、ある日、波を見に海に行きます。砂浜ではうさぎたちがなわとびをしていたのです。美しい銅版画の絵本です。
あまんきみこさんの、砂浜が舞台のファンタジー。
りっちゃんは大縄跳びが苦手。
お友達の「おおなみ こなみ」にも入れない。
ある日、お友達の大縄跳びをそっと抜け出し、
本物の「おおなみ こなみ」を見に、海へ行ったりっちゃんが見たのは、
うさぎ達の大縄跳び。
ぐるっと まわって うさぎの目!?
りっちゃんだけが見たうさぎ達との交流で得た勇気で、
大縄跳びに駆け寄るりっちゃん。
苦手を克服した少女の嬉しい気持ちが、
海の潮風のように爽やかに伝わってきます。
大縄跳びと海が「おおなみ こなみ」をキーワードに展開していきます。
りっちゃんの繊細な感受性の表現が味わい深いです。 (レイラさん 40代・ママ 男の子12歳、男の子10歳)
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