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おつきみのしたくができました。おおはらぽんたは、おだんごのばんをしながら、月の出をまっていましたが……。
お月見のしたくをしよう!
ポンタくんが先頭にたって、子供たち中心で行事の用意をします。それを優しく見守りながらおだんごを作ってくれるめえこ先生。
さあ、準備は整いました。お月見だ。
ところがなかなかお月さまが昇ってきません。
ポンタは、めえこ先生に頼んで目玉焼きを作ってもらいます。それを夜空に投げて……エイッ、お月さまになれ!
園での行事をとりあげたシリーズの一冊目です。全部で12冊。遠足、運動会、ひなまつり、お誕生日会など、どこの園でもやっている行事ばかり。また一冊ごとに主役のお友達が変わります。
長期休暇でションボリする娘を見かねて読みました。行事が身近で、自分の体験と重なる様子。
お月見は今からだけど、園でするのかな〜ぁ? 夜のことだしねぇ?
夏休みを終え、さっそく先生に「お月見する?」と聞いてきた娘。
娘がめえこ先生に重ねていた担任の先生は、あまりの唐突さに驚かれたとか。
残念ながらお月見は家でしてねとのことですが、日本古来の行事を楽しんで説明する機会にもなり、秋の夜長のファンタジーを親子で楽しみました。
あの目玉焼きはどこへ行ったんだろう。
みんなで用意するのもいいですね。普段から自主性を重んじる園だけに、娘の心に自分たちのしていることと同じだと強く響くものがあったようです。 (てぃんくてぃんくさん 30代・ママ 女の子4歳)
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