フィスターが描く、輝く絵本! まほうの石がほしい。ミロとなかまたちの運命は? この本は、しあわせなおわりとかなしいおわりのふたつのお話があります。
海のまん中にある島にミロと仲間のねずみ達がすんでいました。
みんなは島を愛し、そこで仲良く暮らしていました。
ある日、ミロが岩の裂け目で不思議な光る石をみつけます。
仲間たちはみんな自分の石を欲しがり
ミロが石を見つけたその場所に行きたがるようになります。
この後、お話は2つのパターンに分かれて進んでいきます。
1ページがまん中で半分に分かれていて、
上半分がしあわせな終わり。下半分がかなしい終わり。となっています。
どちらを読むか、両方読むならどちらを先に読むか、考えることろですね。
ただ、同じ前提条件でもその後の行動でこんなにも最後が変わってしまうんだ・・と感じる事でしょう。
光る石を石油・石炭・宝石などに置き換えてみると
人間への警告にも読み取れる絵本でした。
【にじいろのさかな】の作者の作品で、
この絵本は光る石が金色のきれいな光を放っています。
美しく、奥の深い絵本でした。 (まりん♪さん 30代・ママ 女の子11歳)
|