うさぎさんは、朝のごはんに、人参をもぐもぐ。 きりんさんは、母さんと並んで葉っぱのごはん。ぱりぱり。 ぺんぎんさんは、水にもぐって魚を何匹も食べますよ。 白くまさんが横長の魚をくわえた、目にもあざやか、グラフィックな絵。 かばさん親子が山盛りの草を「もっくもっく」と食べるのも可愛い!
繊細なタッチとカラフルな色彩で、動物たちがとにかく魅力的な一冊です。 動物たちも私たちもみんなおんなじ。 毎日、ごはんを食べているってこと。 大人には当たり前だけど、幼い子には、目を見はるような発見かもしれませんよね。 「こぐまちゃん」シリーズの作者が描く「食べる」絵本。 食に興味をもちはじめた1〜2歳のお子さんに特におすすめです。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
うさぎさん、あさのごはんですね。もぐもぐもぐ。にんじんのにおい。きりんさん、はっぱのごはん。
こぐまちゃんシリーズで有名な作者の、こぐまちゃんとは関係ない幼児向け絵本です。
いろんな動物が、ごはんを食べてるシーンが、シンプルで親しみやすい絵と、優しい語り言葉でかかれています。
動物園で人気者の、きりんやぞうやライオンやさるたちが、どんな物を、どんな風に食べてるのか、さらりとかかれ、小さい子でも興味をもつと思います。
ラストの人間のおひるごはんが、保育園でがんばって苦手な野菜を食べてる次女と重なり、応援したくなります。次女も共感するようです。 (ぼのさん 30代・ママ 男の子10歳、女の子8歳、女の子3歳)
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