新しいお花模様のくつ。汚れちゃうのがもったいなくて・・・。あたらしいくつがだんだんに自分のものになっていく過程を描く物語。
表紙の、くつを抱きしめる女の子の優しい雰囲気に惹かれ、手に取りました。
お母さんに、欲しかったお花模様のくつを買ってもらったかおるちゃん。でも新しいくつが汚れるのが嫌で、遊べないのです。
なんだか『おじさんのかさ』のようなエピソードだなと思いました。
確かに、大人になっても、新しい靴を下ろす時に、ちょっともったいないような気分になります。
でもそれがだんだんと自分のものになっていく過程も素敵なんだ、と思える作品でした。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子13歳)
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