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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

白井音子

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白井音子さんの声

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なかなかよいと思う 教科書のあのおはなし?  投稿日:2024/06/15
中国の昔話 九色のしか
中国の昔話 九色のしか 文: リン・シュウスイ
絵: リャオ・ジャンホン
訳: 宝迫典子

出版社: あかつき教育図書
「くしき」?
これはもしや『五色のしか』?
小学校3年の国語の教科書に載っていました。
半世紀近く前ですけど…
ストーリーの記憶は曖昧ですが
「ごしょく」ではなく「ごしき」と読むのがめずらしく
印象に残っていました。

『九色のしか』の巻末の説明により
インドの物語が中国に伝わり
それが日本では今昔物語や宇治拾遺物語の「五色のしか」になったと知りました。

「欲は人を恩知らずにしてしまうもの」
それは薬草とりだけではなく
この世で一番美しい毛皮を纏いさえすれば
この世で一番美しい王妃になれると考える王妃もまた然り。
人間誰もが多かれ少なかれ王妃で薬草とり。
私も化粧品や洋服にたよらず
過ごし方や考え方、生き方で美しくなるのを目指すとしましょう。
学生時代、
ゼミの先生が退官される際にくださったお話があるのです。
「人間、胃袋はひとつしかないのだから、それがいっぱいになれば充分なんですよ。欲張らないで生きなさい。」
この本を読み、また思い出しかみしめています。
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なかなかよいと思う さかなやさんに座布団1枚  投稿日:2024/05/27
どろぼうねこのおやぶんさん
どろぼうねこのおやぶんさん 文: 小松 申尚
絵: かのう かりん

出版社: 文芸社
おかしくって子どもたちと繰り返し読んだ
『はれときどきぶた』を思い出しました。
こちらは「はれのちさんま ところによりさば」って!

さんまが降ったら商売あがったりのさかなやさんへの恩返し
おやぶんの作戦は仲間を集めて…
おやぶん以下どろぼうなかまの目つきの悪さが
逆に魅力的です。
おやぶんの大空のように開けた口に
さんまが次々吸い込まれる頁は迫力満点。

「ぬすんでいっていいかい」と了承を得るおやぶんも律儀だけれど
「いっぴきならぬすんでいっていいよ」と答えるさかなやさんがたまらない。
最後の「はくさいがふらなきゃいいけどね」も
落語のおちみたいで「うまい!座布団1枚!」
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なかなかよいと思う 「おまえ」へのエール  投稿日:2024/04/03
わすれていいから
わすれていいから 作: 大森 裕子
出版社: KADOKAWA
猫は母性本能が殊の外強くて
大きな人間の子も「子」と認識して優しく接するのだとか。

「おれ」も体の大きさではすっかり差がついても
ずっとずっと「あにき」。
だから「わすれていいから」は
もっとうんと大きくなれよって「おまえ」へのエールなんじゃないのかな。

閉ざされたドアから漏れる細い灯り
膝に乗れなかったのは「おまえ」の思春期のせい?
引っ越しのためであろう段ボール箱のマークにニヤリ。
青年になった「おまえ」と見る窓の外は夕焼け。
その静かな眩しさが少し淋しい。
一場面一場面が読み手にとっても
アルバムを繰るように進んでいきました。

「おれ」に伝えてあげたい。
新しい縄張りを見つけたって縄張りはひろがるだけ。
「おれたちのなわばり」はいつまでもなわばりのままだよって。
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自信を持っておすすめしたい なんていい村  投稿日:2023/08/30
むらの英雄
むらの英雄 文: 渡辺 茂男
絵: 西村 繁男

出版社: 瑞雲舎
自分を数に入れないちょっとまぬけなおとこたち。
だけど、少し前にブータン王国のそれで話題になった「幸福度」でいえば満点の村ではないでしょうか。

この人たちは、みーんなでひとつなのかもしれません。
誰かが欠けたとして
それが何の誰それさんではなくて
自分の一部みたいな。
だから一人足りなければ嘆き悲しみ
戻って?くれば大喜びする。

袋が12あることが判明した後が圧巻。
ひとり足りないなんて言い出したのは誰だ?とか
ひょうに食われてしまったって言ったのは誰だ?なんて
犯人捜しはいっさいなくて
「もどってきた」「かえってきた」って
みんなで大喜び〜おまつり〜英雄伝説に…
…あーなんていい村だ!
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自信を持っておすすめしたい こんな夏を知っている  投稿日:2023/07/30
なっちゃんの なつ
なっちゃんの なつ 文: 伊藤比呂美
絵: 片山 健

出版社: 福音館書店
かつて「鳩よ!」という雑誌を購読していました。
そこで伊藤比呂美という詩人を知りました。
恋人宛イラスト付きの葉書が何枚も載ったことがあって
絵も言葉もレイアウトも今の時代ならまさに「イイネ!」
母となった伊藤比呂美さんの育児エッセイ『おなか ほっぺ おしり』には大いに笑わせてもらい励まされもしました。
その伊藤比呂美さんの絵本ですって…

こんな自分より背の高い草の中にいる私を
覚えている気がします。
知らなかった名前の草も聞いたことがある草も
もう、もさもさと生えて伸びて私を隠してゆれる。

サルビアの蜜も分けてもらったし
おしろいばなでも遊んだし
子どもの頃の夏がここにありました。

お盆の頃にはセミがあおむけで死んでる。
ちょっと前まで喧しいほどないてたし、
道に落ちてて「死んでる?」ってつつくと
「じじっ」と動いて驚かせられたのに。

ともちゃんが待ってくれてたなっちゃんちの庭
鶏頭、鳳仙花、朝にはラッパだった朝顔はしぼんで。
畑にはトマトとトウモロコシ、里芋の葉っぱかな?
なんて夏らしい庭でしょう。
「ガーデニング」なんて言葉がなかった頃の夏の庭。
生命力にあふれ、けれど気持ち安らぐ夏の庭です。
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なかなかよいと思う 私もぴったりの傘で  投稿日:2023/07/08
ぽつぽつぽつ だいじょうぶ?
ぽつぽつぽつ だいじょうぶ? 作: しもかわら ゆみ
出版社: 講談社
「雨の日のおすすめ絵本」に
レビュコンで知って魅せられた
しもかわらゆみさんの名前を見つけ
期待に胸ふくらませこの本を手に取りました。

リアルなのにこんなにもかわいいというのは
「目」かな?「ポーズ」なのかな?
たぬきさんときつねさんの蕗の相合傘
くっついた体温が伝わってきそうです。
奏でる雨音も雨粒によって?雨の降り方によって?
かわって楽しい。

母の介護…人生の雨降り
私も私にぴったりの傘をさして
雨音に耳を傾ける余裕を持ちたいなと思いました。
傘なんていらないよって
かえるくんみたいになれたら最高だけどね。
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自信を持っておすすめしたい 喜びが喜びに  投稿日:2023/03/09
ありがとう なかよし
ありがとう なかよし 作: しもかわら ゆみ
出版社: 講談社
繊細で写実的な絵
それもねずみととかげです。
にもかかわらず、なんて愛らしい!
びっくりしたとかげくんのしっぽがジグザグで愉快だし
蜜をチューっと吸うねずみくんの口元がキュートです。

そしておはなし。
誰かが嬉しいと自分も嬉しいって
私は母になって知りました。
それまでは誰かの喜びをともに喜びながら
どこか羨んでいたように思うのです。
けれど、子どもが嬉しいと文句なく私も嬉しかった。
ねずみくんととかげくんは
ちょっと考えながらそんな気持ちに気付いてハッピー。
そんな気持ちになれるのが「なかよし」なんだね。

ふたりが手をつなぎ花舞うページは
なんともあたたかな気持ちになって
ふたりと同じように目を細めてしまいました。

ふたりともしっぽに結んだ赤いお花が
おにあいです。
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ふつうだと思う 愉快な表情にプッ  投稿日:2022/10/16
とんかつの ぼうけん
とんかつの ぼうけん 作: 塚本 やすし
出版社: ポプラ社
愉快なとんかつ君の表情がたまらないです。

「うん?」片目だけ開けて、それも三白眼。
カレーをなめて汗・汗・涙。
定食やのおばちゃんの包丁にひきつる目と口。
こっくりこっくり眠さでとろけそうな半目
ふわふわのお布団の上「あー至福の時」。

今後、とんかつを食べる時には
そこに、この目や口がうかんじゃいそうです。

裏表紙…おいおい、ここからも逃げるのかい!?
あれだけ気持ちよさそうな顔してたじゃない?
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なかなかよいと思う ベビーチェアまで  投稿日:2022/08/30
スタコラサッサ
スタコラサッサ 作: 花山 かずみ
出版社: こぐま社
たこさんウインナーは
さすがにフォークからぽとんと落っこちたのでしょう。
「ぼく」も気づいていないようで
足もあるからスタコラサッサ。
トマトも手からコロンと落っこちたのでしょう。
でも、おにぎりからは
スタコラサッサを期待してぜったいに故意。
お豆に至っては
「おっこちて」じゃなく「ばらまいて」。
このあたりになるともう「ぼく」の目がわるそ〜。
ウインナーを先頭に
スタコラサと駆けるみんなの楽しそうなことといったら。
「えっ、君も来たの!?」って
ベビーチェアとスタイを振り返ってる横目がたまりません。
裏表紙ではチェアのパンダが手を振るサービス付きです。
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なかなかよいと思う それは名案でした  投稿日:2022/08/17
おまめがっこう だいずぐみ
おまめがっこう だいずぐみ 作・絵: よこみち けいこ
出版社: ニコモ
私の高校時代からの友人のニックネームは「まめぞう」。
だいずぐみの一員に「まめぞうくん」を見つけて
「おっ!」と嬉しくなる。

みんなの卒業後の展望に
大豆製品の巾の広さを再認識。
女性ホルモンの減少に歯止めがかからないお年頃の私には
大豆イソフラボンは応援団だから
摂取の参考になりました。

まめたくんが思いを訴えるページの絵が
畑で目にするそのまんまです。
大豆はこんなふうに枯れてカサコソ カラカラ プクンとなる。

だいずぐみの面々、
みんないっしょになれるおいしいもの
よく考えついたよね。
あーこれも大豆からできてた、そうだった!
毎日みんなが使うし
煮物も焼き魚もおひたしも卵かけごはんも
これがなくちゃ始まらない。
たったひとりで初志貫徹したまめこさんには、拍手!

おまめがっこうには
「あずきぐみ」や「えんどうぐみ」もあって
卒業を前に
「私は羊羹になりたいわ」「僕はおかゆになりたいな」
とかなんとか学級会が開かれているのかな。
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