新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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モモ太郎

ママ・50代・茨城県、男の子25歳 女の子24歳 男の子22歳

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自己紹介
1999・2000・2001生まれの、超ミレニアム3兄弟の母。
好きなもの
登山・バイク・カラオケ・お菓子作り
ひとこと
最近反省して、読み書かせを始めました。
基本的に毎晩がんばってます!!

モモ太郎さんの声

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なかなかよいと思う ティラノサウルスシリーズ 最新刊!!   投稿日:2008/12/22
あいしてくれてありがとう
あいしてくれてありがとう 作・絵: 宮西 達也
出版社: ポプラ社
大好きなティラノサウルスシリーズ 最新刊の第7弾。

暴れん坊で嫌われ者のティラノサウルスと、目の見えないパウパウサウルスとの物語。
ティラノサウルスがパウパウサウルスとの出会いで、初めて抱くやさしい感情。
2人で楽しい時間を過ごしていきますが・・・


娘ちゃんと一緒に読みました。
娘ちゃんは感動して涙ぐんでいましたが、私は・・・

もうすっかりティラノサウルスに慣れてしまったのか、感動は今一つ。

今まで以上に、「人間として大切なものは何か」を恐竜ティラノサウルスを通して教えてくれる絵本。

ただ前作くらいから、何が大切かをストレートに文章で表しすぎで、ちょっと興ざめな感も。

初めて読んで涙した「おまえうまそうだな」のように、言葉で表さなくても伝わるような、心の奥からジーンとくるような感動が懐かしい。

それでもやっぱり、子供が読んで学ぶことが大きい本。
もう一度ゆっくり読んでみます。
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自信を持っておすすめしたい 鮮やかな色彩・テンポのよいリズム   投稿日:2008/03/03
アフリカの音
アフリカの音 作・絵: 沢田 としき
出版社: 講談社
 色鮮やかなリアルな絵に、リズム感のよい、シンプルな文章。
アフリカってこんなカンジなんだろうなぁ って思っていましたが、やはりアフリカの生活を紹介しているテレビを観て、ますますアフリカそのままって思いました。

大地のめぐみに ありがとう   
いのちのつらなりに ありがとう

思いっきり異国を味わうことができ、また大切な何かを教えてくれる オススメの絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 教壇に立つ全ての人に読んでほしい   投稿日:2007/12/04
からすたろう
からすたろう 文・絵: 八島 太郎
出版社: 偕成社
 作者八島氏の恩師、二人の先生の思い出を合わせて作った「いそべ先生」。

 友達から、そして先生ですら、誰からも相手にされずに、みんなにからかわれていた「ちび」。
 雨の日も嵐の日も1日も休まず、5年間学校に通って来た「ちび」。
 6年生で新しく「いそべ先生」がやってきて、「ちび」の誰も知らない才能に気付き・・・

 昭和初期の頃の話でしょうか・・・ 
独特なタッチの絵が、一層古臭さを感じさせ、子供にとっては、なかなかとっつきにくい絵本かもしれません。
それでも、ぜひ子供に読んであげて欲しい絵本。

 知らず知らずに人を傷つけてしまう人間の冷たさ。それに日々慣れていってしまう学校生活。
 時代は変わっても、同じようなことは現在でもあるはず。

 「ちび」と「いそべ先生」の出会い。
本当にこんなすばらしい先生ばかりならば、日本の教育現場はとてもいいものになると思う。
 5年間「ちび」はどんな思い出学校に通い続けたのでしょうか。「いそべ先生」との出会いで、たった1年だったけど、学校という所が「ちび」にとって、少しでも好きな場所になったことを、心から良かったと思って読んでいます。

 ラスト数ページは、涙なくしては読めません。
悲しい涙ではなく、良かったねってホッと安心できる気持ち、そしてすばらしい先生への感謝の気持ち、そんな涙です。

 今現在教壇に立っている人、これから教師を目指す人、全ての人に読んで欲しい一冊。
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ふつうだと思う キモ かわいい?   投稿日:2007/12/04
ゆうびんやさんのホネホネさん
ゆうびんやさんのホネホネさん 作・絵: にしむら あつこ
出版社: 福音館書店
 モノクロの絵本。
がいこつのホネホネさんは郵便屋さん。
自転車に乗って、みんなの元へ手紙を届けます。

 私としては「うーん?」って感じですが、娘はみごとにツボにはまり、「ギコキゴキーッ!!」と一緒に声を出しながら、読み聞かせを聞いています。

 読めば読むほど、だんだんホネホネさんに愛着が涌いてきます。
 モノクロの絵本の一部にカラーが取り入れられており、その場面がより印象的になっています。

 メールが当たり前の毎日。
ちょっと手紙を書きたい気持ちになります。
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ふつうだと思う お手紙の次は 小包です!!   投稿日:2007/12/04
ゆきのひのホネホネさん
ゆきのひのホネホネさん 作・絵: にしむら あつこ
出版社: 福音館書店
 「ゆうびんやさんのホネホネさん」 が、今度は得意の自転車からスキーに変えて、雪の町に繰り出します。
「ザクザク シュー!!」っと軽快に音を立てながら、次々と荷物を届けていきます。

 「ゆうびんやさんのホネホネさん」の登場人物(動物?)が出てくるので、2冊同時に読むと、より楽しめると思います。

 全体を通してモノクロのこの絵本。
1ページだけカラーの場面があり、印象的。

 小学校1年生の娘のお気に入り。
この他に「ゆうびんやさんの−」、さらにもう数冊あるそうなので、全部読んであげたいです。
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なかなかよいと思う 子供でもわかる、幸せな国   投稿日:2007/12/04
せかいで いちばん つよい国
せかいで いちばん つよい国 作: デビッド・マッキー
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 光村教育図書
 作者はあの「ぞうのエルマー」の作者、デビット・マッキー。

 「せかいでいちばんつよい国」は、“自分たちの国になれば、皆同じように幸せに暮らせる”と、どんどん世界を征服し、とうとう残るはちいさな国ひとつのみ。

 すべてを自分の国に、と考えた大統領は、小さな国を征服しに行くが・・・

 かなり重い内容の「戦争と平和」をテーマにしているのに、子供にもわかりやすく、楽しげに描かれている。
この絵本の本当に伝えたいことを、子供が理解するにはまだ難しいかもしれませんが、子供レベルでの「幸せなことって」ということは充分伝わっているはず。

 世界のどこかで、争い事が起こっている今日。
世界の子供たちが、この絵本を読んで、何か感じることができればいいなぁと思います。
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なかなかよいと思う 穏やかなピカソ?   投稿日:2007/12/04
クリスマスのちいさな木
クリスマスのちいさな木 作: クリス・ラシュカ
詩: e.e.カミングズ
作: クリス・ラシュカ
詩: e.e.カミングズ
訳: さくま ゆみこ

出版社: 光村教育図書
「クリスマス・ツリーになりたい」というちいさな木が主役のお話。

 ピカソを連想させる幾何学的な絵が、独特で印象的。
色使いはとてもやさしくて穏やか。
読んでいくよりも、ディズプレイとして飾っても楽しめる絵本。

 ちいさな トラックは
 ちいさな 木を
 ちいさな きしゃまで はこびました。

 と「ちいさな−」が連続して続く、リズムの良さもまたいい。

 息をたくさん吸い込んで、息継ぎなしで読みきるのが 私の読み聞かせのポイント。
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あまりおすすめしない 夢のないサンタ・・・   投稿日:2007/12/02
さむがりやのサンタ
さむがりやのサンタ 作・絵: レイモンド・ブリッグズ
訳: すがはら ひろくに

出版社: 福音館書店
 クリスマスの時期によく目にするこの絵本。
表紙のサンタさんのかわいさに、とても心惹かれていました。

 今回やっと初めて読んでみたのですが・・・
漫画チックな、というかサンタさんが主人公の漫画です。

 絵はとても魅力的で、漫画な所もまたいいのですが・・・
「さむがりやのサンタ」さんは、ずーと愚痴をいい、しかたなーく仕事をしている。
 大人の私としては、ちょっと愛嬌あってかわいらしさもあるのですが、子供に読んであげるのはやめました。
 
 未だになんとなくですが、サンタさんの存在を信じている子供たちにとって、この絵本のサンタさんは、夢を壊してしまいそう・・・

 表紙の絵はすごーくかわいいし、とても有名な絵本。
英字版も本屋さんにならんでいます。
 英字のものを、子供に想像させながら読ませるのはいいかもしれない。
 クリスマスのディズプレイとしても、お洒落な絵本なので、英字の絵本を購入した方がいいのかも。
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なかなかよいと思う ティラノサウルスシリーズの原点   投稿日:2007/11/30
メリークリスマスおおかみさん
メリークリスマスおおかみさん 作・絵: 宮西 達也
出版社: 女子パウロ会
 「おまえうまそうだな」のティラノサウルス シリーズの大ファンの子供と私。
クリスマスシーズンにピッタリの、宮西達也さんの本があったので借りてきました。

 おおかみさんシリーズの1冊。
これを読んだ時に、「この本がティラノサウルスシリーズの原点だ!!」って思いました。
 
クリスマスイヴの日に、美味しいご馳走のこぶたたちを捕まえにきたおおかみさん。ところが足を滑らせて・・・
 人のいいこぶたたちに看病されて、自分の言いたいことが全く正反対に伝わってしまうおおかみさん。
こぶたたちは「メリークリスマス」と、プレゼントまでくれました。 おおかみさんは・・・?
 喰う者・喰われる者の間の、心温まるエピソード。

 こぶたたちにとっても、おおかみにとっても、素敵なクリスマスだったと思います。

 ぜひこの季節にオススメの一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 必読の一冊   投稿日:2007/11/29
ひゅるりとかぜがふくおかで
ひゅるりとかぜがふくおかで 作・絵: accototo ふくだとしお+あきこ
出版社: 幻冬舎
「げつようび
 ひゅるりと かぜが ふく おかで
 すとんと きから みが おちた」

 から始まるこの絵本。
「はらぺこあおむし」の二番煎じかな? ってちょっと思いましたが、個人的にはさらに上を行く一冊。

 食べる者・食べられる者。
自然界の食物連鎖を、子供でもわかりやすく描いた絵本。

 5・7・5の俳句のような、リズムの心地よさ、色鮮やかではっきりとした絵、あれっ?って思うとちょっとしたフェイントがあったり・・・

 読めば読むほど、味がある一冊。
「どようび」の最後の一文がとても印象的。
私たち人間は、食べる物すべてに感謝をこめて、いただかなければいけませんね。

 幼い幼児でもわかりやすい、必読の一冊です。
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