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ほしの

ママ・50代・広島県、女の子19歳 男の子16歳 男の子13歳

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自信を持っておすすめしたい ちょっと大きい子向きかもだけど  投稿日:2009/04/02
グリムあかずきん
グリムあかずきん 作: グリム
絵: リスベート・ツヴェルガー
訳: 池田 香代子

出版社: 冨山房
あかずきんは、数多くの本が出ていますね。
いろいろ悩みましたが、全くの私の趣味を優先させて、ツヴェルガーのものを選びました。
絵は美しいです。説明されすぎず、柔らかく淡い色合いが素晴らしいです。

多くのあかずきん絵本で、被っているのが防空頭巾のようなものであるのに対し、この絵本では、帽子なんです。でも、グリムのドイツ語の原題からすると、この絵本の帽子が忠実なのかな、と感じています。

絵も、面白いですね。
先に他の方がレビューで書かれていますが、おばあさんがひっぱり出されている所の絵なんです。
また、おばあさんの家であかずきんがおおかみと対面している所も、おおかみの後ろから描かれているので、こんな構図も珍しいのかな? 昔、私が読んだものは、あかずきんの後ろから描かれていておおかみの顔が見えるものだったので。

ただ、最初にページを開いたとき、「字が多い」と思いました。
最初のページが特に多く、次のページはそこそこに多く、後は程よいです。
出版社さんのサイトを見ると、小学校低学年が対象年齢なので、うちは早過ぎたんですね。3歳なので、今までそういう絵本を読んで来たので、仕方ないかなと思います。
対象年齢が高い本を読み慣れている方には、普通かもしれません。
でも、娘は気に入っているようで、何度も読んでと持っては来ます。

大人が、画集のような形で所有できるような美しい絵の絵本でもあります。
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あまりおすすめしない 絵は美しくて好きなんだけど…  投稿日:2009/03/18
花さき山
花さき山 作: 斎藤 隆介
絵: 滝平 二郎

出版社: 岩崎書店
「この花は ふもとの 村の にんげんが、やさしいことを ひとつすると ひとつ さく」
でも、
あやの妹への優しさ
双子の兄の弟への優しさ
これは、優しさというより、辛抱です。文中でも、しんぼう、という言葉が使われています。
二人とも、優しさから譲ったというより、誰かが辛抱しなくてはいけないから、仕方なく辛抱している、というかせざるを得なかった。確かに、強要されたわけではなく、優しい方が相手を思いやって折れたんだろうけど、気持ちよく相手に譲ったわけでなく、せつなく涙ながらにですね。

あやは、ばばに会って花さき山の存在を知ったし、ある程度道理もわかる大きい子なのでまだ救われます。
が、双子の兄。可哀想過ぎます。辛抱しているのにもかかわらず、母親と弟の、兄への思いやりのなさが、読んでいるこちらは痛々しく、嫌な気持ちになります。乳児でそんな優しさが持てるのかはともかく、ほとんど同じに生まれた兄は、兄ちゃんだからと弟を思いやれ、でも、弟は兄に対して思いやりのかけらもなく、もう片方のおっぱいも奪っちゃうの?また母親には、せめて、あとからあなたにもおっぱいあげるね、ごめんねといったまなざしが欲しかった。

「八郎」や「三コ」のエピソード。こちらは命も落としています。
誰かのために、辛抱したり、命を落としたり、自己犠牲を扱った本は、扱いが難しいと思います。子どもに与えるには注意がいると思います。
辛抱にもいろいろあります。今の社会、弱い立場にいる人々が、しなくてもいい筈の辛抱をどんどんしょいこんではいないでしょうか。そんな辛抱から優しい人ほど抜け出せず、強い立場の人が、その辛さの上に、ぬくぬくと生活してはいないでしょうか。

絵は美しくて好きなんだけど…
どうしても後味の悪さを感じます。
参考になりました。 14人

ふつうだと思う 真面目に考えるとひっかかる  投稿日:2009/03/13
ぐりとぐら
ぐりとぐら 作: 中川 李枝子
絵: 大村 百合子

出版社: 福音館書店
娘が2歳になったばかりの頃は無関心。
3歳になってから読むと好きな本になりました。

でも、私からすると、何だかな…
たまごの命はどうなるんだろう。無精卵かもしれないけど、明日にも孵化するたまごかもしれないし。

たとえば、たまごを、森の動物たちみんなで温めて孵化させる話だったら?まあそうなると全然別の話になっちゃうけど。ブルーナの「ふしぎなたまご」のたまごも、ぐりとぐらが見つけたのだったらカステラにされてたのかな、なんて親としては複雑な気分。

それとも、落ちていたのがたとえば巨大なりんごで、アップルパイでも作るのなら受け入れられたかも。

でも、娘は、カステラ系の食べ物に興味なしで、これを読んだから、カステラなどを作りたがったり食べたがったりはしないです。
動物さんがいっぱい出て来るのがいいようです。
また、最後のたまごの殻の利用法が楽しいみたい。
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なかなかよいと思う 懐かしくも新鮮  投稿日:2009/03/10
おばけのバーバパパ
おばけのバーバパパ 作: アネット・チゾン タラス・テイラー
訳: 山下 明生

出版社: 偕成社
私が子どもの時、アニメで見ていたバーバパパ。元々が絵本とは最近まで知りませんでした。

大人目線で見ると、人間は身勝手だなと感じる絵本です。
そして娘にとって何で何でが多い絵本です。
何でバーバパパは動物園に入れられたの。
何でバーバパパは動物園を追い出されたの。
何でこの人(酔っぱらい)がいるのに、ひとりぼっちなの。
何でひょうがいて、たすけてなの。
何でおとうさんはバーバパパの家を作ってくれたの。
ほかにもいろいろ。

私としては、何で名前に「パパ」がつくのかが疑問。後に結婚して子どもができた時点でパパになったわけでなく、独り身の時からパパなのね。
あと、バーバパパは姿を変えられるなら、ちいさい体に変わってフランソワの家に一緒に住むのは無理?長時間の変身はしんどい?小さくなるのは無理?
やっぱり何でが多い絵本かも?

絵は、パリ?の街が描かれていて、さりげなくオシャレですね。
娘は「えんちょうさんは ぷりぷり おこって」や
「ひょうひょいと ひょうを つかまえて」の表現がお気に入り。
また、文全体が、優しく柔らかく、翻訳がいいなと感じます。
「バーバパパはね、にわで うまれたんです」や、語尾が「いうんです。」「くれないんです。」「もどってきましたよ。」などなど、話しかけるような文体で、読む側は読みやすいし、聞く子どもも、すっとお話が心に入っていくのかなって感じます。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 反応が違います  投稿日:2009/03/06
ごぶごぶ ごぼごぼ
ごぶごぶ ごぼごぼ 作: 駒形 克己
出版社: 福音館書店
娘が一歳の頃に買った本ですが、娘はとにかく穴に反応し、覗いたり指を入れて遊ぶのが好きでした。読む絵本よりも、遊ぶ絵本でした。

そして現在一歳の息子。
穴には興味無し。絵や音が楽しいみたい。
同じ絵本でも、反応が全然違います。
でも、姉も弟もお気に入りなんです。

娘は、今では、弟の好きな絵本、といった認識を持っていますが、やはり穴は気になるようです。「ぷーん」って何?ときいてきましたが、何なんでしょうね。
全体的に読むと、海を描いているのかなと思えますが…

娘の時、すでにボロくなってしまっていましたが、ますます壊れかかっている本で、テープの貼り過ぎで、分厚くなっています。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい どんぐりがくりに変身したそのわけは?  投稿日:2009/03/06
どうぞのいす
どうぞのいす 作: 香山 美子
絵: 柿本 幸造

出版社: ひさかたチャイルド
うさぎさんは、どうぞこのいすにお座りくださいって意味で、どうぞのいすの立て札を立てたんだろうけど。

ろばさんが、どうしてどんぐりのカゴをわざわざいすに置いたかは不明だけど、どうぞの意味が、うさぎさんの意図とは違った解釈でつながっていき、最後はろばさんびっくりです。

やってくる動物たちが、後に来る誰かの為に、自分が持っているものを残していく。
「どうぞのいす」とは書いてあっても、「次の人の為に何かを残していって下さい」なんて書いてあるわけでもなければ、誰かが見ているわけでもないのに、知らない誰かの為に優しい気持ちを持つ、そんな優しさが描かれた絵本ではありますが。

でも、ろばさんびっくり、な絵本として楽しんだ方がいいと思います。娘は、いろんな動物さんたちがでてくるのが楽しいみたい。
優しさを持ってね、と教育的なものを与えようなんてことは考えずに、「どんぐりがくりに変身したそのわけは?」みたいな話として楽しんで、優しさな部分は、もっと大きくなった時に、背景として優しさがあったんだと、気がつけばいいかなと思っています。
参考になりました。 3人

自信を持っておすすめしたい どのパンを食べるか選びきれません  投稿日:2009/03/05
からすのパンやさん
からすのパンやさん 作: かこ さとし
出版社: 偕成社
私自身が子どもの時、大好きだった絵本です。
幼稚園の教室にあって、クラスの人気絵本で、いつも誰かが読んでいるので、なかなか読むことができなかった本です。

自分に子どもができたら、是非とも読ませてやりたいと思っていました。
私は5歳の時に読んだのだけれど、与える年齢的タイミングはいつ頃だろう?3歳だけど大丈夫かな、と与えたならば、娘も大好きな絵本になりました。

読み聞かせながら娘の反応を見ていると、確かに私もこういう所が好きだったなと、喜ぶツボは同じみたい。(子どもはみんな同じかな?)
からすのこどもたちが、黒ではなくいろんな色をしていて、名前が「オモチちゃん、レモンちゃん、リンゴちゃん、チョコちゃん」なのが好き。
そしてやっぱり、いろんなパンがズラズラっとでてくるあのページ。私も好きだったな。
娘は、このページがくると、ずっとこのページから離れません。なかなか次に進めません。

とってもお勧めのいい絵本です。が、ちょっと気になることが…
カラスは鳥なんで、おっぱいは飲まないけどな〜
そんなことを言い出したら、多くの絵本で、この動物はこんなもの食べないよ〜とかツッコミだらけになっちゃうけど、この本に関してはちょっと気になるな。
娘は、おしめっておむつのこと?ときいてくるけど、昔はおしめという言い方が一般的でしたね。ちょっぴり時代を感じます。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 怖い?かわいい?  投稿日:2009/03/04
ねないこ だれだ
ねないこ だれだ 作・絵: せな けいこ
出版社: 福音館書店
これを買ったとき、娘は一歳だったかな。怖がらなかったです。
おばけ、かわいいし、好きだったみたい。読み終えた後は「もういっかい」でした。

最近も、時々読みますが、娘は本そのものは怖がらなけど、おばけに連れて行かれるのが怖い、という感覚は持つようになりました。

夜寝ないと、そろそろおばけの来る時間だよ、と言うと、怖がります。
本人は寝たがってるのですが、寝ようとしても寝られないこともあるし、弟が騒いでそれで寝られなかったり。
弟を寝かせるのが先です。
弟はまだ一歳になったばかり。まだ、おばけに連れて行かれることは理解できないので、この本で寝かせることができるのはまだ先ですね。
弟も、3歳ぐらいになると怖がるんだろうな。

私自身は、おばけになって飛んでいくところで終わっていて、それでその後どうなるかわからないところが、恐怖感をより引き立て、シュールで好きな絵本です。
せなさんの他の絵本も、靴下が最後まで出て来なかったり、子ども向けの絵本なのに、問題提起的な終わり方をしていて好きです。

そういや、「そろそろおばけが来る時間だよ、絵本に書いてあったでしょ」、と言ったとき、「本読んで〜、本読んで〜」、と本を読んでもらいたい回線にスイッチが入っちゃったことがあり、場合によっては、使い方を気をつけないといけない本かもです。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う もりのこえはちいさい…  投稿日:2009/03/02
もりのこえ
もりのこえ 作・絵: 田代千里
出版社: 伊藤忠商事
この本は、知人から、愛・地球博のお土産にいただいたものです。
この博覧会、ちょうど娘が生まれた頃にやっていたので、私も夫も行かなかったし、娘はキャラクターの存在も知りません。
長い間、娘がぐちゃぐちゃにしかねないと、ぬいぐるみと一緒に箱に入ったまましまっていたのですが、娘がみつけて箱から出したのは、二歳頃かな?

キャラクターものだしって期待もしてなかったのですが、なかなかいいです。

知りたがりやのキッコロが、モリゾーじいさんから「もりのこえ」の話をきき、もりのこえを聞きたくて森に入るのですが、迷子になってしまう。
でも、もりのこえに助けられ、モリゾーじいさんと再開できるのですが…

森もですが、山のこえ、風のこえ、川のこえ、土のこえ、私たちの周りには、自然のいろいろな声があると思うのです。その声の存在に、なかなか私たちは耳を澄ますことはないと思うのです。
「もりの こえは ちいさいからな。だから、みみを すますことじゃよ」
このモリゾーじいさんの言葉は心に響きます。これ以上、森を失って欲しくないなと感じます。

先日娘が久しぶりに読んでと持ってきて、ふと作者の名を見たら、田代千里とあります。あれ、たしろちさとさんなのね。と今頃気がつきました。
他のたしろさんの作品に興味を持ったばかりだったので、それも読んでみたくなりました。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う ちょっと落ち込むな…  投稿日:2009/02/23
ちょっとだけ
ちょっとだけ 作: 瀧村 有子
絵: 鈴木 永子

出版社: 福音館書店
大人と子どもと、感じ方がかなり違う本かもしれませんね。
幼い子どもが、今まで母親にやってもらっていたいろんなことが、1人でやってみたら“ちょっとだけ”できたよ。なっちゃんは、赤ちゃんがやってきてお姉さんになったことがきっかけで、何でも1人で頑張ってやってみて、大きい女の子って意味でのお姉さんにもなっていくんですが、いくら頑張っても、眠い時は甘えがでちゃうものです。

なっちゃんの物語として読んだら、素直に感動できるのですが、我が家の実情と照らしあわせると、ちょっと落ち込んでしまうのです。

うちは上の子が、赤ちゃん時代から甘えが強烈で母親べったりの子でした。
「二人目ができると、とにかく上の子をしっかり構ってやりなさい」、とはよく聞くことですが、下が生まれてからも、上の子の甘えは強烈で、言われるまでもなく、上をしっかり構わざるをえず、下の子には、ちょっとだけどころか相当に我慢させてきて申し訳なく思っています。(上の子が赤ちゃんの時はあれほどまでに構ってきたのに、下の子はほったらかしが多く自己嫌悪)
上の子も、下ができたことで我慢はいっぱいしてるでしょうが、上の子の気持ちに答えてやることに、相当に頑張っているつもりなので、この本は、ちょっと落ち込んでしまいます。
二人目妊娠中に読むなら、上の子ってこんな気持ちだよって分かっていいとは思うのですが。

でも、他の方の感想を読むと、こんな風に感じているのは私だけみたいで、私って親としての資質に欠けるのか、人間的にひねくれてるのか、またまた落ち込むな…

娘(上の子)は、この本は、自分と同じくらいの年頃の子どもがいろいろ自分でやってみている所に興味があるみたいで、お気に入りのようです。「自分はこぼさずに牛乳つげるよ〜」なんて言っています。
最後の、なっちゃんが赤ちゃんにお花をあげている絵が好きみたい。ママとお買い物に行く途中に咲いていた花ですよね?。娘も弟に、道ばたのお花を持って帰ってきたことがあるんです。私もこの絵がいちばん好きです。
参考になりました。 3人

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